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AND SPECIAL PARTS TUNING

ANDではコンプリートフレームオーダーされたオーナーの方のために
長年のセットアップで蓄積されたセッティングデーターを公開しています

Vブレーキ編

Vブレーキチューニング、最高のリムブレーキを目指して

vbr1.jpg 2010年現在MTBのブレーキはディスクブレーキが主流です、’90〜96ATTITUDE/ ADOROITにおいては現在でもVブレーキがマッチします、ボルトオンや溶接でディスク化も 可能ではありますがトータルで見てVブレーキをチューニングすることで 現在でもディスクに匹敵する高いパフォーマンスを発揮します、 Vブレーキの弱点は雨天時のドロですがこれらのフレームで日時の指定された雨天のレースなどに 使うことは少なくダメージの多い雨天走行は避けた方がよいでしょう

Vブレーキの利点

・超軽量
まだまだリプレイスパーツも多いです、ディスクは重心より遠い位置に重量物を配置 するため運動性,バランスに影響します
・効き
ドライであればセッティングによりディスク同等の効きが得られます
・メンテナンス
シンプルな構造はメンテナンスが簡単でチューニングKLEINに完璧にセットアップ された姿は独特の機能美さえ見せています

Vブレーキの欠点

・雨天時にはドロの巻き込みにより効きが弱まる
・リム振れが発生するとブレーキ引きづりが発生する


それでは実践のパーツを見ていきましょう!

ブレーキレバー&ケーブル

レバーはシマノXTR ST−M9XXがベスト シマノXTR

950以降、これ以外考えられません、独自のローラーカムは非接触時はすばやく動きシューが接触後は レバー比が高まり強力にブレーキング出来る

noKon

アウターの伸び縮みが少なくカチッとしたタッチが味わえる、アルミ製のため軽量
フロントブレーキ

フロントはAVIDの高剛性で決まり AVID SINGLE DIGIT ULTIMATE

重量182g、POGIPOLINIアルミボルトに交換でさらに軽量化が可能、特徴はベアリングによるガタが少ないシンプルな構造と カチッとした高剛性、フロントはメインの制動力を司り前に引っ張られる形になるため高い剛性が必要になります、 剛性不足だと強く握ったときにレバータッチの変化やブレーキ鳴きを発生します、そして SINGLE DIGIT ULTIMATE最大の利点は左右どちらからもセットできるブレーキケーブルガイド、これにより 右フロントブレーキでも美しく無理なくセットできます、スタビライザーはATTITUDE/ ADOROIT用に設計されたANDのM356カーボンブレーズで開きと鳴きを防止します



リアブレーキ

リアは超軽量、イタリアのEXTRALITE EXTRALITE UltraBrakes 99g

リアブレーキはイタリア製EXTRALITE UltraBrakes、重量は十分な強度を確保しつつ脅威の99g、 ボルトはチタンか7075AL、AVID同様シールドベアリング入り、 スプリング,パッドのスタッドボルトまでチタン化されている、パッドホルダーも高精度なH型NC加工で高い強度、 高度な強度解析シミュレーションによりANDの2年以上のフィールドテストでも不具合は出ていない
ブレーキパッド

日本未入荷のセラミック用ブルーパッド SWISSSTOP Brake pad

制動力,コントロール性,リム攻撃性,対磨耗性,鳴き何れも高レベルのセラミックリム専用SWISSSTOPブルーパッド、人差し指一本でジャックナイフ可能、MAVICセラミックリムに相性抜群、ブレーキング時は”カシュ〜〜”という独特の音を発します、ANDではスイスより直輸入



その他ブレーキパーツ

AND Ti中空ブレーキスタッドボルト:軽量化,腐食防止
AND M356 レーシングカーボンブレーズ:剛性UP,超軽量23g
熱収縮チューブ:ワイヤーのスムーズな処理に
MAVIC CROSSMAX SLRホイール:高精度で軽量なセラミックコーティングリムのホイール、ある意味MAVICがこのホイールを供給してくれるおかげでVブレーキが生きるといえる

以上のチューニングにより抜群のブレーキ性能を確保できます、ANDでは上記パーツを基本としテストを繰り返し完璧なセッティングを行っています


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