峯享男の磯釣り論

公開年月日:2009/12/01


寒グレシーズン到来

  今年も残り少なくなり、寒グレシーズンと言いたいところですが、全国的に海水温は高めで、今ひとつ良型の回遊が遅れ気味です。

 離島に釣行すれば60cm台も出る可能性はありますが、近海では口太グレの40cm台がポチポチと言うところでしょう。

 海面水温と海底水温の差もあり、小型は浅ダナで釣れますが、学習を積んでいる大型は自分に合った水深に居り、なかなか海面近くまで浮上してくれないのが今期の寒グレだろうと思われます。

 もちろん、うきの当たりも千差万別で、中通しウキをすーっと持っていくのは三割程度であります。10匹魚が付け餌をくわえ、3匹釣ったら三割バッターです。

 潮流の見方、撒き餌の打ち方がとても重要です。ボイルの撒き餌の場合、どんでもない離距離まで海面を流れていってしまうので、魚も遠ざかり、結果として当たりが少なくなってしまいます。

 学習の積んだ大型ほど知恵を持っていますので、「際釣りの徹底」と「うきの選択」が大きなポイントとなります。

 魚に合わせた50余年の手作りうき(みねうき)は、現在に至っても一本一本の削出しうきであります。私の磯場での経験を十二分に秘めたうきであります。
  中通しウキでは味わえない感動と喜びを、是非、味わってみて下さい。

以上

2009年12月 1日

峯 享男

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