チリ 〜サポートチャイルドから開拓牧師に〜

 チリのサンディエゴで開拓伝道をしているカーリムさんもチャイルドケアの支援児でした。彼はFM教会とチャイルドケアを通じて神様が彼の人生にどのように働いて下さったかを感謝を込めて語っています。
 「12歳の時、誰かが私を愛し、支援して下さったので私はチャイルドケアという世界的な広がりを持つ霊的なグループに参加出来ました。それで私は教会を愛するようになり、神様が世界中で行われている働きの理解と愛を増し加えられたのです。クリスチャンホームに生まれましたが、救いに関しての経験はありませんでした。でも支援を受けるようになって2年後に、私の人生は神様の方に向きを変えられ、ミニストリーへの召命を自覚するようになったのです。神様は私を励まし、指導者を与えてくださり神学校の最初の生徒の一人となりました」と。
現在教会開拓プロジェクトは、人口
600万人以上のチリ最大の都市サンディエゴで行われています。2010年まで10教会が期待されています。現在会員数110人の教会が6ヶ所あります。大部分の教会員たちは貧しく、子ども達は食糧・衣料・医療を求めています。
 カーリムの妻カルメンは、15歳の時教会で主と出会いました。カーリムとは子ども達の援助を通じて知り合いました。2人の息子がいます。1人は支援を受けていますが、もう1人はまだ受けていません。主がスポンサーを与えてくださることを祈りつつ待っています。

インド   〜ありがとう〜

2003年のチャイルドケア・ニュースに「私達に新しい家を」という緊急事態の記事が載り、子ども達を安全にケアするために25万ドル(約2800万円)が必要であると書かれていました。それが素晴らしいことに世界中の何百人もの人々の献金によって満たされたのです。クリスマス、記念日、誕生日等の感謝献金として小額から大金まで様々な形で集まりました。まさに愛のほとばしり、神様の大いなる祝福でした。そのおかげでインドのチャイルドケアミニストリーは600人の子ども達のために安全で適切なホステルを建設出来るのです。
 FMアジア支部の報告によると、ボンベイのアンバナスにホステルが完成し100人の男子がスラム街から郊外の健康的に生活出来る場所に移り、新しい家は感激と喜びで満ち溢れたとのことです。ウムリやアシファバットやバンガロアでも次々と建築の計画が進められています。
 これらのホステルは同時に教会としても用いられます。ホステル活動を通じてのキリスト教の影響力は計り知れません。アン・ヴァン・ヴェイラン先生は「すべての祝福の源である主をたたえましょう。祝福は祈り献げて下さるあなた方1人1人を通して溢れ出ているのです」と喜びを語っておられます。