工事スタート~完成まで

間取りや内装・設備も決まり、とうとう各業者から見積を取り契約です。
オープンシステムなので、躯体工事や電気工事、塗装工事や水道工事は全て別々の業者です。
一番安い見積を出してくれた業者をARGさんが選定してくださり、なんとか私達が出せる範囲の金額におさめることができました。

▼ 建築費用

建築費用決定

一番最初に出された見積は、大幅に予算オーバーだったので、水回り(洗面器やトイレ用手洗器)を一つのメーカー(INAX)に統一したり、洗面室とバスルームを隔てるガラスをすりガラス→型板ガラスに変更したりしてコストダウンをはかりました。
ARGの金城さんが一生懸命業者とかけあってくださったようで、最終的に
¥14,591,930
になりました!
ちなみに設計管理料やオープンシステム保証共済費、地鎮祭費用、登記料なども含まれています

建築費用内訳

設計管理料 ¥1,890,000
オープンシステム補償共済費 ¥112,000
建築許可申請料 ¥9,000
地鎮祭費用(玉ぐし料¥30,000込) ¥130,000
役所完了検査料 ¥120,000
建物表示登記料 ¥75,000
建物所有権保存登記料 ¥27,250
躯体工事 ¥5,900,000
杭工事 ¥500,000
電気工事 ¥300,000
土壌処理(白アリ駆除) ¥45,000
鋼製建具工事(キッチンなど) ¥1,530,000
タイル・石工事 ¥210,000
木工事 ¥979,000
金属工事 ¥250,000
塗装工事 ¥550,000
内装工事 ¥220,000
電気工事 ¥525,000
水道工事(機械工事) ¥1,305,000
クリーニング ¥22,680
合計        ¥14,591,930

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▼ 地鎮祭

地鎮祭

地鎮祭写真 地鎮祭は、琉球セレモニーさんに一括しておまかせしました。費用は¥100,000。
祈祷は、首里のだるま寺のお坊さんにお願いしました。(お布施は¥30,000)
このだるま寺のお坊さんが2人いらっしゃって、お経を唱えてくださったのですが、ものすごーーく響く声でリズミカルで変なとこで感動してしまいました。
ちなみに、地鎮祭の前にARGの金城さんと一緒に近所にお菓子を持って挨拶まわりをしました。

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▼ 家が出来上がるまで

杭打ち~コンクリート流し込み

杭打ち 杭打ち

捨てコン 捨てコン

基礎配筋 基礎配筋

コンクリート流し込み直後1 右手前が玄関
コンクリート流し込み直後2 玄関までのアプローチ
コンクリート打設した翌日に、バケツをひっくり返したような大雨が降り、家のことが非常に心配だったのでARGの金城さんに質問しました。
・雨について・・コンクリートは打設後急激な乾燥を避けなければいけません。昨日から今日にかけての雨は逆にコンクリートにとってはとても良い状況です。
・打設中の雨は問題ありますが、打設後の雨は問題ありません。
との回答をくださったので、一安心。このまま無事に順調にいってほしいものです。

壁配筋 壁配筋 壁配筋

コンクリート打設その2 コンクリート打設その3 コンクリート打設その1 コンクリート打設

型枠はずし後その2 型枠はずし後、外観 型枠はずし後その1 リビングの上方窓枠

内部

土間打ち 土間打ち

フローリングその1 床貼り途中 フローリングその2
フローリングはチークにしたんですが、思っていたより色が明るかったので、(写真だと暗く見えますが)良かったです。こうなってくると、ほんとーに家らしくなってきたなぁ。。と実感。

玄関ドア 玄関ドアがついてました。

浴室 浴室のタイル貼り完了。 琉球ガラス 玄関左横の琉球ガラス。 リビングから窓
リビングから見える窓。。小さなリビングが広く見えます。満足。

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▼ 家の住み心地や完成後のトラブルなど 

住み心地

家外観 コンクリート打ちっ放しは夏暑く冬寒いと言いますが、実際住んでみた感想は・・・かなり快適!
高台&西日が入らない(西側に建物が建っている)&リビングの天井を高くした、せいかもしれませんが、夜などは窓を開けっぱなしにすると真夏なのに寒いぐらいです。家外観
そのぶん、冬は寒いかもしれませんが、沖縄なら夏の暑さ対策の方が重要なので、満足してます。
困っているのは、犬の糞害と蚊が多いことでしょうか。
新しい家に引っ越した初日に、家の前で犬の糞を見つけたときは、一気に脱力しましたよ。。犬を飼っている方は、気をつけてくださいね。
リビング また、隣家との境界に粗大ゴミの不法投棄があり、役所に連絡しましたがとりあってもらええませんでした。 ARGの金城さんに相談したら対応してくださり、助かりました。
リビングの前上方につけた窓は、ちょっとコスト高になってしまいましたが、取り付けて本当に良かったと思いました。日が沈むまで明るく電気を付ける必要がまったくありません。でも、天井に窓をつけたわけではないので、直射日光が入ってくることもありません。
昼は青空、夜は星空と月の絵画が飾ってあるようで、非常に気に入ってます。

