心理統計法T    
     
単位:       2
対象学部: こども心理学部  
科目区分: 心理統計法T
科目名 担当 昼・夜 曜日 時限 キャンパス 学年
心理統計法T 大橋 恵 秋学期     通学 1
                 
授業概要          
 心理学においては実験・調査データを分析するために統計は不可欠である。なぜなら、統計的検定を行うことによって、得られたデータのパターンが信頼できる差なのかそれとも誤差の範囲内なのかを判断できるからだ。
 この授業では、心理学の研究を行う上で必要となる統計学の理論と方法及びその基礎的な考え方の習得を目指す。数学的な知識の少ない学生が多いと思われるので、なるべく数式を使わない教科書を採用し、記述統計・確率の考え方から始め、推測統計の考え方の理解、相関関係の算出と検定、比率の差の検定、平均値の差の検定などを学習する。
 基本的に講義であるが、演習問題を多数設定し、実際に解きながら進めることで理解を深められるようにしたい。
                 
授業の具体的目標
1. データをまとめ、情報として伝達する能力を養う
2. 推測統計の考え方を習得する
3. 基本的な統計的検定(t検定、相関係数の算出、カイ自乗検定、1次元の分散分析)を理解し、実施する能力を養う
                 
成績評価の方法
1.確認テストの成績 (各10点 × 4 =40点)
2.最終試験の成績  ( 40点 )
3.授業参加: アサイメントの解答、議論への参加、質問、出席状況など ( 20点 )
上記3つの総合点(100点満点)で成績をつける。
                 
アサインメントおよびレポート
アサインメント: 随時与える。
レポート:予定なし
                 
学生へのメッセージ
 心理学を理解するために統計は欠かせません。けれども独学が難しいことも事実。
 この授業では、図表や例を多用して解説し、演習問題を解きながら進めていきます。数学の苦手な方にも考え方・意味を理解していただけたらと思います。
 なお、期間中の予習復習は必須です。自分で教科書や参考文献を読んだ上で授業を受けると(予習すると)、より理解しやすくなります。また、ほぼ毎週復習用のアサイメントを出しますが、これをきちんとこなすことで習ったことが身に付きます
 また、電卓(√計算できるものが望ましい)を用意しておいてください。
                 
オフィスアワー
場所: 研究室 309号室    時間: 毎週XX曜日 午前XX時からXX時半まで(未定です)
上記で都合がつかない方は、メールにてご相談ください。
授業の内容と計画
第1回: 第1章 統計的調査 + 第2章 収集された標本の記述
         なぜ心理学において統計が必要なのか概観し、授業の進め方について説明する。
第2回: 第3章 データのまとめ方
         図表による表現、数値による表現について扱う。
第3回: 第3章 データのまとめ方  +  確認テスト1
         数値による表現の続きとして、ばらつきを示す指標を扱う。
第4回: 第4章 分布の形状
         正規分布について扱う。
第5回: 第4章 分布の形状の続き  +  
確認テスト2

第6回: 第5章 標本から母集団へ
         手元にある標本から母集団平均を推定する方法を扱う。
第7回: 第5章 標本から母集団へ 
         その他のパラメータの推定
第8回: 第6章 標本間の比較
         2標本の平均値の差の検定を扱う。

第9回:  第6章 標本間の比較  +  確認テスト3
         ちらばりの比較、ノンパラメトリックな方法
第10回: 確認テスト3の解説  +  第7章 有意性検定の応用
         片側検定対両側検定、t検定とZ検定などを扱う。
第11回: 第7章 有意性検定の応用
         いくつかの平均の比較(分散分析)を扱う。
第12回: 第7章 有意性検定の応用  +  
確認テスト4
         比率の比較(カイ自乗検定)を扱う。
第13回: 第8章 関係の解析
         相関の強さ、相関係数
第14回: 第8章 関係の解析
         予測と回帰
第15回:
最終テスト

(計画ですので、多少前後する可能性があります)
著書名 著者 出版社 教科書/参考書の別
新・涙なしの統計学 D.ロウントリー(著)
加納 学(訳)
新世社 教科書
よくわかる心理統計 山田剛史・村井潤一郎 ミネルヴァ書房 参考書
心理統計学の基礎 南風原朝和 有斐閣アルマ 参考書
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