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■折々のギャ句(夏井いつき選) 巻頭句選 No9    040101〜041231
楽しみ方:先ず原句をじっくり鑑賞し、後にギャ句の深さを味わってください。
   04.06分追加中・・・・・・最終更新070226UP
バカボンさんに業務連絡  ギャクラー人物相関がわかりません。・・・解決済み!読者には秘密!
ギャ句太郎 杉原ひみ子 矢沢平吉 沙羅婆邪 亀田煎餅 野見野真三 亀田あられ 中村腐った男 ギャ句三郎

掲載日
ギャ句
原句
04.01.01
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砲丸をもらひてすこし困りけり バカボン
■『今日の巻頭』
冬の瓜と書いて「トウガン」と読む。
「冬瓜→砲丸」の音のすり替えもさることながら、
貰った「砲丸」を手に困惑するバカボンの姿がみえてくるものだから、
これはもう新年早々笑うしかないぜ!

ポン太と桃ライスてふ猿回すなり 亀田煎餅
■『今日の猿廻し』
こんな猿知ってるぞ、iモード「俳句の缶づめ」の中で飼われてるみたいやぞ。
冬瓜をもらひてすこし困りけり 渡辺純






ポン吉と桃子てふ猿回すなり 辻桃子
04.01.03
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きこゆるや浮気ばれ妻のひとりごと 野見野真三
■『今日の初浮気』
なんでもかんでも「初」の字をつけると新年の季語になるってか?!
きこゆるや秋晴妻のひとりごと 日野草城
04.01.06
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恋文をひらく速さで情が湧く 杉原ひみ子
■『今日の巻頭』
うっわー、こりゃ泣かせるなー、ひみ子ちゃん。
そこまで、あんな薄情男・わたる君のことが好きやったんか!?
どうせその恋文もエエ加減な台詞やと組長は思うが、
まあアンタの人生やから好きにしたらエエ、を、を、涙のナムアミダブツぢゃ。

冬服を脱ぐやどさりと肉しだる 亀田あられ
■『今日のストリップ劇場』
これはまた、迫力ありますなー。下五がグッとのどに詰まりましたがな、アーメン。

紋次郎これは座つて見るのがよい 沙羅婆邪
■『今日の木枯らし』
そういえば、こんなドラマもありました、♪しとしとぴっちゃんしとピッチャン…ん?
あれは、子連れ狼か。
♪じーんせい楽ありゃ苦もあるさー…こりゃ水戸黄門か…
恋文をひらく速さで蝶が湧く 大西泰世







冬服を脱ぐやどさりと音したる 桐村日奈子




蜃気楼これは座つて見るのがよい 宇多喜代子
04.01.07
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短足の抽象画展覗きけり いぐあな
■『今日の短足』
この句は、ビミョーやね。
短足が覗いたのか、短足ばかりを描いた展覧会だったのか?はてさて?
短日の抽象画展覗きけり 橋カン石
04.01.08
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講釈の十も並べて嘘を吐く バカボン
■『今日の巻頭』
嘘をつくときって、やたら理屈コネたりするもんだねー。
ここはヒネらないで「味噌を搗く→嘘をつく」でもよかったかもな。

* 本当は吐く(つく)でいいんですよ! バカボン談
講釈の十も並べて味噌を搗く あべふみ江
04.01.09
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病むわれに妻の看病短かけれ 矢沢平吉
■『今日の巻頭』
かなしーねー、サッサと見限られちゃったのね、矢沢ヘイキチ君。
「短かけれ」という下五がナサケナク響くのー、を、を、涙ぢゃ。

冬眠の彼が逃げたと知らせあり 杉原ひみ子
■『今日の逃亡』
あんちくしょー、
しばらく「冬眠」してるから逢えないなんて訳わかんない言い訳してたんで、
おっかしーなーと思ってたんだけど、まっさか、「逃げた」とはねー!
…(とうとう逃亡という道を選んだわたる君と、
それに気づいたひみ子ちゃんの恋の行方は如何に?)

ぢぢばばの魂あそぶ余生かな いぐあな
■『今日の余生』
どんな修羅場をくぐりぬけてきても、「ぢぢばば」と呼ばれる頃になれば、
なんとなく穏やかに暮らしてたりするもんよねー。
わたる・ひみ子の老後の姿かも?
病むわれに妻の観月短かけれ 日野草城




