怖い夢をみた。
私が、ひとりで立っている。
まわりには何もない。
ただ真っ白な空間。
空間かどうかさえわからない。
広がりも、高さも、何も感じられない、白い場所。
突然。
何もないのに、何かが迫ってくる。
圧迫感を感じて、ただ走る。走る。走る。
どこへ?…わからない。ただ、恐怖心。
そう。
たとえて言うなら、
真っ白な風船を膨らませた真ん中に、私はいる。
空気が少しずつ抜けて、風船は四方八方から私に迫ってくる。
逃げ場はどこにもない。
怖くて、怖くて、必死で走る。
…そして苦しくて目が覚める。
繰り返し、何度も、こんな夢をみた。
閉塞感?それとも、孤独?
夢がどんな意味を持っていたのかはわからない。
ただ、中学生になった頃から、20歳頃まで、何度も何度も同じ夢をみた。
あの頃は本当にいろんなことがあった。
そんな時いつも、屋根に登って星を見ていた。
今はもう見なくなったこの夢。
最近は、普通の夢でさえ見なくなってしまった。
夢を手に入れたからかもしれないね。