2.石鎚水源の森くらぶボランティア

  2−1 炭焼き研修

   「石鎚水源の森くらぶボランティア」は、放置人工林を水源の森に転換する為に、間伐・植
  樹・雑草木の刈払いや、間伐材の有効活用、竹林整備と炭焼き等の作業を行っています。

   2002年12月、ドラム缶窯による、竹炭焼き作業の研修が有ると聞き、参加しました。
  西条市加茂川上流の加茂地区で、林業活性化センターの方達が準備した10基のドラム缶窯
  で、愛媛大学 鶴見助教授の指導で、モウソウチクの炭焼きを実習しました。

   今回は、1日目が、竹林整備の為に伐採した竹を有効に利用するための、炭焼きの研修と、
  次回の植林の為の、苗木の支柱作り。2日目は、杉の間伐材の搬出作業の後に、窯出しを行
  いました。炭焼きは、植物が炭酸同化作用により、吸収した空気中の二酸化炭素を固定する
  事にもなるので、カーボンニュートラルな、環境に優しい燃料を作る事になります。    

      
           炭材に着火                    空気孔を絞り密閉・保温

  2−2 山桜・ケヤキの植樹

   2003年3月には、「加茂川水源の森」の植樹に参加し、山桜・ケヤキの苗木、計500本を
  参加60人余りで植えました。

  2−3 広葉樹の草刈り

   2003年5月には、「加茂川水源の森」の草刈り、6月には「小松町水源の森」の草刈り、9月
  には「21世紀の森」の草刈り、10月には「西条市市民の森」の草刈りに参加し、植林した広葉
  樹の周囲に繁茂した雑草木の刈払いに汗を流しました。


                     
                           西条市 市民の森       

   2−4 炭焼き窯の移設と炭焼き、シイタケ原木の植菌

   
2003年12月には炭焼き窯を加茂川沿いに移設し、2004年3月には移設後の炭焼き
   と、シイタケ原木の加工、植菌作業を
行いました。4月には竹林の整備、7月、9月には広
   葉樹林の草刈りに参加しました。

      
                           ドラム缶窯の移設
      
         シイタケ原木の加工                   種駒の打ち込み

   2−5 2005年は草刈りと植樹などに参加

   
2005年2月には炭焼き用の竹割りに参加し、その後、五十肩の痛みで参加を自粛して
   いましたが、10月の草刈り、11月の植樹には参加しました。
   

      
         新居浜市民の森で草刈り                   ヒノキの植樹



   2−6 2006年に参加した作業
   
2006年は3月4・5日の炭焼き、3月25日の植樹(小松町)、5月13日の草刈り(西条
   市)、5月27日の草刈り(四国中央市)、8月26日の草刈り(下猿田水源の森)、9月9日の
   草刈り(四国中央市)、9月30日の草刈り(小松町)、10月7日の草刈り(新居浜市)、10月
   21日の植樹(四国中央市)、11月18日の草刈り(新居浜市民の森)、11月25日の草刈り
   (黒瀬ダム取水湖の森)に参加しました。

      
           10基の窯で竹炭焼き                   植樹林の草刈り

    また、11月11・12日に内子町で行われた、「四国の森づくりinえひめ 山の日の集い」
   で石鎚水源の森くらぶが「四国山の日賞」を受賞する事になり、1泊2日の行事に参加しま
    した。

      
        会場(五十崎自治センター)              「四国山の日賞」受賞

      
       愛媛県の温室効果ガス排出量            安全推進分科会(現場)

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