冬眠の亀が逃げたと知らせあり 國分和子




ちちははの魂あそぶ蓬かな 原裕
04.01.11
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ギョームレンラク水割りハ六杯マデ バカボン
■『今日の業務連絡』
ええーっ?!なんで六杯?そ、そんな殺生な…
ギョームレンラク雪割ハ六時マデ 金子洒音留
04.01.12
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お下がりの袴三つ四つたたまるる いぐあな
■『今日の子だくさん』
読みはまったく変わらないのに、
字面が変わっただけで意味が変わる。見事な変換技だよーん!
組長の言われる通り!佳句である。
御降りや袴三つ四つたたまるる 永井東門店
04.01.14
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付き合いはたつたこれだけいかないで 杉原ひみ子
■『今日の巻頭』
ひみ子ちゃんの渾身の叫び!
「いかないでぇえええ!」
薄情な、わたる君は、もう居ない…を、を、涙の別れぢゃぁああああ。

悪餓鬼に酒好きの父怒りけり いぐあな
■『今日の逆鱗』
一体何をしでかしたのやら、を、を、涙の酒パワーぢゃ!
付き出しはたつたこれだけいかなごで はし本くるみ





蕎麦掻に酒好きの父亡かりけり 星野麥丘人
04.01.15
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お社の裏のゴミを頂戴す バカボン
『今日の巡回』
ホームレスのおっちゃん・バカボンの平和な日常。
お社の裏のこごみを頂戴す 竹南寺摩耶
04.02.06
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つめたい顔の耳二つかたくついている いぐあな
■『今日の双子句』
同じ原句を使ったギャ句が二句きてる。
(お寒うござります。インフルエンザ注意報が出てる様ですゼ。やられませんやうに!)
風にとばされるような耳では、人生勝負できんしねー。いぐあなも風邪ひかないようにね。
つめたい風の耳二つかたくついている 尾崎放哉
04.02.07
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妻が落ちて色うしなひぬたちどころ 沙羅婆邪
■『今日の双子句』
昨日に続いて、今日はこのペアが同じ原句で投句してきた!
上五の音の使い方の差で、沙羅婆邪の勝ちぢゃ!
椿落ちて色うしなひぬたちどころ 芝不器男
04.02.13
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キラキラ星はうたへない バカボン
■『今日の巻頭』
バカバカしくも可愛い一句。
病後まだ療養中のバカボンだが、先日作品展の会場に足を運んでくれた。
強面のバカボンを思うと、「キラキラ星はうたへない」という台詞が、バカ受け!
ひらひら蝶はうたへない 種田山頭火
04.02.14
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まっすぐな君でさみしい   いぐあな
■『今日の巻頭』
たしかに「まっすぐな」だけの男ってのも、さみしいよなー。
浮気の一つ二つ許せるぐらいの太っ腹の男ぢゃないとなー??
まっすぐな道でさみしい 種田山頭火
04.02.15
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みな春の雪を見上げてアルキメデス バカボン
■『今日の双子句』
組長の作品を原句とするギャ句が二句。
春の雪を見上げて歩き出す、会ったこともない「アルキメデス」の顔が、
バカボンの顔とダブってくるからオソロシイ…
みな春の雪を見上げて歩きだす 夏井いつき
04.02.16
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暴走族ぶいぶい鳴らし故意である いぐあな
■『今日の迷惑』
全く、こんな輩の「故意」を許しておいてなるものかッ!
お巡りさんよ、なんとかしてくれー!
海ほおずきぶきぶき鳴らし恋である 夏井いつき
04.03.03
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春一番電話の父の「いま成金」 バカボン
■『今日の巻頭』
ギャ句の「 」の中の台詞もすごいが、
原句も「いま成田」というのも、なんかよーわからんけど慌ただしい。
俳句ってとめどなくいろんなモノが出てくるんやなー、ちょっとかんしん!
春一番電話の父の「いま成田」 辻美奈子
04.03.04
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組長の句がどうにも変である いぐあな
■『今日の乱入』
先日、いきなり我が家に乱入してきたのが、バカボン・いぐあな・雨がえるファミリー。
びっくらこきの助の組長は、結局、運転手・バカボンを尻目に、
妻・いぐあなと二人で、スポーツライター・二宮清純さんに貰った焼酎を
ガバガバ呑んでしまった!
ああ、なさけなー…
白鳥の首がどうにも変である 夏井いつき
04.03.07
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亡き魂を呼ぶ滝昨日霊を呼ぶ いぐあな
■『今日の霊魂』
今日は、恐ろしいものばっかりやな。
こっちは滝壺で霊魂を呼び始めたいぐあなちゃん。
いつき組大忘年会にて、腹話術のケイスケ君を連れてきて
芸を披露してくれたいぐあなだったが、
あんなふうにして「魂」を呼んでんだろーな、こわー。

情欲や乱交とみにかたち変へ 野見野真三
■『今日の乱交』
こりゃ、こりゃ、これもある意味コワイー。
中七から下五にかけての展開が、あまりにリアル?でコワー。
亡き魂を呼ぶ薪能雨を呼ぶ 稲畑汀子




