進化するフルリジットマシンAND KA1EX
25°200段続く石段を1フィンガーブレーキングで下るKA1EX。
このテストで異常なければ大抵のコースで問題なく走破できるはずです。
しかしこれでセッティング,チューニングは
終わりではない。このセッティングはあくまで基本データーでさらに厳しい条件に
挑む場合を想定し新パーツの開発,テストを行います。
京都府北部 山岳地帯のテストコースでフィールドテストを
繰り返すKA1EX ANDデモカー
特にブレーキ関係のチェックは厳密に行う。
性動力はもちろん、スキール音など発生させれば
登山者に不快感を与えるからだ。
そして最適のアライメント角度等を割出しデーターとして保管する。
KA1は設計開発者自らセットアップ,テストライドを行っております。
MTBはもちろんSPレーサーのレーシングエンジンも瞬時に組み上げる
技術で最高のトータルセッティングを出します。
KA1ライダーはすでに最新XC,DHマシンをお持ちのライダーがほとんどです。
KA1は当初山岳専用に開発していましたが、出来上がったマシンはまさに
オールマイティー,山岳,トライアル,林道ツーリング,通勤からONロード走行も得意
としています。したがってKA1オーナーは山岳ツーリングから町乗り,
オートキャンプやレース会場の移動用などあらゆる場所でお使い
頂いています。
唯一の苦手はハイスピードDH、これは最新Wサスにまかせましょう。
AND KA1EXデモカー現在の仕様 ’97/7
フレーム:AND KA1EX(’94ATTITUDE STAGE3)
フォーク:KLEINストレート
ステム:KLEIN MC1
FD:XT CD RD:XTR
サドル:フライトチタン
ブレーキ:マグラ レバー:クーカーマグラ,低粘度OIL
Fホイール:シンクロスアルトラックスリム,ハードコアハブ,14-15ダブルバテッドスポーク
Rホイール:アラヤRM910DHリム,14プレーンスポーク,XTRハブ
クランク:シンクロス CD 42−32−22
タイヤ:IRCピラニアPRO 2.1
ANDオリジナルパーツ:BB,BBベアリング,ペダル,ブレーキブレーズ,アンチチェーンサックプレート,
MC引き上げボルト,その他ボルト類
KA1EXは操縦安定性に悪影響を及ぼす軽量パーツは使用せず8.9gを達成。
当初,DH用のホイールを流用していた為、9kg台だったがアルトラックスリムのインストール(フロントのみ)
で8kg台を記録。今後リアもキングリアハブ,バッテッドスポーク,アルトラックスリムに交換予定。
シンクロスパーツ比率が多いがANDコンセプト,イメージカラーが似ている事から採用するメーカー
の一つである。特に新しいアルトラックスリムは軽量でブレーキの効きも良く強度も抜群で
バルブ反対側を意識的に重くしているのでホイールバランスが0になりONロードで60km/h以上で
走行しても安定するおすすめのリムだ。