おわりに

最後に、想念観察者の一般的な在り方について、これまでの記述をまとめてみました。

参考にしていただければ幸いです。

　１．潜在サイドの意識体チームの一員としての自覚がある。

　２．「根源のものさし」を判断の基準にしている。

　３．自分なりの深く高い意識レベルの自覚がある。

　４．全ての想念と表現に感謝し、二者平行で見守っている。

　５．どのような想念も表現もそのまま受け入れている。

　６．違和感・調和感から課題（チャンス）を見いだしている。

　７．違和感・調和感をより客観的に照合・評価する姿勢がある。

　８．違和感・調和感を味わいながら、クリーンな統合を目指している。

　９．自身の課題を自覚し、対策を立て実行している。

１０．実行（表現）の結果を真摯に受け止めている。

私たちは最近、想念観察を全く知らなくても、無意識にこれに近い在り方になっている人は、思ったより多いのではないかと考えています。

あなたがする、現在の自分や他人への評価は如何でしょうか？

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あなたと（あなた）の想念観察について紹介してきました。

文中では、潜在サイドの（あなた）の立場を知って貰いたいあまり、顕在サイドのあなたをまるで悪玉のように扱った印象は免れません。

しかし現実には、強い同化の（あなた）に気づくため、「このレポートを読みたい」という（あなた）の意図に同意しているのは、紛れもないあなたであり、このレポートの内容に素直に反応しているのもあなたです。

あなたは、（あなた）に「余計なこと」をしている反面、同じくらい（あなた）の意図通りになってもいるのです。

このパラドックスに気づいて下さい。

（あなた）と共にあなたもそこまで発達しました。

（あなた）にはあなたがどうしても必要です。

また、（あなた）がいなくてはあなたは一瞬も存在できません。

これまでの転生でも、（あなた）とあなたは、良きパートナーでした。

紆余曲折があったにしても、（あなた）がそこまで成長したのは、各転生のあなたの協力があったからでした。

これからも、その世界に在る限り、切っても切れない仲でなくてはなりません。

そして今（あなた）とあなたは、成長進化の重大な岐路に立っています。

（あなた）という青虫が、ようやく羽化の時を迎えたこと、そして地球の大時代的なうねりの中に、あなたと共にもうこぎ出している事実に一日も早く気づいて下さい。

ではいずれまた…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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いかがでしたか？想念観察といっても、何も特別なものではないことが分かっていただけたでしょうか。

想念や表現を観察しながら、日常の視点を少しずつ転換していこうとしています。

要は（あなた）が本気になって「本来の我に返る」ということです。

想念観察に正しいやり方などありません。

（あなた）も（私たち）も、想念観察はあくまでも、どこまでも自己流です。

それもそのはず、「大いなるあなた」も自己流なのですから…

「宇宙の人たち」からは、このレポートを書いている間も、折に触れて、いろいろなヒントやタイムリーな気づきをいただきました。

（彼ら）にはもう、いくら感謝しても足りません。

このご恩（奉仕）には、私たち地球人がいずれ大きく意識を開いて「宇宙の人たち」と呼ばれるようになったとき、そして、現在の地球のような星の人間たちを導くために働くようになって、初めて報いる（値する）ことができると思います。

このレポートで、想念観察の全容について「宇宙の人たち」の意図するところは、ほぼまとめることができたと思いますが、どう書いても私たちの主観的な想念観察になっていることは免れません。

表現の不具合なところや、押しつけがましいところはどうかご容赦下さい。

そしてシンプルな見守りを実行して、このレポートの表現をはるか超えたところに展開する彼らの深く高い意識レベルと、背景となっているこの時代の大きな大きな流れを、感度をいっぱいにして汲み取っていただきたいと願っています。

想念観察を実践するために、あなたが特別な準備をする必要はありません。

必要なのは、ライフワークとする（あなた）の心構えぐらいなものでしょう。

ご健闘をお祈りいたします。

末尾に、ここまでに載せ切れなかったものを付録として追加しました。

実践の参考にしていただければ幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私たち一同