情欲や乱雲とみにかたち変へ 鈴木しづ子
04.03.09
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酢橘一箱くれ!白波の焼酎くれ! いぐあな
■『今日の巻頭』
(キャーッ、まるで酒呑みみたいやんか!)
なーんて今さらカッコつけても遅いぞ、いぐあな。
強奪?した焼酎、当然組長んちに貢いでくれることを期待しつつ。
酢橘一箱暮れ白波の汀暮れ 小澤實
04.03.10
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春風や腕のころがる草の原 バカボン
■『今日の巻頭』
これって、ちょっと目からウロコ!「筆→腕」って、1音違い
だったのね?!原句の状況も想像のしようによっちゃあ、決して穏やかではない
けど、それをさらにススメたギャ句!久しぶりのバカボン、さすがの一句でごわ
す!
春風や筆のころげる草の原 小林一茶
04.03.12
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うとましき顔みられけり鼻潰れ 矢沢平吉
■『今日の巻頭』
こりゃ、ボクサーなのか、そのへんのチンピラ兄ちゃんなのか。
「うとましき顔みられけり」とくりゃあ、
ギャ句よりも原句の方が切ないと思うのは、
中年のオバサンゆえの悲哀か。を、を、涙ぢゃ。

胴長の夫がさみしき卯の花を食べり いぐあな
■『今日の夫』
たとえね、胴長であろうが腹太であろうが首長であろうが腹黒であろうが?
なんでもいーんだよ、夫は元気で留守がいい!!
うとましき顔みられけり花疲れ 石橋秀野





胴長の犬がさみしき菜の花が咲けり 中塚一碧楼
04.03.15
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折釘に煮干しかけたり春の宿 いぐあな
■『今日の挙動不審』
こんなことやる人って、何かんがえてんだろー?はて、わからん…
折釘に烏帽子かけたり春の宿 与謝蕪村
04.03.16
バックナンバー
チンパンジー大きな犬の首を抱く 亀田あられ
■『今日の巻頭』
この挙動不審なチンパンジー。
この「犬」に惚れてんのか? 
種を越えた愛なのか?
…ヘッドロックかましてるだけなのか?…よーわからん。
パンジーや大きな犬の首を抱く 依光陽子
04.03.17
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緑刺す右鎖骨下の創あはれ いぐあな
■『今日の事件簿』
犯罪の影に女あり。!
などと申しますが、これは影どころか、犯人の名をズバリ言ってるわけですわなー。
ミドリという女の過去を思うこと、ひとしきりのギャ句でございますよ。
緑さす右鎖骨下の創あはれ 石田波郷
04.03.18
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大学生おほかた貧し金借りる 中村腐った男
■『今日の巻頭』
これは、久々の秀逸やな!
しかも俳号まで凝りに凝ってる。
ギャ句ラーの真髄としては、俳号までを作品の一部と考えるなんぞは、
文学の追究に他ならん。いやー、愉快ゆかいぢゃ!

マダムいつき美しく病む春の風邪 バカボン
■『今日のお見舞い』
たくさんのお見舞メールありがとう。
中でも気に入ったのが、これ。特に上五中七!

靴が嗅に追ひもどさるる寒さかな いぐあな
■『今日のお見舞・その2』
お見舞いの句にしては、なんとも臭いところに、困惑。
(組ちょー、体調如何ですか?お傍に居て看病してあげたぁい!
「無理をなさらぬ様に」なんていう事自体、無理な事なんでしょうが、
ホンマぶっ倒れん程度に頑張って下さいマセ!
組長が倒れたら、組員が路頭に迷ってしまいます。)
大学生おほかた貧し雁帰る 中村草田男





マダムX美しく病む春の風邪 高柳重信





梅が香に追ひもどさるる寒さかな 松尾芭蕉
04.03.19
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大学生おほかた貧し彼代える 亀田煎餅
■『今日の巻頭』
まずは、この中村草田男の原句でのお詫びを一言。
昨日のギャ句ラー「中村腐った男」の作品
「大学生おほかた貧し金借りる」についてだが、
同じ日付ながら少し後で、
全く同じギャ句をコスモス楽園記から送ってもらっていたことに気づいた。
タッチの差とはいえ、こういうことってあるんだよな。
ま、どっちが先だとか後だとかそういうことにはあまりこだわらず、
ギャ句の世界を共に楽しんでもらえると嬉しいよ。

いる、いない、本当に来る?アンタの謎 杉原ひみ子
■『今日の疑い』
ありゃま、久々に杉原ひみ子ちゃんからのギャ句。
あまりにも投句がこないから、
とうとう憧れのわたるクンとゴールインでもしたのかと思ったら… 
そ、それにしても、こ、この原句もショッキングな味付け???
大学生おほかた貧し雁帰る 中村草田男





