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■折々のギャ句(夏井いつき選) 巻頭句選 No6    070101〜070131
楽しみ方:先ず原句をじっくり鑑賞し、後にギャ句の深さを味わってください。
掲載日
ギャ句
原句
07.01.01
完璧や花びら餅はほの赤し/バカボン
■『今日の餅花』
この伝統的な行事を、カンペキにやって下さる。嗚呼、
まさに真の日本人ですなー。完璧なバカボンですなー。

去年今年誰かお銀を貸してくれ/藻川亭河童
■『今日の水戸黄門』
かげろうのお銀ちゃんですか?
←河童のヤツ、由美かおるを狙うとは
、フテー野郎だッ!
←しかも原句は、名句ぢゃないし。
寒紅や花びら餅はほの赤し/高木晴子





去年今年誰かお金を貸してくれ/黴円
07.01.02 午の日のわたしの留守に馬が来て/いぐあな
■『今日の居留守』
年明け早々に、こんな変な客に来られてもなー、絶句…
香取より中居はさびし木村落つ/藻川亭河童
■『今日のSMAP』
正月早々、いろいろあるんやなー、裏事情…。
母の日のわたしの留守に母が来て/谷さやん


香取より鹿島はさびし木の実落つ/山口青邨
07.01.03 くろこげの腿見失ふどんどかな/藻川亭河童
■『今日のエグぅー』
こ、これって、鶏のもも肉…ではなさそうで、おげー。
くろこげの餅見失ふどんどかな/室生犀星
07.01.05 漬物桶に塩ふれと母は叫んだか    藻川亭河童
■『今日の巻頭』
母ちゃーん、ちょっと手伝ってやろうと思っただけ
ぢゃないか、なんもそこまで怒らいでもエエやんかぁ。
おべんとを引き具してをる家出かな/いぐあな
■『今日のお願い』
母ちゃーん、ちょっと四五日でてくるし…。
漬物桶に塩ふれと母は産んだか    尾崎放哉



おへんろを引き具してをる出家かな/阿波野青畝
07.01.07 猟犬の眠つてをらぬ尻尾かな/夏井いつき⇒藻川亭河童
■『今日の偽者』
だ、だれやの、これ!?アタシちゃうからねーッ!
猟犬の眠つてをらぬ船尾かな/夏井いつき
07.01.08 やつぱり一人はさみしい煙草/藻川亭河童
■『今日の山頭火・二連発』
←やはり河童、君も孤独な愛煙家か。
やつぱり一人はさみしい枯草/種田山頭火
07.01.10 我宿は女ばかりのあまさ哉/藻川亭河童
■『今日のニンマリ』
こんなおうちに出向いた河童の鼻の下
…を想像するだけで、ゲンナリ。
男また腐つてしまふ三日かな/藻川亭河童
■『今日のゲンナリ』
嗚呼、世の男っちゅーやつらは…。

我宿は女ばかりのあつさ哉/正岡子規


男また眠つてしまふ三日かな/夏井いつき
07.01.12 はくたびに雪の深さをはかけり/藻川亭河童
■『今日の報い』
小さな願いがかなったからといって、度が過ぎるとこんなこ
とになる。つい最近も、わたしゃ、ちょっとエエ酒を見せびらかされ
てついつい…
いくたびも雪の深さを尋ねけり/正岡子規
07.01.13 朝寝せり自然薯を馳走として/藻川亭河童
■『今日の休養』
朝っぱらから、豪勢な河童ちゃん。
←そんなことしとらんで、働けよ、芝駆れよ??
朝寝せり孟浩然を始祖として/水原秋桜子
07.01.17 天敵の一敵ごとに振り返る    バカボン
■『今日の巻頭』
おおー、さすがバカボン。
「点滴→天敵」「一滴→一滴」「冴返る→振り返る」の変換もさることながら、
この作者にとっての「天敵」が何かをいろいろ想像すると、さらに可笑しい。

すばらしい乳房だ彼が居る/藻川亭河童
■『今日の類想』
尾崎放哉はギャ句られやすい作家ではあるが…
←これは以前に誰だったかが、発表済みギャ句。

墓のうらに廻す/藻川亭河童
■それならこれはどうだと、河童クン、こんな一句も。
←何やってんだよ、君??
点滴の一滴ごとに冴返る     加藤晃規






すばらしい乳房だ蚊が居る/尾崎放哉



墓のうらに廻る/尾崎放哉
07.01.18 腹のうら洗えば白くなる/藻川亭河童
■『今日の治療』こ、こんなことで腹痛は治らないと思うが…
足のうら洗えば白くなる/尾崎放哉
07.01.20 春や今十五万弗の情火哉/藻川亭河童
■『今日の高値』
この浮気は、高すぎる…。

