結・婚・式

(Announcement/Music/Minister enters)

Welcome to the Celebration of Marriage!

本日        (Full names)                        さんと

                                        さんとの

御結婚にさいして、御両家の皆様に心からお喜びを申しあ

げます。誠におめでとうございます。私は司祭を務めさせ

ていただく  ...と申します。

間もなく、お二人が入場されますが、その前に、これから

私たちが、どういうふうに最もふさわしい雰囲気を備え、

また、より喜ばしい場所を整えて、お二人を祝福すること

ができるかを一言説明をさせていただきたいと思います。

お手元のプログラムに「賛美歌」と書かれていますが、そ

の時には、聖歌隊に声を合わせて歌っていただきます。

その次に「聖書」と書いてあります。聖書と言いますと、

教会は神様が生きていることを宣言しています。神様とは、

天地万物を創造されたお方で、唯一の、しかも全能の神な

のです。神は人間をも造り、私達との関わりを求めておら

れます。つまり、私達の人生を共に歩むことを望んでおら

れるのです。神は私達の歴史のなかでご自分を現されて、

人間に語ってくださいました。そのお言葉の記録が聖書で

す。そのなかに結婚について神様のみ心や、人生のいきが

い、まことの幸福がどこにあるのかが記されています。こ

のような意味で、皆さまとご一緒に、神様が語られた言葉

を基として、お二人の結婚を祝ってあげたいと思います。

聖書のあとに祈祷となっています。祈祷とは「祈り」のこ

とです。「祈り」は、造り主なる神との対話だと言っても

よいでしょう。人生には様々な問題があり、自分の力では

解決できないことが多いのです。この「チャペル・ウェ

ディング」では、ご結婚されるお二人のために、生きてお

られ、私たちを導いてくださるお方に助けや祝福を祈りま

す。そして祈りの最後に「アーメン」と言いますが、「ア

ーメン」とは「そのように成りますように」と言う意味です。

どうか、私の祈りに心を合わせて、お二人のために、造り

主なる私達の「天のお父様」に共々に祈っていただきたい

と思います。

その次に誓約があります。これは最も大事なところです。

お二人がお互いに、又、神様に対しても、誠実・忠実を誓

うところです。どうか、その言葉に耳を傾けていただきた

いと思います。

それでは、新郎新婦の入場です。

(Music...Enter groom, groomsmen, bridesmaids)

(At entrance of bride...)

皆さま、ご起立下さい

(Couple to platform, followed by attendants)

(Minister moves behind altar)

そのままで、

讃美歌

プログラムの312番をご一緒に歌いましょう。

 1. いつくしみ深き  友なるイエスは

    罪とが憂いを   とり去りたもう

    こころの嘆きを  包まず述べて

    などかはおろさぬ 負える重荷を

 2. いつくしみ深き  友なるイエスは

      われらの弱きを  知りて憐れむ

    悩みかなしみに  沈めるときも

    祈りにこたえて  慰めたまわん

 3. いつくしみ深き  友なるイエスは

    かわらぬ愛もて  導きたもう

    世の友われらを  棄て去るときも

    祈りにこたえて  労りたまわん

                アーメン

どうぞ、ご着席ください。

聖書

プログラムに書いてある言葉を拝読いたします。

愛は寛容であり、愛は情深い。

また、ねたむ事をしない。

愛は高ぶらない、誇らない。

不作法をしない、

自分の利益を求めない。

いらだたない、恨みを抱かない。

不義を喜ばないで真理を喜ぶ。

すべてを忍び

すべてを信じ

すべてを望み

すべてを耐える

愛はいつまでも絶えることがない。

このように、いつまでも存続するものは、

信仰と希望と愛と、この三つである。

このうちで、最も大いなるものは

愛である。

祈祷

Let us pray.

お祈りいたします。 (Organ BGM softly)

慈愛の神様、今この男子と女子とは、神の御旨に従い、結

婚の式を挙げようとしています。私達はこの事が神の深い

御旨から出ている事を信じ、せつに祝福をお祈り致します。

恵み深い神様、この式を清めて、聖なる御名によって行わ

れるにふさわしいものとして下さい。この場にご臨在下

さって、栄光を表して下さい。今日から始まるお二人の新

しい生活が、神の御心にかない、お二人の上に主の限りな

い恵みをもたらすようにして下さい。主イエス・キリスト

の御名によってお願い致します。  アーメン

(Organ ends)

(Minister moves from behind altar, stands before couple)

式辞

私達は今ここに集まり、主なる神と会集との前で、この男

子と女子との結婚式を挙げようとしています。元々、結婚

は人類が創造された当初から、神によって定められたもの

であります。キリストは正しい結婚の在り方を示して、こ

れを祝福し、また結婚を重んじなければならない事を、聖

書を通して教えています。ですから、誰でも正しい道から

外れて結婚をしてはなりません。うやうやしく、つつしみ、

神を恐れ、かしこみつつ、なすべきであります。

(Attach last names here)

