３．「大いなる意識」と人間の共通点

「大いなる意識」が人間の根源で本質なら、人間のシステムと共通点があるのでしょうか。宇宙の人たちの説明は、当時の私たちには思いがけないものでした。

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三位一体は、実は宗教の教義ではありません。

人間は「大いなる意識」に連なる異次元世界の意識体と、三次元世界のエゴ体（自我）と肉体の三者が同化した生命体です。

これが三位一体のいわれであり、人間をはじめ全ての生命体の基本システムです。

人間も他の意識体も、異次元をすみかにしながら、三次元世界に転生して肉体と同化した後、自我を発達させつつ体験学習を繰り返します。

三位一体のシステムは、異次元の「大いなる意識」が自身の三次元宇宙に同化しながら、その変化の一部始終を観察して学習するシステムと本質的には同じです。

「大いなる意識」にとっての肉体は三次元宇宙の全てであり、エゴ体（自我）は様々な進化段階の全ての意識体に当たります。

三次元世界の物理感覚で意識体とは、信じられないほど希薄で光よりも更に精妙な波動の振動体であり、意識体に体という字をあてましたが、定まった形はなく、個体でもなく五官でも捉えられません。

ですから「意識体は実在する」「人間の本質だ」と言われても、あなた方には定義の難しい概念ではあります。

しかし、その正体や発達の程度を探る手がかりが、エゴ体と肉体、そして絶えず起きては消えていく思いや伴う言葉や態度です。

想念観察はこの手がかりに注目します。

意識体は、物質とあまりにも振動レベルが異なるので、そのままでは三次元世界での物理的な活動ができません。

従って、肉体をまといエゴ体を操作しなくてはなりません。

このシステムは、あなた方の自動車にも同じ原理が使われています。

つまり、ボディとエンジンは肉体、操作機能はエゴ体、そして運転・制御は意識体の

（あなた）です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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彼らは自動車にたとえましたが、私は映画「エイリアン」の３作目かに、ヒロインがエイリアンとの戦いに使ったロボットアームをイメージしていました。

アニメでも、あのガンダムシリーズでモビルスーツが登場したとき、「あっ！これこれ！」と感心したのを覚えています。