ノートパソコン CDドライブ換装に挑戦
UJDA710 から UJDA740へ
東芝 DynaBook T3/410PME
(2003年5月換装)

Written by Yukimaru

ご注意! パソコンを分解することは大変なリスクを伴います。ネジ一つ外しただけでメーカーは改造と見なし、保証の適用外になります。このレポートはパソコンの改造を勧めるものではなく、あくまでも個人的なレポートですのでよろしく! それから、他の型番や他のメーカーのパソコンには当てはまらない記述が多く存在すると思います。

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このレポートはパソコン上級者さんにとっては、とーってもかったるい内容です。
僕は分解マニアとかではなく、普通のパソコンユーザーです。
細かい間違いがあっても許してちょ。(^∧^)

家内に買い与えた東芝のA4サイズノートパソコン、DynaBook T3/410PMEだったが、仕事での携帯には重いということで富士通B5サイズノートパソコンに機種変更。このDynaBookは私が使うこととなった。基本的なスペックは、PentiumV1GHz、メモリ256MB、ハードディスク30GB、DVD/CD-RWのマルチドライブ内蔵と、2001年後期のモデルとしてもまだまだ実力十分なモデルです。


前置き

【データ移動】
彼女が作成したドキュメント等は少量であったので、物理的な保存も兼ねてCD-Rに書き込んでデータ移動をすることにした。データサイズは僅か150MB程。8倍速で焼けば数分で終了する。

【あれ?】
書き込み動作が進まない。カタカタとドライブから異常な音がする。書き込み失敗。
CDをクローズしていないので、再度同じCD-Rで書き込みテスト。今度はOK。念のため3度目にチャレンジするとまた失敗。壊れてる?
とりあえず家内のデータ量が少なかったので助かった。

【サポートセンター】
保証は切れている。それに購入時に延長保証の契約などしていない私は、東芝のホームページ内、“東芝集中修理センタ”より修理依頼をすることにした。自宅まで引き取りにきてくれるという。(もちろん送料こちら払い) ユーザー情報やパソコンの故障の症状を登録、引き取り日時を入れて、さあ送信! という前に、同じページにある、『修理料金規定・概算修理金額』(PDFファイル)を参照した。すると!!!

【修理料金】
A4ノートパソコンの(CD-RW/DVD)ドライブの概算修理金額は¥43,000〜¥58,000だという。いくら技術料も入っているとはいえ、¥41,000〜というのも高すぎる。まして上限金額¥58,000なんか請求されちゃったらどうする??パソコン買えるぞ。
ということで、金額に驚いた私は修理依頼の送信フォームをリセットしたことは言うまでもない。

【沸々と・・・】
昔から機械の分解が好きな私。そんな私に『自分で交換すればいいじゃん』という、天の声が響いてくる。自分のデスクトップパソコンは何十回となく開けて増設等やっているけど、ノートパソコンともなると話は別。組上がらなかったら10数万がパー。ネジ一つ外しただけでメーカーのサポートは受けられなくなるんだぞ!

【ドライブ購入】
先ず、このパソコンに載っているドライブを確認。九州松下のUJDA710だ。この型番を元にネットをさまよう。しかし既に販売終了しており、今ではUJDA730、UJDA740に代わっていることを確認。UJDA740では、ジャストリンク機能が付き、書き込み24倍速、書き換え12倍速にパワーアップしている。色々なホームページを見ると、UJDA710から740へ換装したレポートもあり、当たって砕けろ精神で自分もこの最新ドライブの購入を決めた。インターネットサイトで¥14,780。送料・税金を入れても¥16,359で済んだ。
(現在はUJDA760が販売されています)


【いよいよ分解へ】
覚悟を決めてT3/410PMEの分解にかかる。本来のドライブ交換作業のみであればパソコンを裸にする必要はないのだろうが、どことどこのネジを外せばドライブが取り外せるか皆目見当がつかないため、ネジ一つ一つの場所を確認しつつ全て取り出すことにした。

@パネルの取り外し

キーボード上部のパネルは、PC右側の隙間から
マイナスドライバー等を入れて上に持ち上げれば
簡単にとれます。
注:ドライバーをひねって取り外すと本体にキズが付きます。
○印2カ所でキーボードが留まっています。

キーボードを取り外すには化粧パネルを取ってからネジを外しました。パソコンによってはネジの場所や数が違うかも知れません。このパソコン本体にあるネジには、全てネジ穴の脇にサイズの刻印がされていました。B20とかF4とか。Bはビス、Fはフラットのことですか?数字はミリ数です。万が一ごっちゃになってもサイズを測ればわかるのでご心配なく。問題なのは紛失することです。

Aキーボードの取り外し

キーボードを上にずらしてみます。 フィルム状のケーブルにて接続されています。

キーボードを外してもボタンがバラバラ落ちては来ないので安心です。(当然だ!) しかしそのペラペラさに驚きました。
キーボードを外すにはフィルム状のケーブルを本体から引き抜きますが、ケーブルがロックされていますので無理に引っ張ってはいけません。ソケット脇をそっと持ち上げるとロックが解除されます。逆に取り付け時にはケーブルを差し込んだらロックすることを忘れないこと。
ちなみに右の写真のキーボードのソケット左と下に見える白い物もケーブルです。一つはポインティング・デバイスのコード、もう一つはCD再生ワンタッチボタン等のケーブルです。

