ーあなたのやさしさの21ドルをー |
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「チャイルドケア・ミニストリー」とは?
開発途上国の特に貧しい子どもとその家族の自立を支援すフリーメソジストの教会が設立した制度です。
現在、支援者約18,000人。支援地25ヶ国、 ジンバブエ、コンゴ(旧ザイール)、ベネズエラ、南アフリカ、ルワンダ、フィリピン、 パラグワイ、ナイジェリア、モザンビーク、メキシコ、マラウイ、インド、エルサルバドル、ハイチ、エクアドル、ドミニカ、コスタリカ、チリ、カメルーン、ブルンジ、ボリビア、 ブラジル、アルゼンチン 等で活動しています。
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お金で買えない未来をお金で!
阪南キリスト教会 牧師 東 隆
ひところレゲーという音楽が、若者の間で流行したことがある。ハイチやジャマイカの音楽である。今、ラジオからそういうサウンドやリズムが聞こえてくると、遠い外国の音楽でなく親しい国のものに思える。我が家の男の子(もう青年の風貌である)は、サムエル・テリスカ君というハイチの未来をになう少年である。写真を見、英語に翻訳された彼からの手紙にはいつも「Thank you for being my sponsor 僕は元気で過ごしています。この手紙を書けることがHappyです」と記されている。「あなたがたに神の祝福がいっぱいありますように」とも。13歳の時、私はだれかにこんな手紙を書けただろうか。こんなに感謝を込めて手紙を書いたことがあっただろうか。この手紙を読んで、感謝できるのは、わたしのほうだ。今混迷している彼の国も、彼らが今の心の上に教育を受けて知識、判断力がつき、ハイチを支える者となっていく。その未来のために小さなお金を用いてもらえるのだから。彼は今、遠い北大西洋の少年でなく、我が家の一人である。新聞やTVで、ハイチの出来事を見聞きするとき、政治・経済が安定するように、彼の生活が守られるようにと祈らされている。サムエル・テリスカの未来はお金で買えない。けれどもチャイルドケアの働きを通して「今」の彼に送る少額は、彼といっしょに成長して、彼の喜びを分かち合ってもらうことができる。もちろん彼は今教会につながっている、ただ習慣で教会に行っているばかりでなく、信仰によって結ばれた日本の家族との関係が、彼の未来を、狭い利害の世界から、国を愛し、真に人々と祝福を分け合える一人」になっていくためである。
今受けてもらえるわたしたちはしあわせである。このわざで、未来を先取りさせてもらえるのだから。チャイルドケアの奨学金は本当に必要なすべてを満たせる額ではないであろう、苦労するであろう、だが世界の反対側の国の人から送られてきたお金は、彼の希望の灯りとして、苦しみの時を越えさせるのではないか。世界中のいくつもの国々にチャイルドケアのお金が届いている。送る側の人々も決して豊かな人々ばかりではない、恩着せがましくでなく、あなたの未来の祝福を今、少額ですが味合わせて下さい。その国を、戦乱から守り、生きて最善の未来を得ることができますようにと、この働きにたずさわっている人々といっしょに、主に祈りつづけていきたい。