素顔の君が

   このままいよう もう少し
  君が自分に 戻るまで
  肩肘張って 昨日まで
  隠し続けた 寂しさを
  同じ心の 色をした
  僕なら分かって あげられる
  窓から星が 降ってくる
  ふたりで銀河へ 翔てゆく

  僕らはずっと 探してた
  心の安らぐ そんな場所
  コートの襟を 立てたまま
  君が振り向き 僕を見た
  心が揺れて 高鳴って
  僕はその目に 捕まった
  寒い季節は もう終わる
  ここはこんなに 暖かい

  泣きたい時は 泣けばいい
  思いのままを 言えばいい
  素顔の君が 勇気づけ
  僕を男に 変えていく

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