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■折々のギャ句(夏井いつき選) 巻頭句選 No7    060701〜060731
楽しみ方:先ず原句をじっくり鑑賞し、後にギャ句の深さを味わってください。
掲載日
ギャ句
原句
06.07.01 十薬の尻に張られてばかりゐる/藻川亭河童
■『今日のおでき』
十薬、つまりドクダミの葉っぱは
ほんとにオデキとかに利きます、ハイ。
♪みづうみに君は身を投げた♪淡い恋/バカボン
■『今日の懐メロ』
これをギャ句というには、忍びないが…あまりに懐かしい歌。
十薬の雨にうたれてゐるばかり/久保田万太郎


みづうみに雨がふるなり洗鯉/上田五千石
06.07.03 少し病む児に人魚買うてやる/いぐあな
■『今日の家庭・その1』
さまざまな家庭がありますが、
こんなもん買うてやれるのは、ある意味、大金持ち…?
@先行句ありかも・・
←こんなこと考えるのは、アンタぐらいやと思うぞ。
簡単に這ひ出せないぞ借金地獄/バカボン
■『今日の家庭・その3』ま、まるで他人事のような…
水無月のパンの耳より黴うまる/藻川亭河童
■『今日の家庭・その4』ただ、ただ、食えない…
少し病む児に金魚買うてやる/尾崎放哉





簡単に這ひ出せさうな蟻地獄/伊藤涼志

水無月の雲の耳より月うまる/加藤楸邨
06.07.05 転校のニュース流れて彼寂びし/バカボン
■『今日の彼・その1』
あーあ、行っちゃうのか、彼…。
電光のニュース流れて風涼し/ますぶち椿子
06.07.07 水無月や他意はなけれどなめくじら/藻川亭河童
■『今日の語感・その3』
後半は、これまた乱暴な変換ながら…可笑しい!
水無月や鯛はあれども塩鯨/松尾芭蕉
06.07.08 海鳴や眞子と真白き身となれり/藻川亭河童
■『今日の誰や、こいつ?!』
河童クンの愛人?…憧れ?…妄想?
海鳴やしんじつ白き月なるぞ/夏井いつき
06.07.09 芸当のかぎりなきネタわづか凝る   いぐあな
■『今日の巻頭』
手品を生業として生きるのも、
なかなかキビシイもんがありますなー。
「わづか凝る」あたりに生きる者の哀しみが…?
賽の目のわづかに拓くかね朧/藻川亭河童
■『今日の職業・ツボ振り』
背中に彫った唐獅子牡丹!
鶏頭のかぎりなき種わづか採る    殿村菟絲子



鶏の目のわづかにひらく草朧/夏井いつき
06.07.10 麦笛を別れ話の間の手に   バカボン
■『今日の巻頭』
こんなもん、プープーやられた日にゃあ、
別れるのもバカバカしくなってきそうだよ、まったく。
水無月に歳も越ゆるや墓の下/藻川亭河童
■『今日のシアワセ・その3』
こ、これもある意味、シアワセ…。
麦笛を別れ話の間に吹く   村田休亭


水無月に星も老ゆるや墓の上/秋元不死男
06.07.11 夏井いつきの横に居る人の美しき/バカボン
@らまるか??
■『今日の内輪ネタ人名辞典・その2』
コホン、わたしのこともなんとか言えよーッ!!
兼光や浮名流して沈みけり/いぐあな
@兼光さん、ごめ〜ん!
■『今日の内輪ネタ人名辞典・その3』
ははは!沈んでるし!
マダム風リンダの高さに海見えて/いぐあな
@組長、玉津小句会ライブ本当に有難うございました。
今朝、校長から「本当に楽しい良い句会でした。
と言う内容のお礼の電話を頂き、
まるでワタシが句会ライブをした様な、誇らしい気分にさせて頂きました。
重ねてありがとうございましたー!
■『今日のお便り付き投句』
神楽坂リンダとともに、西条市・たんぽぽ句会のお世話をして
くれるいぐあなより、組長へ。
←いい作品がたくさん生まれて、組長もご機嫌でした!
夏の月横切る人の美しき/榎本好宏





源五郎浮名流して沈みけり/中原道夫




おけさ風鈴軒の高さに海見えて/角川照子


06.07.12 ■慎んでお詫びいたしますとともに、7月11日付「折々のギャ句」を
お届けする次第であります。・・・夏井氏談話
真水にて絞れば水着一となる   バカボン
■『今日の巻頭』
原句はビキニで、ギャ句はスクール水着!? 
試着室にて残り香や多佳子の屁/バカボン
@申し訳ない
■名指しにすんなーッ!
真水にて絞れば水着一とにぎり  新田祐久



