『自立』

10月15日

10月4日からハツへの差し餌を中止した。ハツはその頃位から差し餌を嫌がる素振りを示しいて、

籠の底に蒔いていた餌をついばみ、練習用にと入れておいた粟穂を一生懸命食べていたので安心して見ていられた。

ハクはそう簡単に自立できなかった。結果から言うと、ハクはその1週間後に自立出来たのだ。

どうやらハクとハツでは産まれた日に1週間位の違いがあると思うしかない。

ハクもハツと同じ時期に自立させようとして、ハツの自立化後、差し餌の回数を夜のみの1回としてみたが、

ハクはうまく自分で餌を取れないらしく常に腹を空かしていたみたいだった。

そこで日中どうしていたかと言うと、ハクはハツに餌を食べさせてもらってたのだった。

ハツが餌を食べるとハクは傍に行き、「ギャーグァー」騒ぐ。あまりの騒がしさに根負けしたハツは、自分の食べた物を戻して

ハクの口の中に突っ込んでいる。実に微笑ましい光景だ。が、しかし、この事はハツにとって非常に迷惑な事であり、

飼主は飼主の義務を果たさなければならない。

ハクの自立はもう少し後にする事にして、1日2回の朝と夜に餌を与える事にと仕切り直した。

オムツの取れない人間はいないし、差し餌から卒業できない文鳥はいないという判断から、もう少し気長にハクに付き合うと考えた。

そうこうして、10月10日・11日は夜のみの1回とし、無事10月12日より、ハクも自立出来た。

同時にセキセイインコに対する行動にも変化が現れた。

今までは、傍にインコが来ても我関知せずの態度を取っていたハクだったが、自立した途端、インコを威嚇する様になった。

ハツの真似をしているのかそれとも本能なのかはわからないが、一歩一歩成長している事が窺える。

我が家に有る100円ショップの秤では体重の正確性に欠けるので、ネットオークションにて1900円で落札したデジタルスケールが

10月12日に届いたのでこれで計量を行った。ハツ:27g、ハク:23g 理想的な数字だ。

1週間分の開きがあるので、ハクはもう少し太るだろう。しばらくは、毎週の計量が楽しみになりそうだ。