峯享男の磯釣り論

公開年月日:2007/09/23


釣りは推理ゲーム

 グレ(メジナ)やチヌ(黒鯛)にしろ、磯に渡礁してから推理が始まります。
 磯の形、沈み根、海溝、サラシの出方、潮流・・・・今日の「ポイント」は・・・?

 サラシは白泡が出ているから直ぐに分かるが、潮流は見極めるにはそれなりの年数と経験が必要です。
うきを投入して右流、左流、サラシの流れ、潮流の流れ・・・等々は常に変化してます。これが自然相手の釣りなのです。

 どこに撒き餌を投入し、どこにうきを投入するか、全て推理ゲームなのです。自分の推理が何パーセント当たるかで、その日の釣果に結びつきます。
 その確率を高めるためには、きっちりと潮目を捉え、的確に魚の居るポイントまで「刺し餌」を運んでくれるみねうきが大きな役割を果たします。

 みねうきは、水面下に"17〜18cm"程度沈んでいる足長形状であり、その先端に道糸が通る環付きうきであります。したがって、道糸は水面の風波の影響を受けにくく、さらに水面下の足長部分が潮の流れを捉えるため、潮流に従って流れてくれるのです。<参考図参照>
 つまり、みねうきは、撒き餌の流れと完全に同調し、お魚さんの口元に刺し餌を運んでくれます。さらに、視認性に富み、うき当たりの良さ(高感度)も兼ね備えていることから、確実に釣果パーセントを上げることができるのです。

以上

2007年9月23日

峯 享男

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