試着室にて残り香や多佳子の忌/はしもと風里
06.07.13 春の川さらりさらりと失禁す/藻川亭河童
■『今日の痛々しさ』
…あまりの痛々しさに、不機嫌になってきた組長…。
伸びる肉ちぢまらない肉稼げない裸/バカボン
■『今日のナサケナサ』
嗚呼、たのむから働いてくれー、稼いでくれー!
春の川きらりきらりと失念す/夏井いつき



伸びる肉ちぢまる肉や稼ぐ裸/中村草田男
06.07.14 すべつてころんで皆がひつそり    バカボン
■『今日の巻頭』
俳句マガジン「いつき組」では、
今、「あなたの作った自由律俳句」を募集してます。
バカボンは、いきなり自由律ギャ句に挑戦!
いちいち可笑しい! 
すべってころんで、ごまかそうと思えば
…みんな笑ってくれない…を、を、涙の転倒。
寒桜呑み干す酒の動きだす/藻川亭河童
■『今日の銘柄』
日本酒は、コイツに限ります!とは、河童の弁か。
すべつてころんで山がひつそり    種田山頭火








寒椿置きたる水の動きだす/夏井いつき
06.07.15 へそが汗ためてゐるへぇーそう/バカボン
■『今日の自由律ギャ句』
俳句マガジン「いつき組」では、今、「あなたの作った自
由律俳句」を募集してます。
バカボンは一歩先行く自由律ギャ句に挑み続けております。
へそが汗ためてゐる/種田山頭火
06.07.16 がちやがちやがちやがちや
            回すよりほかない/バカボン
■『今日の自由律ギャ句』
俳句マガジン「いつき組」では、今、「あなたの作った自由律俳
句」を募集してます。
バカボンは一歩先行く自由律ギャ句に挑み続けております。
がちやがちやがちやがちや
        鳴くよりほかない/種田山頭火
06.07.17 けさもよい味の星三つ/バカボン
■『今日の自由律ギャ句』
俳句マガジン「いつき組」では、今、「あなたの作った自由律俳句」
を募集してます。
バカボンは一歩先行く自由律ギャ句に挑み続けております。
けさもよい日の星一つ/種田山頭火
06.07.18 ひとりの日をつくる    バカボン
■『今日の巻頭』
ははは!なんか、疲れたお父さんみたいな一句。
自由律ギャ句ラーのこんなつぶやきが、なんだか切ないバカボン。
泉ほど心貧しきもの吾知るや/藻川亭河童
■『今日の人名辞典・その2』
これって、女の名前 …・?
ひとりの火をつくる    種田山頭火


泉ほどさみしきものを知らざりき/夏井いつき
06.07.19 月夜の釜が割れとる/藻川亭河童
■『今日の自由律ギャ句』
バカボンに続いてこの人も、チャレンジ!
月夜の葦が折れとる/尾崎放哉
06.07.20 冬にどんぐり投げたらグリグラ出て来るよ  藻川亭河童
■『今日の巻頭』
ああ、懐かしの絵本「グリとグラ」。
そーか、どんぐり投げりゃあ、出てくるのか。
大空真弓帽子かぶらず/バカボン
■『今日の人名辞典・その2』
この女優さんの名前と顔をありありと思い出
せる人は、バカボンや組長と同世代!?
総入れ歯光夫/バカボン
■『今日の人名辞典・その3』
バカボンの自由律ギャ句、炸裂中!
←ちなみに、組長再婚相手の本名は「光夫」…!
冬のどんぐり投げても誰も出て来ぬよ    夏井いつき


大空のました帽子かぶらず/尾崎放哉



分け入れば水音/種田山頭火
06.07.21 投げ出してまだ艶のある脚/バカボン
■『今日の自由律ギャ句』
まだまだ女も現役…??
投げ出してまだ陽のある脚/種田山頭火
06.07.22 鉄火の中へも霙 /藻川亭河童
■『今日の自由律ギャ句』
こ、こりゃ鉄火巻きのこと…??
←只今、俳句マガジン「いつき組」
では「あなたの作った自由律俳句」を募集中!
尼帰るまちまち訪ひて参四五人/藻川亭河童
■『今日のお誘い合わせ』
この後、飲み屋にシケ込むってわけでもないよなー。
備前長船太刀盗まれる清和かな/バカボン
■『今日の国宝』
こ、これも物騒な事件!?
鉄鉢の中へも霰/種田山頭火



雨蛙ちまちまとゐる三五匹/日野草城



備前長船太刀鎮まれる清和かな/北川撫子
06.07.23 月よりも大きな梯子を置かれたり/藻川亭河童
■『今日のドついたろかッ、ギャ句・その2』
ど、どこがギャ句やねんッ!
のっかるモノ変えただけやろッ!
いちにち物いはず波平/バカボン
■『今日の自由律ギャ句』
とうとう、彼ももうろくしてきましたか…
月よりも遠くに椅子を置かれたる/夏井いつき