いる、いない、本当に来る?サンタの謎 吉原文音
04.03.20
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うつむかねど字はかけるもの秋灯下 矢沢平吉
■『今日の書き取り』
どうせ、うつむいて丁寧に書いても、お前に字は読めん!
と怒る先生みるたびに、おちょくってやりたくなるボク。
こんな姿勢でもオレは、俳句書けるんだよー!文句あっかー!
うつむかねば字はかけぬもの秋灯下 和田耕三郎
04.03.21
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青年の外科医の腕に薔薇の墨 バカボン
■『今日の薔薇』
おっと、ワケありの「外科医」やねー。
前科三犯にして出所後、一念発起で医者になったとか?
そーゆー話やろか。「薔薇」の入れ墨がシブイぞ。
青年の外科医の腕に薔薇の束 和田耕三郎
04.03.22
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今しがた女を抱きて汗を掻く バカボン
■『今日の巻頭』
なんちゅー、分かり易いというか、直接的というか、下五そのまんまというか・・・。
ここまで赤裸々に言っちゃうと、かえって原句の方が嘘くさく聞こえてくるから
バカボンという男は、オソロシイ。
今しがた女を抱きて畦を焼く 和田耕三郎
04.03.23
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接待や金の少なを詫びたるも 野見野真三
■『今日の接待』
せつないのー、かなしーのー、少ない金でセッセと接待しても、
実らない営業ってのも山ほどあるしなー。
ノミノシンゾウ君、みんな一緒に幸いんやで、君だけやないよ。頑張れよ。

下腹は下痢になりけり春の雷 沙羅婆邪
『今日の嘔吐下痢症』
軽い嘔吐下痢症と、ひどい咳と、信じられない量の鼻水とを引き連れたまま、
東京→京都を経由して、今日の夜にはやっと松山の自宅に帰れそうな組長。
うれぴー、を、を、涙の春の雷ぢゃ。
待や花の少なを侘びたるも 依光陽子





下町は雨になりけり春の雷 正岡子規
04.03.25
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一緒のこの時この彼わたる 杉原ひみ子
■『今日のこの時』
この時、この人!という熱烈な思いが、杉原ひみ子の人生を貫くのぢゃ。
わたるクンとの恋の総決算的一句?!

今落ちし唾には今触れがたき バカボン
■『今日の落ち組?』
こんなもんに触れられるわけないやないかッ、アホ!
一生のこの時のこの雁渡る 上野泰




今落ちし椿には今触れがたき 和田耕三郎
04.03.26
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座敷にて死ぬることなど考えず 放浪の俳人いぐあな
■『今日の巻頭』
…なぁんちゃって!カッコイイこと言ってくれちゃって。
挿木→座敷」のギャップはかなりイケてるぢょ。
挿木して死ぬることなど考えず 佐藤てる美
04.03.27
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屁(へ)が止む ギャ句三郎
『今日の安堵』
こんな安堵もたしかにあるやろなー。
ガス溜まってるときの腹具合って、つらいよねーギャ句三郎!
陽(ひ)へ病む 大橋裸木
04.03.28
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風邪引かぬ入江のぼんぼん丈夫かな バカボン
■『今日の巻頭』
あそこの入り江の村の「ぼんぼん」は、風邪ひとつひかん丈夫な「ぼんぼん」や。
馬鹿は風邪ひかんいうんは、あれホントやな。
風光る入江のぽんぽん蒸気かな 内田百間
04.03.29
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階段の途中に永井豪がいた バカボン
■『今日の巻頭』
懐かしい名前だなあ、「永井豪」って。
なんかあのハレンチ系の漫画描いてた人だよね、今も描いてんの?
ハレンチ学園だっけ、
階段の途中にどんなカッコウで立ってるのかを想像するだけで、アブナイよ。
階段の途中はながい秋だった 津沢マサ子
04.03.30
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それぞれの部屋なりそれぞれの土管 いぐあな
■『今日の巻頭』
これも一種の集合住宅ってヤツですかな。
こっちは日当たりいいんだけど、あっちの日当たりはサイテーよね、
なんて話が聞こえてきそーでもあり??
それぞれの部屋なりそれぞれの余寒 神谷曜子
04.03.31
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彼泣いて大粒なみだ流しけり 杉原ひみ子
■『今日の巻頭』
杉原ひみ子とくれば、「彼」とは「わたるクン」。
どんな事情で泣いているのか、わたるがいよいよ改心したのか、ひみ子の恋は、まだまだ続く。
雁鳴いて大粒な雨落しけり 大須賀乙字
04.04.01
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絶滅のかの歳時記を売りあるく/バカボン
■『今日の行商』
バカボン、ほんとにやってくれとんやろねー、
ワタシの本の行商。何冊売れたか、毎月報告してくれよー!