完成後のトラブルなど

工事中または完成後のトラブルが多々あったので紹介します。みなさんの参考にしてください。

  • 隣の家の工事で、わたしたちの水道が使われていた。つまり、私達が隣の家の工事の水道代まで支払っていた。
    設備業者の方が、たまたま不正使用を見つけて教えてくれた。設備業者の方に大感謝。
  • LAN工事の配線が間違っていた。このときの電気工事業者の対応が非常に悪かったので、別の業者にお願いすることになった。しかし、当初の設計通りにはならなかった。。
  • コンクリート壁がまだらがあまりにひどかった。写真はこちら
    写真のようなまだら模様がいたるところにあり、明らかに他の打ちっ放しの家の壁と違っていた。工事業者に修正をお願いしたが、よくあることなどという説明を受け、修正するとより汚くなる可能性があるとのことで断念。
    これから建築される方は、見積の安さだけにとらわれず、その業者の実績や能力を見極めましょう。
  • 庭の土が陥没していた。上の躯体工事と同じ業者。→対応は遅かったが、ちゃんと対処してもらった。
  • キッチンの裏の錆び。→自分達で処理。
  • 洗面器から水漏れ、→すぐに設備業者の方が直してくれた。
  • 窓の格子の錆び。→業者に錆び取りをしてもらった。
  • トイレの取り付けミス。
    普段使うときはわからないが、掃除のときにリフトアップするとグラグラしたのが気になっていた。よくよく調べるとビスで取り付けられていなかったので、設備業者に連絡。
  • 雨が続いていたとき、窓枠からつーっと水の筋が壁をつたっているのを発見!写真はこちら
    下の床にも水が溜まっていて絶句。
    梅雨ごときの雨で雨漏りしてたら、台風のときにはどうなるんじゃーー!と、早速、設計事務所に連絡しました。ちょうど建築してから1年近くになるので、1年目の点検をかねて、調査しに来てくれることになりました。
    原因は、外壁のひび割れ(クラック)とのこと。大ショック。たった1年でひび割れ、しかも雨が中まで入ってくるほどのひび割れというのは、かなり問題じゃないでしょうか。
    とりあえず、家を建てたときの施工業者H建設が補修していきました。写真はこちら
    変な注射器みたいなものがささっています。
    圧力をかけて接着剤?を浸透させているようです。

    それにしても、壁がまだらになったり、たった1年で壁がひび割れたり。。このH建設はほんと最悪!!実名を出してやりたいぐらい。

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▼ 固定資産税・不動産取得税 

固定資産税は、取得の翌年の4月、不動産取得税は取得の翌年の夏~秋に徴収されるようです。

固定資産税

4月に、初めての『固定資産税納税通知書』が届きました。

・家屋の課税標準額は、
  床面積1㎡当たり、8万円程度
・土地の課税標準額は、
  床面積1㎡当たり、3万5千円程度
になっていました。したがって、
・家屋の年税額は、
  約80,000円×床面積(㎡)×0.014(税率)×1/2(新築系減税)
・土地の年税額は、
  約3,5000円×床面積(㎡)×0.014(税率)×1/6
となっていました。
※住宅用地の面積が200㎡を超える部分については1/3を乗じる。
 我が家は、200㎡もないので関係ないです。
 ちなみに、1坪=約3.305785㎡ 1㎡=0.3025坪

土地の評価について気になるのが、地すべり危険区域に少しばかりかかっていることが考慮されているかどうか、ということ。
土地は、もう少し評価が低くてもよい気がするんですが。。
とはいえ、かなり恐怖でしたが、税制が大きく変わらなければ、なんとかやっていけそうです。 家屋の新築軽減は3年間のみなので、3年後に2倍になるときが恐ろしい。。ぶるる。

不動産取得税

10月に不動産取得税納税通知書が来ました。
土地家屋の課税標準額×3% の金額でした。
ただ、沖縄県の不動産取得税の説明サイトによると、新築の場合は、固定資産課税台帳に登録された価格とは多少異なるようです。実際、以前アップした固定資産税のときの評価額と若干異なっていました。
宅地評価土地については、負担調整措置が講じられているようで、土地の価格×1/2になっていました。

結局、我が家の不動産取得税は、145,300円でした。
土地約42坪、建物約18坪、平屋鉄筋コンクリート住宅、沖縄那覇市の場合。
まぁ、東京のど真ん中や過疎地など、土地環境によって大分変わると思いますが。

とりあえず、家を建てたあとの大きな出費はこれでひと段落。
家を大事に大事に使っていって、夫婦が土に還るその日まで、この家で暮らして生きたい。

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