峯享男の磯釣り論

公開年月日:2008/03/21


チヌの乗込みが本格化

 桜前線の北上と共に、チヌ(黒鯛)の乗込みが各海域で本格化する厳寒の冬だったわりには、今年の海水温は全般的に高く、特に紀伊半島の和歌山側では海水温が14.5℃〜16.0℃もあり、チヌの乗込みが本格化しております。

 チヌのメッカである湯浅田辺湾では、居着きに混じり銀色鮮やかな乗込みチヌも連日釣れ始めております。
 また、磯釣りで人気の高い寒グレ(メジナ)は、荒天続きで釣行ができない間に終わってしまった感があります。

 チヌはグレに比べ引き味はさほど強くはないが、警戒心が非常に強い魚であり、チヌ特有のウキ当たりを好む釣り人も多く、グレ釣りと二分しております。
 停止してエサを食べるチヌのウキ当たりは微妙で、少しでも違和感があればエサを吐き出し、中通しのウキでは当たりが分からないばかりか、エサに食いついてくれません。
 みねうきであれば、水面で上下せず安定し、ウキの抵抗が非常に小さいため、食いつきが良く、さらに視認性が良いため、確実にチヌの微妙な当たりを伝えてくれます。

 このみねうきを寒グレに続き、お試し下さい。

 釣果の向上は確実です!

以上

2008年03月21日

峯 享男

戻る


Copyright (C) 2007 PRODUCE. MINE TAKAO. All Rights Reserved.
Design by MIYAGI-HOUYUUKAI Yoshiaki.U

許可のない無断転載・転用を禁止します。

E-mail


− Page End −