春の夢私が吐いてゐたやうな 沙羅婆邪
■『今日の巻頭』
これって、ワタシのことかしら?って感じか。
夢だと思ってたら、ほんとに吐いてたってケースやな。げほっ。
絶滅のかの狼を連れあるく/三橋敏雄




春の夢私が泣いてゐたやうな 佐々木紫乃
04.04.02
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珍獣並びなさい写真撮りますよ バカボン
■『今日の巻頭』
こ、こんなこと言われても
「珍獣」たちに言葉が通じるのかどうかという基本的な問題もあるが、
それより何より、この珍獣たちをあれこれ想像し始めると、
その最後に必ずウルトラマンで出てきた珍獣怪獣ピグモンが出てきてしまって、
組長、個人的な笑いのツボにはまってしまったよ、バカボン。
新樹並びなさい写真撮りますよ 藤後左右
04.04.03
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沖に父おり日に一度沖に父は落ち 亀田煎餅
■『今日の巻頭』
こりゃ、とんでもない父ちゃんやな。
漁に出る度に、海に落ちて、その度に海上保安庁が出動して捜索しとんかな。
はた迷惑な父ちゃんやな。
沖に父あり日に一度沖に日は落ち 高柳重信
04.04.04
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われら永く悪友たりき春火付け 矢沢平吉
■『今日の放火魔』
こんな友だちづきあいを長年された日にゃあ、えっらい近所迷惑ぢゃー!
われら永く悪友たりき春火鉢 高柳重信
04.04.05
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済美てふ名の目出度さよ日本一 バカボン
■『今日の巻頭』
今日は、こんなご当地びいきのギャ句を巻頭に出しても、
許してもらえるでしょー!
愛媛代表・済美高校、見事な優勝でした。
組長は、原稿を打ちつつ、机の傍らにラジオを置いて聞いてました。
上甲監督、お見事でしたッ!
幸木てふ名の目出度さよ雁一羽 松瀬青々
04.04.07
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ふとりゆく妻の肥満と毛糸玉/バカボン
■『今日の体重計』
あっらー、これも意外に出そうで出なかった変換。
不安→肥満」は、語感だけでなく意味上の
つながりもあって、グッド!な一品。

夕暮の隣のトトロと春の風 亀田あられ
■『今日の双子句』
々原句をギャ句ってくれた二句。
中七がやや強引だけど、この可愛さで許しちゃう!一品。
ふとりゆく妻の不安と毛糸玉/福永耕二




夕暮の水のとろりと春の風 臼田亜浪
04.04.08
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待春や象のパンツを穿いて行く 野見野真三
■『今日の勝負服?』
モノが、パンツだとなると「待春」という季語が、
妙なニュアンスをかもし出してるとこが、アヤシイ…?
待春や象のパーツを買いに行く 小倉喜郎
04.04.10
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突つ立つてゐるおとうさんの〇〇〇 矢沢平吉
■『今日の十八歳未満お断り劇場』
げ、ギャ句的には、この伏せ字は巧いが、心情的には論外!
突つ立つてゐるおとうさんの潮干狩 三橋敏雄
04.04.11
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われわれと言うとき我喉叩きけり バカボン
■『今日の奇行』
これってさ、バカボーン、なんかしゃべるときに、
手で喉を小刻みに叩いて、物理的に声を震わせてバルタン星人みたいな声にするって、
あーゆーヤツ?
(iモードの読者で、バルタン星人が分かるヤツって、どのくらいいるんだろー) 
我々バルタン星人ハ地球ノ侵略ノタメニヤッテキタ!
われわれと書くとき夕顔開きけり 岩淵喜代子
04.04.12
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かげろふを二階にはこぶ女どす 杉原ひみ子
■『今日の謎の女』
この微妙な京都弁だか、落とした音だかわからないような語尾が謎???の女。
かげろふを二階にはこび女とす 加藤郁乎
04.04.15
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コンパスや物に突き立つまる描くし いぐあな
■『今日の○』
どこにコンパス突き立ててんのか、アヤシイ気分になる一句。
下五「まる描くし」ってのも、勝手に描けばーっていいたくなるような台詞ぢゃい!
 あのー、この原句って、どーなの?組長、ギャ句よりも原句がよー分からん…???
魂魄や物に附きたるはねかくし 安井浩司
04.04.16
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昼顔のほとりに嫁の涙あり 野見野真三
■『今日の巻頭』
ほーっ!シリアスタッチのギャ句の一品。
よべ→よめ」「なぎさ→なみだ」それぞれの母音をそのまま生かしているので、
作品に無理がない。
昼顔のほとりによべの渚あり 石田波郷
04.04.17
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のどかさや膝ついて庭を這い這いす いぐあな
■『今日の婆さん』
若くして孫ができちゃったいぐあなちゃんの日常を描写!
…かとおもいきや、原句から推測そると、痴呆症の悪化か??
のどかさや杖ついて庭を徘徊す 正岡子規
04.04.18
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秋風に不得手はへるや本気ゼミ バカボン
■『今日の塾情報』
どこの塾がいいかしら?
どうもあそこは「本気ゼミ」らしいわよー…なーんて、口コミは強いですなー。
秋風にふえてはへるや法師蝉 高浜虚子
04.04.20
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号外に引寄せられて歩みけり いぐあな
■『今日の巻頭』
そーなんだよな、「号外!」なんて文字が目に飛び込んでくる
と、思わずなんだろうと近寄ってしまう。人間の心理だわねー。いぐあなちゃ
ん、真っ向勝負の一句。
紅梅に引寄せられて歩みけり 赤羽からす
04.04.21
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何となく寒いと思ふ我はノミ バカボン
■『今日の巻頭』
そ、そうか、君は「ノミ」だったか。ノミって、やっぱ寒いの
か、それで人にしがみついてんのか。
「のみ→ノミ」カタカナにするだけの、ナ
ンセンスギャ句の一品。
何となく寒いと我は思ふのみ 夏目漱石
04.04.23
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ゴルゴ撃つかすみの奥をうたがはず 矢沢平吉
■『今日の巻頭』
こりゃまたいきなりの銃撃戦かい!?
「ゴルゴの腕は霞なんて問題ぢゃない!…が、ドライバー握ってる親父の腕は果たして?
ゴルフ打つかすみの奥をうたがはず 鈴木油山
04.04.24
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憂鬱だねわれにはあすのあてはなき バカボン
■『今日の巻頭』
この強引な上五の引っ張り方に、組長、むしろ感動?!「憂鬱
だね」なんて耳元でささやかれると、
一緒に涙ぐんでしまいそーぢゃないか、バカボン。

