峯享男の磯釣り論

公開年月日:2008/04/27


今季のチヌ状況

 太平洋側は、乗込みが早く、関東〜九州エリアは、もう終盤に近い状態であります。
  しかし、日本海 瀬戸内は乗込み本番に入ってきました。

 チヌ達の産卵場となる藻は、例年に比べ少ない状況であります。これは、冬場の海水温が高かったため、藻の発育が悪かったものと思われます。

 先般、島根県隠岐島で、実釣講習会を行いましたが、例年釣れるはずのポイントでは数が伸びず、磯場のポイント選定に工夫が必要でした。

 もともと、湾内性の魚でありますので、「産卵期」である今の時期は、サラシの強いポイントでは、あまり釣果は延びないものです。
  渡船店によっては、磯の先端のサラシ場を好んで渡礁するケースもありますし、釣り人自身もそのような沖を好む人も多いものです。
  しかし、まるで野池の野ベラ釣りのようなポイントで大釣りすることが良くあります。

 こんな時にこそ、魚に違和感を与えず、当たりが明快に分かる「みねうき」は威力を発揮します。
  みねうきは、棒型ながら水面で上下しないので、微妙なうきの変化にも対応できるのです。

以上

2008年04月27日

峯 享男

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