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※「車」歴

これは鉄道より古いです(^_^;
物心ついたときには車の絵を描いていた。バスが多かったが,中には「マツダT600」なんかもあった。 (本当に年がわかってしまう・・・と言うより,私の年ではこんな物を知っている人間は非常に少ないのだが。)
自動車ガイドブックを絵本代わりにし,国産乗用車はほとんど識別できたという恐ろしいガキであった。(小学校に上がる前の話です。)ただ,悲しいかな家は裕福ではなかったので,車に乗ったことは少ない。
父が仕事の関係でたまたま家に乗ってきたベレル(!)やセドリックのバンに乗った記憶はある。小学校高学年の頃,父がカローラ(KE20)を購入。運転を覚えたのはこの車である。(父はその後70系,90系とカローラを乗り継ぎ,最近カムリにグレードアップ。) 自分で買った車は,ミラ(L70V)が最初。TR-XXが欲しかったが財布と相談してTRターボで我慢。ケチなこともあって10年,10万キロは乗ろうと思っていたのだが,クラッチ,エンジンと次々にくたびれてきて約8万で手放すこととなった。いじりたい病(メカではなく,もっぱら見た目だけね)の結果として,買ったときとはまるで別の車のようであった。並行して"フォード"レーザー(3代目,要するにマツダファミリア)に乗っていた時期もあったが,これは事情があって私の元を離れていった。 ミラで小さい車が気に入っていたので,後継車選びには苦労した。
今でこそワゴンRやホンダZやダイハツネイキッドなど乗ってみたいのもあるが,当時の国産の軽やリッターカーはほとんどお嬢様仕様になっていたのである。大人の男が乗ってもまあ様になる小さな車というと,外国に目を向けるしかなかった。ゴルフもでかくなっちゃったし,ミニは人気が高かったけれど,いくら何でも古いよなあ,といったところで,ミニの後継として生まれた(そしてミニより先に消えた)ローバー100に決定。年に1回はトラブルを起こし,1ヶ月ほど入院するのが常だった。
「出来の悪い子ほどかわいい」状態だったのだが,トラブルが同時多発したのと,以前にも2回交換したオルターネータがまたこわれたので,さすがに涙をのんで5年半で別れを迎えることとなった。
・乗ってしばらくして,ミニと同様にグリースニップルがあることを知りびっくり。結局動力以外のメカニズムはミニから大して進歩しなかったようだ。
で,上にも書いたダイハツネイキッドに乗り換えて現在に至る。
マツダT600(K600かもしれない)
ダイハツミゼットと市場を二分した軽三輪トラックK360の兄貴分。600ccエンジンをミドシップ!に積み,360よりちょっとだけスタイリッシュな長い荷台をつけていた。色も360より濃い色に塗られていた。私が見たのは燃料店(薪屋さんと言っていた)で使っていたもの。
ベレル
いすゞが,それまでの英国ルーツ社の「ヒルマン・ミンクス」生産から,完全国産とした第一号の乗用車。ツートーン塗装とか,ディーゼルエンジンなどもあってけっこう意欲的な車ではあったようだが,ヒルマンの優雅さから見ると未消化な感じを受ける。この車,バッテリーが上がるとナンバープレートをめくり上げ,バンパーの穴からクランク棒をつっこんで人力で始動することができた。そのころの車はそんなものだったらしい。
セドリックのバン
もう日産とプリンスは合併していた頃だと思うが,まだセドリックとグロリアは別の車だった。不人気だったピニンファリーナ(だったと思う)デザインの車。(このときのブルーバード410もそうだった。)なぜかリアシートが固定されていて5ナンバー登録だった。
KE20(2代目カローラ1200)
父は中古のKE10「プラス100ccの余裕」カローラを買おうと思っていたのだが,新車を見てやられてしまった(^_^;トヨタの「70点主義」をまさに地でいくような(ほめているのです)まとまりの良い車だったと思う。後に伝説のTE27レビンを生む車である。ただ,子どもの頃私はこの車でやたらに酔った。
KE70(カローラ1300)
後輪駆動最後のセダン系カローラ,直線的でシンプルなデザインが好きだった。
ちなみに,このころは「TE70」系(1500cc)が主力だった。
ミラ・ターボ
危険なほどスピードを出さなくてもスピード感があるのが気に入っていた。(って,遅いだけ?)85km/hで警告が鳴って,110km/hでリミッターが作動するのだけれど,このリミッターが過給圧を抜くというもので,バキュームチューブ1本を外すと効かなくなると言う代物。当然(^_^;殺してしまった。(とはいえ,実際そこまで飛ばしたことはほとんどない。振動がすごいし,何より軽の制限速度は80kmだったのだから(^_^;)
さすがにシートが(形はともかく)プアだったので,何とレカロに交換。ステアリングホイールもナルディに換え,これはローバーにも移植して使った。外観も,フロントグリルとリアガーニッシュを自作するなど,かなりいじった。
ローバー100シリーズ
ミニの後継車として「ミニ・メトロ」の名で生まれ,ミニとほぼ同様のメカニズム構成を持っていたが,その後新型エンジンに換装,トランスミッションも,ミニ同様の2階建てから,一般的なエンジンと直線の配置に変更された。V8エンジンを押し込んだグループBのラリーマシンなどもあったが,基本的に「走る」車ではない。1100ccや1500ccディーゼルもあるようだが日本に入ったのは1400ccの「114GS・GSi・Si・SLi」(5ドア,SOHC75hp,豪華仕様)と「114GTi」(3ドア,DOHC,100hp)のみ。マーチより小さい車体ながら,前後関連液圧・ガス圧サスペンションや,5ドア版の本革シート(Si除く)やウッドパネル(木目「調」ではない!)など特徴ある車。特にシートが良く,代車のディアマンテの乗り心地が悪いこと(三菱ユーザーのみなさんすみません。)トラブルも多いが,これも10年乗りたい車である。・・・が,5年しか乗れなかった(;_;)
ダイハツネイキッド
空力なんぞはなから無視した四角いボディ,鉄板むき出しの室内など,素材感を前に出した個性的なルックスながら,パーキングタワーに入れる全高の中でムーブ以上の荷室高を稼いだり,後席が簡単に外せるなど,実用性も重視した軽自動車。ローバーなどに乗っていたせいで「普通」の車では満足できなくなってしまった(^_^;私としては,方向性は違うものの惹かれるもののあった車である。
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