峯享男の磯釣り論

公開年月日:2014/ 2/ 8


寒グレ釣りを制覇するには

 1年で最も寒いと言われる大寒。

 そんな中、海の方は寒グレ真っ最中です。

 今年の冬は厳寒かと思えば割合暖かい日もあり、人間も体調調整に予断を許しません。

 海の方も海水温が上昇したり低下したり・・・

 以前も書きましたが、良い釣果を出すためには天候や海に合わせた釣行ができれば好釣果が約束されるが、休日に合わせた釣行では運まかせの所が多い冬の寒グレ釣りです。

 明日、好天だろうと思って釣行しても、潮が動かなかったり・・・。寒グレ釣りは本当に気まグレ・・・。

 グレ釣りは潮流に大きく影響されます。

 特に、2月、3月は抱卵時期でもあり、もともと神経質な魚なので、潮が流れない時にはその状況に応じた釣り方が必要となります。

 それは、撒き餌のブレンド方法や撒き餌ワーク、そしてウキの投入位置等々により釣果が左右されます。

 いつも渡礁するポイントでも寒グレの行動は変わることが多く、釣れてくるまで時間がかかる気難しい釣りになるので、いつも以上に丁寧な釣りに心がける必要があります。

 特に重要なのはウキの選択です。

 どこの釣具屋さんでも多種販売している中通しウキ。したがって、必然的に多くの釣り人が使用しているウキの種類は中通しウキとなります。

 しかし、この時期の魚のウキ当たりは非常に微妙な当たりであることが多く、中通しウキではそのわずかな当たりを認識することが不可能となります。

 また、しばらく流していても当たりが無いと思い仕掛けを回収してみると付け餌が取られていたり。餌取り・・?いや、本命の可能性が高いと思います。

 さらに、中通しウキを使った仕掛けに魚が喰ってきても、ウキの抵抗が大きいため、魚はすぐに付け餌を吐き出してしまいます。

 その点、自負になりますが、みねうき水面から先端が出て足の部分が水面下に約18cm沈んでいる分、潮流に乗り撒き餌と同じ道筋を流れ、さらに抵抗が非常に少ないウキです。

 また、寒グレのタナの深い釣りでもきっちりと当たりが分かる特徴があります。

 この寒グレシーズンになると結構みねうきの注文が来ます。

 最近では、中通しウキの発祥の地である徳島県からも多くの注文が来ていることを考えてもみねうきの有利性が理解できると思います。

 このネットを通しての購入者には、1本の方でも必ず仕掛け見本を同封して発送しております。

 中には感激して頂き、礼状を書いて送ってくれる方も居ります。

 釣り人は1匹でも多く釣りたいと思う釣り天狗です。

 一度、私の手作りであるみねうきをお試しあれ。私もその中の一人ですが・・・。

 

以上

2014年 2月 8日

全国峯友会主宰 峯 享男

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