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「杵築(きつき)勘定場の坂」 大分

撮影 1980

豊後の海辺の城下町、杵築。北台、南台と呼ばれるふたつの丘の上に、武家屋敷街が広がっている。長屋門を備えた屋敷や土塀が美しい屋敷が軒を連ねている。そして、ふたつの丘を結ぶ坂にも独特の風情が感じられる。石畳を敷き詰めた階段状の坂道に沿って並ぶ家並みには、杵築ならではの趣きが感じられる。勘定場の坂のゆるやかな傾斜と広い石段は、馬や駕籠かきの脚に合うように考慮されたもので海を見降ろせる杵築の代表的な坂である。