２００３年３月：ヒカリモの洞穴で不思議な幾何学模様を見つけました。
ヒカリモは通常うっすらと緑色をしていますが・・・
下の画像は，はっきりわかるようにストロボで撮ったものです。

・・・・・・数日後
この模様の正体を確かめるべく再び洞穴を訪れた私は
驚きの体験ををしてしまったのです…(笑)
それは，偶然足元に見つけた一匹のコセアカアメンボが歩き出した瞬間のこと…
思いもかけなかったことですが，それまでのすべての謎が解明されたのでした。

アメンボは前脚と後ろ脚を体を支えることに使い 中脚を前に動かすことによって推進力を得るのだそうです。 見ていると，まさにその通りの足の運び方・・・ ・・・真ん中の２本が前足の跡，外側の２本が後ろ脚の跡，そして一番外側の点々が中脚の跡なのでした。 ヒカリモの上だからこそゆっくりと観察できたし 足跡も残ったのでしょうね。 ラッキ〜♪

歩き出して暫くすると まさに数日前に見たのと同じ跡がついています。

左側はジャンプの跡です〜♪ ヒカリモはそれ自体は発光せず 外から光を当てることによって光るのだそうです。 まさに『黄金の足跡』・・・(笑)

アメンボの種類についてはアメンボ研究室にお世話になりました