峯享男の磯釣り論

公開年月日:2009/02/15


春一番、そして春の訪れ

 春一番に黄砂の飛散、また、関西地方では梅の開花。このように、地上では1ヶ月近くも早い春の訪れを迎えております。
 また、海の方も各海域水温は高めで、紀伊半島周辺では15〜16度もあり、例年に比べ2〜3度程度高い状態であります。
 これは、地球温暖化の影響なのか、紀伊半島周辺では早くもチヌ(黒鯛)の乗込みが始まっております。
 本来は抱卵期の寒グレ(メジナ)の真っ最中の時期なのに、ここ2〜3年は今一であり、抱卵状態も非常に小さいため、チヌとグレの同時産卵期になる可能性があります。
 
 グレの場合、磯に釣り上げた際に白い液体が出始めると抱卵期が終盤となり、1〜2週間で寒グレ期が終わるパターンでした。しかし、ここ2〜3年は、そのパターンが乱れてきているようであります。
 5月にお腹がパンパンの抱卵グレが釣れたり、生態系が崩れ始めているのかもしれません。

 抱卵時期のグレのうきのアタリは、チヌ同様に非常に渋い状態で、中通しうきでは確認できないアタリも結構多くあります。
  このような中通しうきには出ない渋いアタリを明確に確認・体感できるのがみねうきであると自負しております。
  私の会員(峯友会)の方々もみねうきを使用しており、日本各地の磯場において渋いアタリを明確に確認し、その結果、良い釣果をあげております。

 まだ、使用したことのない釣り人の方々は、是非、試してみて下さい。
  使用したことがなく、不安感があっても心配はいりません。
  使用に際しての全ての不安等は、うきの製作者である私や使用に熟練している峯友会会員からメールや電話、また実釣講習会等でご指導申し上げます。

 販売することだけが目的ではなく、基本的な釣り方を会得して頂き、良釣果を上げて頂くことが私の目的であり夢であります。

以上

2009年02月15日

峯 享男

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