冬の常滑 つばき
 常滑やきもの散歩道の途上にデンデン山という場所がある。かつて、そこは冬になると椿の花でいっぱいになったという。坂の小径にそって立ち並ぶ椿の木々。咲き乱れる花の下でラブレターを手渡した思い出を語るお年寄り。地元の人々の記憶には、失われてしまった風景が今もなつかしく浮かび上がる。
 この冬のやきもの散歩道を歩いてみよう。道々に、植えられて間もない椿の木が目に止まる。小さな木に一輪二輪と咲く花。いずれ豊かな椿並木が、ふたたび冬の散歩道を彩ることになるだろう。

 今回、つばきの小径を再生するプロジェクトの一環として、常滑やきもの散歩道Aコース途上に7ヶ所の店やギャラリーなどで様々に椿をあしらった作品展を開催しました。
            主 催:NPO法人 タウンキーピングの会
            椿提供:知多椿会、つばき寺安養寺
            器提供:常滑炎友会、常滑市民俗資料館、常滑市立陶芸研究所
            協 力:大蔵餅、鯉泉堂、芳春園茶舗、知多ソフィアネットワーク












「椿とあかり 展」
 「椿の器 展」
 「砂糖細工 『椿』 実演」
「知多半島物産と観光展」ステージ
                    若林まこと 作
■1月21日(土)〜29日(日) ■中部国際空港4階イベント広場
「甘酒」の提供
■1月21日(土) 11:00〜14:00 ■登窯広場にて

合わせて、われわれの活動に対して、寄付を募ったところ、7,800円もの浄財をいただきました。ご協力大変ありがとうございます。