峯享男の磯釣り論

公開年月日:2013/11/ 3


今年の秋磯

 随分と高かった海水温が、連続して日本列島を走り抜けた台風の影響で、日本海や太平洋ともに多少海水温が低下傾向にあります。

 海域にもよりますが、20度前後のグレの釣れる海水温になり、秋磯シーズンinと思われます。しかし、現在でも高めの海域もあります。

 今年の秋は短く間もなく木枯らしが吹き始め、多分、短めの秋磯シーズになるかと思われます。

 寒グレ釣り本番になると、逆に水温が下がりすぎて、グレの喰い渋りが心配されますが、この自然界の流れは人間の力ではどうすることもできません。

 人間にできることは、その時々の状況に合わせて、ポイントの選択、うきの選択、撒き餌の作り方や撒き方等々で「工夫」するしかありません。

 この人間にできる「工夫」次第が好釣果に繋がります。

 自然界の中で、いつものパターンの繰返しをしていたのでは、なかなか好釣果を得ることが難しくなるので、その時々の波高や潮流、風の強弱や方向等々を早く読み取り「工夫」をしていく癖を、日頃から意識して釣りをしていくことが最も大切です。

 しかし、釣り人と言うものは、一度、良い思いをすると、その時の事が想い出され、人の言うことには全く耳を傾けようとしないのが釣り人の頑固なところです。

 今期の寒グレは、深釣り系が多いと思われます。私が手作りしているみねうきの中には、近年、製作を始めた特うきがあります。

 特うきは、みねうきと同様の仕様で、違うところは1号サイズの負荷まで使用できると言うことです。

 したがって、深釣りや強烈な風の時なども使用できるように削ったうきですので、一度、お試し下さい。

 うきの選択は、人間にできる「工夫」の重要な1項目です。

 通常のB〜6B相当のみねうきに加え、深釣りや強風時にも使用可能な特うきで、今期の寒グレ釣りを楽しんで頂ければ幸いです。

 

 

以上

2013年11月 3日

全国峯友会主宰 峯 享男

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