Jan. 23, 2000 NY Times
"Big Insurance Companies Are Going Public Amid Sharks"
Gramm-Leach-Bliley-Act後の金融業界の再編成（特に保険業界と銀行の力関係）を、相互会社の株式会社化に関連付けて書いた記事。
日曜版だったのであまり目に触れていない可能性もあり、また、若干興味本位的な見方が強いようにも思うが、現在の米国の銀行・保険業界の様子を、良くまとめてある。
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１．相互保険会社（特に生保系）の株式会社化
John Hankock --- 今週木曜日（１月２７日）
Metropolitan --- 数週間後
Prudential --- ２００１年
２．保険業界の生存競争（弱肉強食、海洋食物連鎖 --- 積極的な小魚が遅く・より小さな魚を食うが、その後、大きな魚に食われる）
保険業界は銀行業界に比べて伝統的に収益性が低く相対的に、体力に劣る。
３．銀行と保険会社
CITI/Travelers
銀行・保険戦略の最たるもの
Wells Fargo の保険会社への興味
AIG の銀行認可
State Farm の銀行オペレーション
４．被買収リスクにさらされる保険会社
Allstate が被買収ターゲットになっている。
Metropolitan Life, AIG が Potential Buyer
（場合によっては GEICO?）
Hartford も Met Life や AIG にねらわれている。
ターゲットとなる大き過ぎぬ（Market Capital １００億ドル以下）保険会社
Allmerica Financial $2.5Billion
Reliaster Financial $2.7Billion
American General $14Billion
Jefferson-Pilot や Lincoln National を買収したが、その後、買収のターゲットになっている。
５．ヨーロッパの巨大金融機関の米国戦略 --- 買収先の模索
Allianz
AXA
Zurich
ING
AEGON
６．損保会社と信用情報機関や車のローン会社との提携
７．保険会社にとっての ROE の重要性
食われる前にしっかりと動けるのか？
Note: BF000124.htm, Big Insurance Companies Are Going Public Amid Sharks.htm
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