峯享男の磯釣り論

公開年月日:2015/10/ 2


撒き餌とウキの選択≒餌取り対策

 台風続きの海は各海域ともにうねり続きで、特に太平洋側は釣りのできる日は少ない状況でした。

 海底の混返しで今年の秋冬の磯釣りは好釣果になると思われます。

 しかし、20度ラインにはエルニーニョが相変わらず居座っていることから、海水温は高めに推移し今年の本格的な寒グレシーズンは遅れ気味になるかと思われます。

 長期予報では厳寒予報は出てないものの、自然界のこと、予報が変わることもしばしばあります。

 全国的に今年の冬の海水温は全国的にやや高めだと思います。

 釣り人にとっては好釣果が得られる今年の冬となると期待を込めて予想しますが、問題は餌取り対策です。

 潮流のあるポイントに乗れればラッキーですが、自然界は釣り人の都合には合わせてはくれません。

 そんな時には、撒き餌のブレンド方法や撒き餌の打ち方に工夫することが非常に大事な事です。

 また、ウキの選択も好釣果へ繋げる大きなポイントです。

 私が1本1本、丹精を込めて手作りしているみねうきは、海面上にトップが出ていて、かつ、安定性がバツグンです。

 お魚さんが付け餌に興味を示して口を少しだけ使った時にはトップが「ゆらゆら」とする小さな当たりまで視認できます。

 みねうきは棒ウキと中通しウキの良いとこ取りです。

 棒うきの感度の良さと視認性、中通しウキの安定性、それらの長所を兼ね備えたウキがみねうきです。

 また、潮流の早いポイントではウキを止めては流し・・・の繰り返しで刺し餌を常に先行させる釣法(ピストン釣法)で釣果は格段にアップします。

 このようなウキをまずは試してみませんか?

 きっと、目から鱗、そして、魚を釣ったことへの感動と喜びを是非味わって頂きたいと思っています。


以上

2015年10月 2日

全国峯友会主宰 峯 享男

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