苦虫噛みつつ説教をかみ殺す いぐあな
■『今日の我慢』
こちらも上五の展開が、やや強引ではあるが、
人間生きていくうえで、噛み殺さねばならないものって沢山あるよな…。
が、むしろこのギャ句の場合、原句の状況のほうが興味津々。なんで絶叫?!
夕燕われにはあすのあてはなき   小林一茶




パセリ噛みつつ絶叫をかみ殺す 鎌倉佐弓
04.04.25
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噛んだ孫置くところなしあるきをり 沙羅婆邪
■『今日の歯型』
こ、これって、どんな事件や???
孫が噛みついたまま、ぶら下がっとるのか???
寒卵置くところなしあるきをり 加藤楸邨
04.04.26
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継ぎ足して二間の家でありにけり バカボン
■『今日の巻頭』
昨日の巻頭に続く、同じ原句での一品、う、うまい!
ちょっとリッチになったとはいえ、やはりショボイ家の造りが、す、すてき。
月さして一ト間の家でありにけり 村上鬼城
04.04.29
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悲しいときーぃいつも酒気ある夜学の師 バカボン
■『今日の巻頭』
これって、あの二人組の背広着てスケッチブック持って「悲しいときー
ぃいい!」とかって叫ぶ漫才の子たちやろ?!
名前忘れたけど。
もうこのギャ句、組長一人ツボに入りまくり。
深夜に笑い転げる中年俳人オバサンってちょっと不気味かもしれん。
さんざん笑った挙げ句に「酒気ある夜学の師」の悲しさが
胸にシンと迫ってくる?
悲しさはいつも酒気ある夜学の師 高浜虚子
04.04.30
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鎌倉の春豊島屋の鳩愚れ 亀田煎餅
■『今日の巻頭』
うわーッ、とんでもない「鳩」ぢゃ!子供なんか追い回されそーな勢いぢゃ。
鳩サブレ→鳩は愚れ」っちゅーのは、大拍手ものの変換技ぢゃ!
鎌倉の春豊島屋の鳩サブレ 久保田万太郎
04.05.01
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誰が行く天地万象凍てし中 野見野真三
■『今日の巻頭』
ま、出来れば行きたくないってこと、よくある話やねー。
例えば、自衛隊のニイチャンなんて、嫌でも行かねばならんってのは、ツライよねー。
上五の抗議にも似た叫びが胸に痛い。
我が行く天地万象凍てし中 高浜虚子
04.05.02
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間の抜けた笑ひ顔だ バカボン
■『今日の巻頭』
アホくさい変換ながら、その「間の抜けた顔」が見えてきたりするもんだから、
もう組長爆笑だよ!
窓あけた笑ひ顔だ 尾崎放哉
04.05.03
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飲めるだけのめたるころの汚点かな バカボン
■『今日の巻頭』
おっと、バカボン二日続けての巻頭だったかッ!
「飲めるだけ飲めたるころ」とは、
このiモード『俳句の缶づめ』をやる前のこと。
今、飲めるだけ飲むなんてことが出来なくなった…と言いつつ、
更新遅れる日々があるのは、
どうしてぢゃ??「おでん→汚点」の変換はお見事ッ!
飲めるだけのめたるころのおでんかな久保田万太郎
04.05.05
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対岸に禿の男と向い合う バカボン
■『今日の巻頭』
これって川を挟んでにらみ合ってるわけ?
状況がよー分からんけど、
なんか「禿の男」ってとこに妙な迫力があるよなー。
対岸に萩と男と向い合う 堀田由美子
04.05.06
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風呂の戸にせまりて兄の覗きかな ギャ句三郎
■『今日の再犯』
お、おい、ギャ句三兄弟がまた犯罪の道に足を踏み入れようとしてるぞ。
お、おい、ギャ句太郎を止めるのかと思ったら、
ギャ句三郎も一緒になって…あーあ!?
風呂の戸にせまりて谷の朧かな 原石鼎
04.05.07
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赤ん坊産みおとさぬやうにお元日 亀田あられ
■『今日の注意事項』
こんなこと注意されても、そ、そんなバカなッ!?だよ???
赤ん坊おとさぬやうにお元日 夏井いつき
04.05.14
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名水に腰を濡らすやほどほどに バカボン
■『今日のほどほど』
水の都・西条市のバカボンから、名水ギャ句。
ある意味ご当地ソングってか?
名水に五指を濡らすやほととぎす 摂津よしこ
04.05.16
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雨音につゝまれ歩く入らない墓場かな いぐあな
■『今日の巻頭』
雨音のつつまれた「墓場」に、いぐあなは何をしに行くのか?
若葉→墓場」の変換は時々でてくる変換だが、この原句、まさにハマリましたッ!

