4.意識体からエゴ体が発達する

意識体が肉体に転生してから、どうやってエゴ体が発達するのでしょうか。

宇宙の人はこう言っています。

<< 説明の便宜上、ここからは意識体・エゴ体・肉体に「あなた」という人称をあて、呼称を二通りに分けて使うことにします。

ただ あなた としたときは、顕在サイドの肉体・エゴ体を示します。

(あなた)と括弧を付けたときは潜在サイドの意識体を示します。

顕在サイドとは、私たち地球人が当たり前に生活しているこの世界の意識レベルを示します。

潜在サイドとは、顕在と次元の異なる意識体の世界の意識レベルをを示します。

宇宙の人からは、潜在サイドには顕在サイドに極く近いレベルから「大いなる意識」に限りなく近いレベルまで、無数の意識レベルが実在すると説明されています。 >>

 

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意識体の世界では、(あなた)の意図は自由自在に実現しますし、相手の意図もたちまち分かります。光に満ちていて安全で、優美で繊細で、いつも喜びの波動にあふれたすばらしい世界です。

ところが、あなたに生まれ変わってみると、三次元世界は故郷と180度様子が違っていました。

生まれて間もない(あなた)にとっては、何事もなかなか思い通りに実現しないし、相手の様子もよく分からない、いつも暗くて波動が粗くて、さらには刺激が強くて騒々しくて危険で恐ろしい世界です。

おまけに重くて少しも自由にならない肉体を引きずっているしと、もう八方ふさがりになってしまいます。

従って、同化の(あなた)は「本当にこのままでいいのか」「この先やっていけるのか」といつも不安が消えないのです。

 

この「ぬぐいきれない不安」を解消しようと、(あなた)は遅かれ早かれ顕在のあなたの存続と安全確保のためのセキュリティ機能を発達させる必要に迫られます。

これがエゴ体のあなた(脳の機能)です。

(あなた)は、受胎後2〜3ヶ月ほどの胎児の肉体と同化しますが、エゴ体のあなたとなる脳は、基本的な機能を除けばまだ全くの白紙です。

母親の胎内にいる間に、脳機能の発達に伴って白紙に絵を描くようにエゴ体のあなたも徐々に発達しますが、この間母体が外的な刺激によって何かのショックを受けると、その程度に応じて胎児の脳機能も敏感に反応し影響が及びます。

つまり、否応なく心に傷を負っていきます。

そしてこれがエゴ体の発達に大きく関わってきます。

 

心の傷の大きさ深さは、受胎した(あなた)が持ち込んだパーソナリティーによっても大きな個体差を表します。

転生を重ねたベテランのパーソナリティーにとっては、心の傷は比較的小さく浅いものになるでしょう。

心の傷は、同化の(あなた)が外的な刺激のショックに対応できなかったとき、エゴ体の苦痛の記憶として脳機能に刷り込まれるものですが、エゴ体のセキュリティ機能が未熟な間は、どうしてもショックをまともに受け止めてしまうために、大きく深い傷となるケースも少なくありません。

大きく深い傷になるときは、強いショックを繰り返し受けることがほとんどで、基本的な「ぬぐいきれない不安」がやがて「恐怖」に発展していきます。

 

心の傷は、胎児のときから負い始め、幼児でいる間に基本的な範囲を体験し終わり、エゴ体の骨格ができあがります。

もし幼児までに大きなショックの体験が極端に少ないとき、エゴ体の発達は遅れて(あなた)はその後の人生を、数倍の体験で埋め合わせなくてはならないでしょう。

(あなた)は刺激に対する自身の過剰な反応に苦悩するでしょう。

幼児体験が、その後の人生に大きな影響を及ぼす根拠はこの心の傷にあります。

心の傷は、幼児以後の人生でも、エゴ体の発達には不可欠です。

心の傷は外的要因のほか、相手に及ぼした被害の責任を自身に負わせるケース、つまり、自身で自身を傷つけるような、内的要因もあります。

 

エゴ体は、(あなた)が転生のたびに持ち込む「パーソナリティー」や「テーマ」と、また、転生後の「ぬぐいきれない不安」と「心の傷」、そして「恐怖」に沿って、その機能を高度に発達させていきます。

その結果どのようなあなたになるかは、ほとんどの意識体が転生の前にその顛末を見せられ、納得していますが、生まれ変わるまでにその記憶は全て消されてしまいます。

不安・恐怖をネガティブに捉える必然性は元々何もありません。

それは、その世界で(あなた)が体験学習するためには必要不可欠です。  

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