BCDドライブの場所確認

キーボードが無くなって寒々しい本体。
四角枠の部分にCDドライブが収まっています。
中央上の丸い物はCPUのクーリング・ファンです。
CDドライブを取り外すにはこの2つのネジを取ります。
(最初から知ってれば楽だったなぁ)

ノートパソコンの分解が初めてな私にとって、どのネジがどのパーツを押さえているか分からないので、本体裏のネジを全て取り外しました。しかし分解後になって、CDドライブを取り外すにはたった2つのネジを外せばいいことが分かりました。(そりゃそうですね。いちいち全てのネジを取り外していたら修理の人も大変だ)

取り外したパソコン上部。TFT液晶パネルのケーブル
を外し、幾つかのツメを外しながら取りました。
もう後には退けません。(-_-;)

パソコン上部を取り外すのにはめくらネジを探し当て、ゆっくりと力を入れすぎずに外していきます。何カ所かツメで留まっているところはドライバー等で優しく隙間を入れてやると外れます。
基盤が露出してきたら特に気を遣うこと。興味本位で帯電した手などで触るとおシャカになります。

CCDドライブの取り外し

本体上部を外すと、ここの2点で留まっていることを
目視できました。
(Bの画像右上、黄色い丸印の所)
90度回転させ、ドライブを引き抜いた状態。
ハードディスクがこの下にあります。
ハードディスク交換はCDドライブ交換より簡単。
HD、CDドライブを並べてみました。

ここまで分解したのでハードディスクも見てやろうと思い取り出してみると何と小さいこと。日頃3.5インチのHDDを見慣れているのでより一層感じました。HDDは本体を裏返した状態でフタを開ければ交換できるんですね。

D取り付け

新しいCDドライブを取り付ける前にやることがありました。
一つは“マスター/スレーブ”の設定。(なんのことか分からない人は改造はやめましょう。下記のリンクで勉強する?) 購入したままではうちの場合もドライブを認識しませんでしたので、いろんな先人達のホームページを見ながら、コネクターの45と47ピンをショートさせて、マスターに設定することができました。必殺アルミホイル挟み込み戦法です。
もう一つは物理的な改造。ベゼルは全く同じ形だったので細工は必要ありません。しかしベゼルの色が違い、多少違和感があるためベゼルごと移植しました。同じメーカードライブである強みです。そしてドライブを本体に取り付ける金具を移植。これで完璧です。

注意 アルミホイルは大変薄いため、改造時にはさみ込みがうまくいったとしても、使用時や移動時に切断されることがあります。(特にCD挿入時の切断が多いようです。) 私も最初のアルミホイルは切れてエラーが出てしまいました。2度目は『アルミホイルを厚くする』『ドライブをしっかり固定する』ことでその後はエラーは出ていませんが、アルミホイル使用はあくまでも一時的なものと割り切った方が良いかも知れません。
コネクターの45と47ピン部にアルミホイルを挟んで取り付けました。
(アルミホイルが移動してよそのピンとショートさせないように)

T*さんのホームページで書かれているように、ドライブを分解し、内部で半田付けをする方法もあります。)
左が新しいドライブ。本体アルミ仕上げで重量は
300g→200gになっています。
ベゼルの比較。うちのパソコンのは下部。

E組み上げ

分解した逆の順番で取り付けます。ネジ1個も残さないように気を付けましょう。また、必要以上のトルクで締め付けてプラスチックを割らないように。


起動したよ〜!

F最後に

実はこの改造を行っている途中で、このT3/410PMEに積まれているCDRW/DVDコンボドライブ、UJDA710が欠陥商品であることが分かりました。多くのユーザーが何度修理しても1年も経たないうちに同じ症状が起きるとレポートしています。しかしT社はこれをリコールとは認めていません。

もしメーカーに任せていたら・・・
● メーカーでのドライブ交換(CD−RW/DVD) 技術料込み¥43,000〜¥58,000
● パソコンがおかしいので見て貰うという料金 技術料¥10,000+送料¥2,100 (見て貰うだけです)
● 修理代が高い等の理由でキャンセルした場合 診断料¥4,000+送料¥2,100

自分でできたので・・・
● 今回の自分で改造代 ¥16,359 (ドライブ本体+送料)

一時は組み上げられるか心配だったけれど、今はすっかり度胸がつきました。個人的にはマスター/スレーブ設定をクリアしてしまえばそう難しいものではないと思います。しかしインターネットで情報を得られなければやらなかった(やれなかった)でしょう。下記サイトには感謝しきりです。

参考になったサイト・タメになるリンク
nojun さん Master/slave/CSEL 設定とか
すなふきん さん ボロPC改造計画Part2
東芝ファンサイト 東芝PCファン ディスカッションサイト
T*さん DynaBook T3を使い倒す
Amazonで光学ドライブを探す
UJDA710ドライブユーザー情報交換掲示板
分解・改造のヘルプ、UJDA710ドライブから他ドライブへの対応状況など、
皆さんの情報交換の場としてご利用下さい。
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