知らんふりや揺りやみしカバ薄目あけ バカボン
■『今日の薄目』
この目ってのに、心当たりがある…らしいバカボン、カバの言葉が分かるのが…
人間らしいぞ。
雨音につゝまれ歩く若葉かな 松本たかし




白藤や揺りやみしかばうすみどり 芝不器男
04.05.18
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洟をおとしている静かなる読書 いぐあな
■『今日の読書』
なーんか、汚ねー読書やなー。
静かなのは読書に熱中しているというよりは、別なモノに気をとられてるからちゃうか?
滝をおとしている静かなる読書 永末恵子
04.05.21
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夜もすがら雲水唄ふ芝生かな バカボン
■『今日の巻頭』
こ、こわいよー、この雲水。「よもすがら」ってのが、なおコワイよー!
夜もすがら噴水唄ふ芝生かな 篠原鳳作
04.05.23
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冬のソナタ少し騒ぎすぎかと思ふ 杉原ひみ子
■『今日の冬ソナ』
うーん、わたしゃ、見たことないんだよ、冬のソナタ。
これだけ騒がれると、なんだか今さら入っていけない…シャイな組長。

いくつもの部屋真珠の椅子の部屋 いぐあな
■『今日のここはどこ』
ここはどこ?ベルサイユの薔薇?…え、ラブホ?
冬の空少し濁りしかと思ふ 高浜虚子




いくつかの部屋新緑の椅子の部屋 山口誓子
04.05.24
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武器借りて天龍川を漕ぎ帰る いぐあな
■『今日の巻頭』
ゲリラだろうか、日本赤軍(古いなー)だろうか。
「蕗→武器」の変換は、お見事な一品。

眠るれば水のごとくに熱さめし いぐあな
■『今日の黒ヤギさんから白ヤギさんへ』
いぐあなから組長へ。
組長、とうとうダウンしてしまわれたんじゃナァ!酒薬も効きまへなんだか?
この際ゆーっくり休んで、十分体調を整えて下され!
蕗刈りて天龍川を漕ぎ帰る 和田祥子




