ＳＵＢＡＲＵ360

更新が遅れましたが、理由があります。

なんと2週間前、深夜の都会を、B4で360を牽引するハメになりました。スバルの孫がじいさんを引っ張るという感じですか。
その時はとにかく留置場所までもって行くことが精一杯でしたが、共同所有の事務局様が冷静にチェックしてくれており、点火系では火が飛んでいて、プラグにガスが回っていないように思えるとのこと。

ならば怪しいのはキャブの詰り。よって部品取り車からキャブと、点火系も怪しいところはありえるので、デスビをそれぞれ剥ぎ取り、整備しておきます。

作業は、土曜の午後より行いました。本日はBCC様、事務局様にお手伝していただきました。　まずはキャブを交換してみます。　ガスケットパッキンの再使用はありますが、作業は問題なく終了、　早速始動してみると、エンジンはやはり掛かりません。ミスファイアの音がしますので、点火時期のズレが想定されます。　早速進角を進めてみますと、エンジンはあっさり掛かっちゃいました。　タイミングライトを見ると、前回より10度程度は遅角していました。これでは不調なわけです。気を良くして試乗すると、キャブがOHされているので吹けが良くなりました。

意気揚揚と、30Kmの道のりを回送することにします。　中原街道を進み、多摩堤通りへ。ちょっと信号ではカブるような感触。うーん？プラグ焼け型にしたしなぁ、と思いながらも、多摩堤通を爆走。なかなか調子よいです。70Km/hは簡単に出ます。残念ながら、それ以上はクルマが多く、速度は出せません。　そうこうしていると、二子多摩川近辺でちょっと渋滞です。なんだか吹けが悪いです。またカブったか、と思い、アクセルを煽りますと回転は上昇しますのでよし、と思っていました。しかし府中街道に入ると吹けの低下は著しく、不調になってきました。よって駐車場直行ではなく、実家の方に行きます。

早速点火時期を見ると、進めたはずの進角が遅れています。なぜでしょうか。。。。。

なお事務局様の体験したモードも、まさにこの現象のようです。私はもしかしたら、デスビ先のピニオンギアが磨耗して歯飛びを起こしているのではないか、と考えました。しかし事務局さまによれば、歯の枚数は12枚で、歯と歯の間は30度の角度がありますので、そんなに歯飛びするほどずれていないのでは？というご指摘もありました。なるほど、正しいかも。。。。

いづれにしてもデスビがおかしい事には違いないので、部品取りの物をつけてみます。部品取りのものは後期型で、ちょっと形状が異なります。しかし問題なくボルトオンです。

始動すると、点火時期も合います。よってコイツをボディに固定しようとすると。。。。進角固定ネジがバカになっています。こりゃマイッタ。お持ちかえりでピニオンと共に整備です。

仕方ないので、旧デスビを使わなければいけないのですが、ポイントが作動していません。なんだか頭が混乱しましたが、これはポイントベースのネジ緩みによっておきていました。ポイントのギャップがずれれば当然進角もずれます。　何はともあれ、ギャップを調整し、差し込み位置を試行錯誤し、旧デスビにもう一仕事御願い、です。

金井に到着し、BCC様、事務局様に本調子ではないものの試乗していただき、取り合えず鎮座。恒久対応をしなければ。。。
さらに、前進から後進するときなど、ブレーキからゴツンと音がします。これはおそらくリアのシューがハクリしているのではないかと想像しています。（フロントだけは貼替えましたので安心）　よって部品取りのリアドラムから、先日は左のシューだけ外しましたが、固着した右側のハブナットがどうしても取れません。そこで秘密兵器の登場。この日の為に充電インパクトを調達しており、この正否が投資の正誤を決める瞬間です。

”カンカンカンカンカン！”というインパクトの悲鳴と共に、あれだけ硬くて外れなかったナットが動き始めます。うーん、凄いぞ充電インパクト。

ドラムを外し、錆だらけのビスとアンカブロックを外し、シューASSYを抜きます。その後実家の方でシューをばらし、また貼替えに出します。

さて進角の狂う原因ですが、推測がいくつかあります。

　キャブは載せ替え。フロート室の蓋だけ旧品（ホースの脱着が面倒だし、いまはまだ触らない方がよさそう）

SUBARU 360　復活計画

想定外！の巻

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想定外！の巻

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　想定外！の巻　　　　　　