いちにち物いはず波音/種田山頭火
06.07.24 あつたかさの度量衡を問ふおふくろ/藻川亭河童
■『今日の度量衡』
…とは「長さと容積と重さ」のこと…ふーん。
咳がやまない背中をたたく手がとどかない/バカボン
■『今日の自由律ギャ句』
あくまでも自分でやろうとしている意志…!?
さびしさの絶対量を問ふふくろふ/夏井いつき



咳がやまない背中をたたく手がない/種田山頭火
06.07.25 幌馬車の馬の役する青野かな/バカボン
■『今日の舞台』
これが舞台ではなく…ほんとの青野なら、
青野は広すぎてる…を、を、涙の馬脚。
子鬼挽く音こきこきと杉間かな/いぐあな
■『今日の学芸会』
馬の脚よりは、マシだよなー。
我走らねば夕食に間に合はぬ/藻川亭河童
■『今日の夕日に向かって走れ!』
ま、勝手に走っていただくしかない…
幌馬車の馬の尿する青野かな/佐保田乃布


氷挽く音こきこきと杉間かな/臼田亜浪


蟻走らねば月食に間に合はぬ/夏井いつき
06.07.26 花がいろいろ咲いてみな斬られる   藻川亭河童
■『今日の巻頭』
うーむ、売られるのが運命なら斬られるのも運命。
本当の花も、花のような女らも…あれー、お代官さまーぁぁあああ!
刃物研ぐおやじになったのび太君/バカボン
■『今日のドラえもん』
のび太クンって、鍛冶屋さんになる運命だったの??
←おおー!すでに、この人もギャ句の餌食に。
バカボン、よー探してくるなー。
花がいろいろ咲いてみな売られる   尾崎放哉




刃物研ぐおやじののびたシャツ/きむらけんじ
06.07.27 耳遠し聴こえるふりをして哀し    バカボン
■『今日の巻頭』
嗚呼、なにもかも衰えてまいりますな。
若い頃から強力な視力を誇っていたワタクシは、
それを自慢していた報いでしょーか、
老眼鏡を買うてしまいました。
藤色の結構、カワイイのにしました。
なん本もマッチの棒を点し海女と話す/藻川亭河童
■『今日の童話?』
こりゃ、マッチ売りの少女ですか。人魚姫ですか??
蝉遠し聴こえるふりをして哀し    中西碧秋



なん本もマッチの棒を消し海風に話す/尾崎放哉
06.07.28 がらっぱの春の子分の二人かな/藻川亭河童
@(注)がらっぱ=川内方言で河童のこと
■『今日のご当地俳句』
ほー、こんな方言が愛媛にあるとは!
鮨でも食ふかという男は太っ腹だ/バカボン
■『今日のおじさま』
こんなオジサマと、おつき合いしたいわーん。
からつぽの春の古墳の二人かな/夏井いつき


鮨でも食ふかという男の太い首だ/きむらけんじ
06.07.29 ぼうふらを呑めず水面や修験山    いぐあな
■『今日の巻頭』
うーむ、いくら修験道の修行だとて、
「ぼうふら」は呑まんでもエエやろ…。
ぼうふらをのめす水面や修験山    落合水尾
06.07.30 七夕の彼の脅しで唇ひらく    いぐあな
■『今日の巻頭』
ちょ、ちょっと違うと思います。
いぐあなさんの場合は、「七夕の彼を脅して…」だと思います! 
へそが茶をあたためてゐる/藻川亭河童
■『今日の自由律ギャ句・その1』
うーむ、君のヘソなら、可能な気もします…
人に聞いている「キス好き?」/バカボン
■『今日の自由律・その4』
誰かれなく聞くと、ヤバイと思います…。
七夕の紙の音して唇ひらく    飯島晴子


へそが汗ためてゐる/種田山頭火


ひとりきいてゐてきつつき/種田山頭火
06.07.31 ふるさとに寝苦しい墓だけが残つてゐる/藻川亭河童
■『今日の居心地』
なーんか、しっくりこない寝心地なんだろーなー。
ふるさとは暑苦しい墓だけは残つてゐる/種田山頭火
凄まじい勢い衰えず、投句掲載絶好調!。笑い転げて腹が痛い。0607分 0701UP
  俳句の無断転載はなさらないで下さい。
著作権は放棄していません。たんぽぽ句会 いぐあな・バカボン夫妻にあります。
 業務連絡 いぐあな・バカボン夫妻へ!俳句の缶詰のメール便を06.04.01から保存しています。
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