眠れねば旅のごとくに明易し 木村無城
04.05.25
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青二才おのれもベンツのりたてか 矢沢平吉
■『今日の巻頭』
おるおる、こーゆーヤツ。誰の金でそんなもん乗っとんやッ!
ペンキ→ベンツ」の変換は、似て非なるラインがちょうどいいカンジ。
青蛙おのれもペンキぬりたてか 芥川龍之介
04.05.26
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父の日を誰にも祝はれず旅に出る バカボン
■『きょうの背中』
さみしーのー…バカボン。
父の日を誰にも祝はれず旅にあり 林翔
04.05.27
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夏井先生庭はあるかと問はれけり バカボン
■『今日の資産公開』
公開するほどのもんがある人は、エエけど、
わたしが公開できるゆーたら、付き合ってる男の数ぐらいかねー??
夏剪定庭はあるかと問はれけり 行広遊人
04.06.01
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張りたおす女の意地や「やい!豊」 バカボン
■『今日の豊クン』
だれや、豊クンって。
この頁のキャラとして活躍中の色男「わたるクン」に対抗するキャラか??
張りとほす女の意地や藍ゆかた 杉田久女
04.06.04
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のどけさに寝てしまひけり熊の上 バカボン
■『今日の動物』
バカボンも、どこでも爆睡できる男なんやろなー…とは思うが。
のどけさに寝てしまひけり草の上 松根東洋城
04.06.05
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酸橘盗りみ仏うしろより見られ いぐあな
■『今日の巻頭』
ははは!さすがベテラン・ギャ句ラーのいぐあなちゃん。巧いのー。
巣立鳥→酸橘盗り」こういうのをいぶし銀の技っていうんやろなあ!
巣立鳥み仏うしろよりみられ 藤田湘子
04.06.15
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妻の出来悪しと泣くや仰々し いぐあな
■『今日の巻頭』
いやはや、「麦→妻」の字面といい、「行々子→仰々し」の同音の漢字変換といい、
お見事でございますよ!
麦の出来悪しと鳴くや行々子 高浜虚子
04.06.19
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イライラと姉待つ妻の穂奈美かな 野見野真三
■『今日のヒネリ技』
凝りましたなー。
きらきら→イライラ」「雨→姉」のビミョーな変換のトドメは、
視覚的類似変換「麦→妻」ときたか。
それにしても姉はまだ来ない??
きらきらと雨もつ麦の穂なみかな 蝶夢
04.06.24
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浅田飴なにかやさしくものを言ふ 亀田あられ
■『今日の巻頭』
口にモノ入れてしゃべると、こんなカンジになるなるー!
若葉雨→浅田飴」の変換は、言われてみればのコロンブスの卵。
俳号・亀田あられが、舐める浅田飴ってのも、バカバカしく笑えた。
若葉雨なにかやさしくものを言ふ 西島麦南
04.06.25
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皮を脱ぎアレ壮齢となりにけり 沙羅婆邪
■『今日の十八歳未満お断り劇場』
年齢を刻むのは顔だけじゃない…
皮を脱ぎ竹壮齢となりにけり 宮下翠舟
04.06.27
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はつきりと爺の落馬の音一つ いぐあな
■『今日の巻頭』
でたッ!殿様ケンちゃんネタぢゃ。
「爺っ!大丈夫でござるか?」
なーんて、爺ともなればそりゃ大丈夫ぢゃないだろー。
何日か前のケンちゃんで、ケンちゃんとジイロボットが爺の噂してるネタがあって、
組長、一人深夜にフッフッと笑ってしまいました。

水虫の足ぶらさげる涼みかな バカボン
■『今日の爽快』
これは、これでご本人は爽快!
なんやろーけど、一緒に涼んでる身としては、ビミョー。
はつきりと椎の落葉の音一つ 富安風生






湖に足ぶらさげる涼みかな 正岡子規
04.06.28
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子に当り目に見ゆるものは皆壊し 矢沢平吉
■『今日の凶暴』
こ、こんな酒乱の父ちゃんなんか、いらねーッ!!
このあたり目に見ゆるものは皆涼し 松尾芭蕉
04.07.03
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薫風や介抱は吐くゲロにまみれつつ バカボン
■『今日の二日酔い?』
ま、また飲み過ぎたか、バカボン。…いや、違った。ゲロ吐いてるのが、妻・いぐあな。
介抱してるのが、夫・バカボン。いつもの絵柄ですなー。
薫風や蚕は吐く糸にまみれつつ 渡辺水巴
04.07.04
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ざぶざぶと白壁洗ふはカバかな バカボン
■『今日のナンセンス』
ばかばかしいけど、こーゆーのも大好きな組長。
カバで体使って洗ってそーで、愉快ぢゃ!
ざぶざぶと白壁洗ふわか葉かな 小林一茶
04.07.19
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囮来て人はものかげより出づる ギャ句太郎
■『今日の巻頭』
こりゃ、オトリ捜査ってヤツですかい?犯人との接触を目論んでいるってわけか。
小鳥→囮」は思いつくとしても、使いづらい展開だと思うんだけどお見事でごわす。
小鳥来て人はものかげより出づる 田中裕明
04.08.06
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傷の背のうずき赤目の霊おぼゆ いぐあな
■『今日のお便り付き投句』
いぐあなから、組長へ。森の妖怪…イヤ妖精いつきちゃん!
昨夜はお疲れ様でした。
音楽と朗読の見事なコラボレート、ホンマにえかったです!
鱚の背のうすき網目の涼おぼゆ 大野林火







































定期的に、バカボンが送信してくる。それを掲載。ここから真実が産まれる。時にお日様は西から御上りになられるかも・・・・
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