(Last names)                    さん、

                                          さん、

聖書は、夫婦関係の事を、このように教えています。

夫に対して、「キリストが人々を愛して、そのためにご自

身を捧げられたように、妻を愛しなさい。夫は自分の妻を

自分の体のように愛さねばならない。」また、「夫達よ、

それぞれ自分の妻を自分自身のように愛しなさい。辛く当

たってはいけない。」と教えています。

妻に対して、「夫を敬いなさい。」また、「キリストに仕える

ように、自分の夫に仕えなさい。」夫に仕えるというのは、

夫を支えるという意味です。しかし先立つのは、夫の配慮

です。夫の愛に包まれていたら、それに応じて、妻は喜ん

で尽くします。

また夫に、「キリストが教会の頭であるように、夫は家庭

の頭だ」と教えています。つまり、夫は家庭を霊的に指導

する責任があるわけです。妻がこの指導に応じて、夫を支

えることは、聖書の教えです。

(First names)                         さん、

                                       さん、

おめでとうございます!先日、オリエンテーションの時に、

お二人にお会いし、本当に嬉しく思いました。また、今日

このようにして、お二人の結婚式に私も参加することがで

き、光栄に思っています。

お二人のために、私が願っていることを申し上げたいと思

います。お二人を造られた神様は、お二人が生まれる前か

らも、

        (First names, no san)         -あなた、

                                                  -あなた、

それぞれの将来をちゃんと見ておられました。このお方は、

お二人を愛しておられます。また今、お二人の人生のため

に素晴らしい計画を備えておられるのです。私達は、生け

る神との交わりのために生かされています。その交わりの

中に、人生の本当の幸せがあるのです。神様を知るように

志して、また心からそのご計画を求めるならば、お二人の

人生において、ますます幸せを経験なさるのです。私は、

保証します!お互いの愛が深まり、強くなります。神様は

導いて下さるのです。私は、お二人がこのような喜びに満

ちた人生を経験されますように、祈っています。

讃美歌

430番

 1. 妹背をちぎる  家のうち

    わが主も共に  居たまいて

    父なるかみの  み旨に成れる

    祝いのむしろ  祝しませ

 3. 愛のいしずえ  かたく据え

    平和のはしら  なおく立て

    かみのみめぐみ 常に覆えば

    さいわい家に  絶えざらなん

 4. きよき妹背の  まじわりは

    なぐさめとわに 尽きせじな

    重荷もさちも  共に分ちて

    よろこび進め  主のみちに

               アーメン

誓約

只今より、神様の御前で、最も厳粛な時、また意義ある時

に入ります。

(Grooms full name, no san),

あなたはこの女子と結婚し、神のさだめに従って、夫婦と

なろうとしています。あなたは (Brides first name)

さんを妻とし、その健やかな時も、病む時も、豊かな時も、

乏しい時も、彼女を愛し、彼女を敬い、彼女を慰め、彼女

を助け、その命のかぎり、かたく節操を守ることを誓いま

すか? (Groom answers)

(Brides full name, no san),

あなたはこの男子と結婚し、神のさだめに従って、夫婦と

なろうとしています。あなたは  (Grooms first name) 

さんを夫とし、その健やかな時も、病む時も、豊かな時も、

乏しい時も、彼を愛し、彼を敬い、彼を慰め、彼を助け、

その命のかぎり、かたく節操を守ることを誓いますか?

(Bride answers)

指輪交換

どうぞ、お花と手袋をお預け下さい。

(Flowers and gloves to attendant, minister brings

ring cushion)

指輪は、継ぎ目のない丸の形になっています。これは終わ

りがない、永久に続くという意味です。お二人の愛、また、

お互いの絶えることのない清い誓約を象徴します。

(Brides ring to groom)

どうぞ、お嫁さんの指にはめて下さい。

(Grooms ring to bride)

はい、お婿さんにどうぞ..

(Minister returns ring cushion to stand)

では、神様の御前で、お二人がされた誓約の印として、祭

壇に置いてあります誓約書にお名前を書いていただきます。

祭壇へお進み下さい。

(Organ)

(Couple to altar, sign, minister signs, writes date)

どうぞ、お戻り下さい。

(Couple return to former position)

お祈り致します。

天地の造り主なる神様、私達はいま、この男子と女子とが、

神と多くの証人の前で、夫婦となる約束をしたことを感謝

致します。どうか言葉をもって約束したことを誠実ならし

め、御教えに従って、主の豊かな恵みに答えるものとなら

せて下さい。ここに形づくられる新しい家庭を祝福し、互

いに愛し、互いに仕えつつ、与えられた使命を全うするこ

とをえさせて下さい。私達の主イエス・キリストの御名に

よって、お願い致します。 アーメン。

(Organ ends)

どうぞ、お嫁さんのベールを上げて下さい。

(Groom lifts veil, kisses bride)

どうぞ (Gesture for return of gloves and bouquet)、

お返し下さい。

宣言

(Full names)                             さんと、

                                            さんとは、

神とここに集う証人との前で、夫婦となる事を約束いたし

ました。ゆえに私は、父と、子と、聖霊との御名によって、

この男子と女子が夫婦である事を宣言致します。

神が合わせられたものを、人は引き離してはならない。

アーメン。

(To couple) Congratulations and best wishes!  I am

very happy for you!

頌栄

讃美歌541番

皆様、御起立願います。

     父、み子、みたまの、おおみかみに

     ときわにたえせず

     みさかえあれ みさかえあれ

                 アーメン

祝祷

ねがわくは、父、御子、聖霊なる神があなた方一同を祝福し、

守り、導いて下さいますように。主が豊かな愛を持って、

あなた方を導き、全ての霊の祝福をあなた方に満たし、こ

の世においては共に住み、来るべき世においては、永遠の

命を継ぐ者とならせて下さいますように。 アーメン。

(Organ Amen!)

(First names)                             さんと、

                                                        さんとが、

めでたく御結婚なさいました事の喜びを申し上げます!

(Turn couple toward audience...)

I am very happy to introduce to you Mr. and Mrs. ...

(Last name)!

(Staff clap/bells/organ!)

(Couple and attendants leave)

(Minister bows, leaves) (Announcements)

Doyle C. Book

Revised October 9, 2001