オープンシステムの設計事務所探し

土地を無事購入したのは良いけれど、大幅に予算オーバー。
建築費用を安くする方法はないかといろいろ調べた結果、オープンシステムに行き当たります。

▼ 分離発注(オープンシステム)に決める

建築予算

土地を無事購入したのは良いけれど、土地1560万+仲介料60万弱だったので、大幅に予算オーバー。
予算3000万円以内におさめるために、建築費用は1200万円程度にしたい。20坪平屋なんだから、きっとなんとかなるだろうと、いろいろ調べ始めました。

分離発注とは

そんなとき、分離発注という方式を知ります。
分離発注(オープンシステム)とは、施主が各工事ごとにそれぞれの専門工事業者と直接契約し建築していく方式です。元請業者とのマージンをなくすことでコストを下げられる、直接契約なので見積価格が透明である、などのメリットがあります。
ただし、ハウスメーカーに一括して依頼するよりも、手間と時間がかかり、打ち合わせの回数も増加するので忙しい人には不向きです。
価格の見える家づくり』はオープンシステムを理解するのに役立ちます。

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▼ 設計事務所探し 

ネットで設計事務所探し

多少時間がかかっても、自分の希望通りの家を作ることがローコストできるなら!とオープンシステムで建てることに決めました。
早速、沖縄でオープンシステムを導入している設計事務所を探しました。

上記のサイトを見て、オープンシステムが導入されている設計事務所探しをしました。

設計事務所めぐり

OSの設計事務所を回り、最初は別の設計事務所に決めていたのですが、忙しさの為かなかなか親身になって貰えず、これではちゃんと管理して頂けないと心配になったのでお断りしました。
改めて探したのが(株)エー・アール・ジーさんでした。
沖縄県建築設計事務所協会 第24回住宅設計展 最優秀賞など、いろいろな賞を受賞されているようで、こんな立派なところが、低予算の狭小住宅を建ててくれるのか心配でしたが、ダメモトで訪ねてみました。
なんと社長の富永さんご本人が直接話を聞いてくださいました。とても人の良さそうな方で好印象。1000万円程度の予算で建てたいことを伝えると、嫌がる様子はなく、普通は嫌がると思われるローコストでの建設なのに、喜んで検討してもらえそうでした。

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▼ 設計事務所決定

設計・工事監理料

好印象の(株)エー・アール・ジーさんですが、気になるのは設計料。
通常の設計費用は工事費の10~15%程度です。オープンシステムの場合は、設計事務所が設計管理・施工監理以外に見積参加業者の取りまとめなど細かいことまで携わるので、多少報酬料が高くなります。
そのことはよく知っていたので、多少高い料金でも覚悟していました。けれど、最初に断った設計事務所よりも10万強安い金額を提示されたので、逆にラッキー♪と思ってしまいました。
設計料を高いと思われる方もいるかもしれませんが、設計事務所がする作業量を考えると妥当なものです。

間取りプラン

間取りは自分達で考えに考えて描いてきたものを最初に渡しました。後日、私達の希望をちゃんと取り入れた素晴らしい2プランを提示してくださいました。
ほとんど変更するとこをはありませんでしたが、自分のこだわっている部分はきちんと伝えて修正してもらいました。

  • 対面式キッチン(テレビを見ながら料理したい)
  • トイレは寝室のすぐ近く
  • リビングは広く(ほとんどリビングで過ごすので)
  • 和室なし
  • 風通しよく明るく
  • 部屋数は少なく、必要なときに仕切れるように

間取りを考える上で以下の本が参考になったのでご紹介いたします。
主婦が考案した住みやすい家102の知恵
プロの建築家が考えた小さな家の間取り
家相がよくなる!「間取り&家のつくり」実例プラン130

設計事務所と契約!

ARGに提出してもらった最終的な間取りプランは、私達の希望通りでとても気に入りました。土地をちゃんと見て細かいアドバイスもしてくださいました。また、資金調達についても詳しい潮平さんにいろいろ相談に乗ってもらいました。
本当に頼りになる!ということで、(株)エー・アール・ジーさんと契約しました。

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▼ 住宅ローン

住宅ローン

今は、まだぎりぎり住宅ローン減税もあるし、金利も平成18年4月から一気に引き上げられることもあり、急いでローンを組みました。
私達は、琉球銀行の住宅ローンにしました。
『当初5年間固定金利年1.9%』+『エコハウス住宅ローン』(オール電化住宅だったので)が摘要されました。ということで、『当初5年間固定金利年1.8%』でローンを組みました。 所得証明書や印鑑証明、給与証明書や設計図・工事見積書などなど20項目近くも用意しなければならないものが多くて本当に大変でした。
ちなみに、建物が実際に建って登記が済んでからでないと、銀行からお金が振り込まれません。つなぎ融資(登記前にお金が欲しい場合の融資制度)も考えましたが、金利が高いです。ですので、つなぎ融資をしないで済むよう、建築完了後に支払いさせてもらえるよう施工業者の方にお願いし了解をもらいました。

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▼ おすすめ本 
私的おすすめ本
売れてる間取り本

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