・変化と実現の認識

想念観察によって自己の変革を成し遂げていく、自ら思い立って実現していくということですが、しかし宇宙の人たちは、私たち地球人の変化と実現の認識には異論があるようです。

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「あなたの思いは実現する」「現実はあなたが創造する」「あなたが変われば周りも変わる」よく使われる言葉ですが、想念観察の視点では、あなたが（あなた）に置き換わります。

あなたの思いが変化を起こすのではありません。

あなたは（あなた）の選択の伝達者と履行者でしかありません。

（あなた）の選択があなたの世界で実現しています。

選択はあくまで体験と学習を意図しています。

それは（あなた）の意識体チームの総意でもあります。

成長・進化への（あなた）の切なる思いが、実現を促します。　　　　

あなたは変わろうとしなくても、変わっています。

変化は自ずから「起きてくる」ものであり、あなたが「起こす」ものではありません。

このパラドックスが分かりますか？

ひたすらな探求の過程で、変化は自然に起きてきます。

蝶は変わろうとする意識もなく、さなぎになり蝶になります。

青虫は変わろうとする意識がなくても、一日一日いつも葉（変化）のあるところへ移動し、葉（変化）を受け入れ、葉（変化）を食べ消化し、滋養にして成長し、やがてなろうとする意識もなくさなぎになり、殻を開き変身していきます。

人間においてもこのシステムは例外ではありません。

あなたが意識するしないに関わらず、（あなた）の選択は様々な形やタイミングで実現しています。

そして（あなた）の選択は、ひとえに（あなた）が目の前の変化をどう受け入れ、学習に役立てるかに掛かっています。　　　　　　　　　　

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想念観察の視点は、他ならぬ「宇宙の原理原則」つまり「根源のものさし」からの視点です。

私たち地球人の多くは、自身の状況の変化・実現のメカニズムを誤解しています。

それはあくまで、顕在サイドのあなたが主体になっているための単純な錯覚に過ぎませんが、もうほとんど無意識に顕在のエゴレベルから欲求して、その実現の成り行きに一喜一憂してしまいます。

私たち地球人は、この変化と実現のジレンマをなかなか乗り越えられずに、とうとうここまで来てしまいました。

「（あなた）の意図が実現する」、これが真相です。