「くれ!」「ない!」の人を見てゐる寒さかな/いぐあな
@しばらく冬眠しとりましたぁ!今年もよろしゅう!
■『今日の問答』
ある意味、簡潔明瞭な会話…。
春や昔十五万石の城下哉/正岡子規




くれなゐの色を見てゐる寒さかな/細見綾子
07.01,21 カルテ読む此はみんなのいのちにて    いぐあな
■『今日の巻頭』
ハイハイ、その通りでございます。健全な医療まっしぐら!
みたいな一句。

火車が走る山仕事/藻川亭河童
■『今日の同音異義語』
これ「火車」を、「かしゃ」と読むか
「ひのくるま」と読むかで、意味が大いに変わる一句。
歌留多読むみなのいのちにて    野見山朱鳥




車が走る山事/尾崎放哉
07.01.22 響なれやましてイオンの事始/いぐあな
■『今日の初仕事』
最近、このスーパーの進出はめざましいですもんなあ。

女待つ見知らぬ町の情事見て/藻川亭河童
■『今日の出歯亀』
おっちゃん、エエ加減にその癖止めんと、そのうち捕まるで。
←しかも、上五は見栄張っとるし。
なれやまして祇園の事始/水野白川




女待つ見知らぬ町に火事を見て/上田五千石
07.01.23 日野彰子太鼓の如し福沸し     藻川亭河童
■『今日の巻頭もどき』
これを巻頭というには、片腹痛いが、
「日の障子」を「日野彰子」と、
どこの誰やらよう分からん女の名前にして
しまうという無理矢理に…絶句してしまった。
ギャ句界は、世も末ぢゃのー。
の障子太鼓の如し福寿草     松本たかし
07.01.24 忍耐に骨身をけづる冬銀河    いぐあな
■『今日の巻頭』
うわー、いややなあ、こういう人生。
「冬銀河」が寒々とさみしすぎるぜ。

妻よりは婆の多し門涼み/藻川亭河童
■『今日の統計』
こんなこと調査しながら夕涼み
してるアンタがアヤシイわ。
人体に骨ゆきわたる冬銀河    鳥居真里子





妻よりはの多し門涼み/正岡子規
07.01.25 冬座敷ときどきアポへ向ふ記者    バカボン
■『今日の巻頭』
ははは!「阿蘇→アポ」には意表を衝かれました。
次の取材の「アポ」とうとしてんのに、なかなか先方がつかまらない
んだよなー…とは、「記者」の愚痴。

遠足の女教師の脚に触れたがる/藻川亭河童
■『今日の学校』
こんなハレンチ小学生もいるかもなー。
←夜学の生徒が、おっちゃん!…やったりしたら犯罪やがな。
冬座敷ときどき阿蘇へ向ふ汽車    中村汀女




遠足の女教師のに触れたがる/山口誓子
07.01.26 妻がゐて夜長に言へりどう思ふ/藻川亭河童
■『今日の質問』
こ、こんな夜更けに…いかなり、そ、そんなこと聞かれても…許してくれよー、もう。
妻がゐて夜長言へりう思ふ/森澄雄
07.01.27 麹になりさうな匂ひの男かな/藻川亭河童
■『今日の杜氏』
ま、一種の職業臭?…ですわな。
雪になりさうな匂ひの男かな/夏井いつき
07.01.28 初湯出て青春母の鏡台に/藻川亭河童
■『今日の母・その2』
鏡の向こうには「母」の若かりし日が。
初湯出て青年母の鏡台に/三橋鷹女
07.01.30 見る猿も見らるる者も寒さうに/藻川亭河童
■『今日の高崎山俳句?』
たこのジャンル?の宗匠である大分・松泉クン、
仲間が出来て喜ぶぞー。
見る者も見らるる猿も寒さうに/稲畑汀子
07.01.30
追加
しぐるるや易は西口東口     バカボン
■『今日の巻頭』
どうも南と北は、縁起がよくないらしいんだよ。
でも、この駅の「西口東口」から出ると、
目的地までミョーに遠回りになるんだよなあ。
しぐるるや駅に西口東口     安住敦















凄まじい勢い衰えず、投句掲載絶好調!。笑い転げて腹が痛い。治療代!雲海1本也!
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