【99年5月12日】

自動車保険料率、25年ぶりに低下



III(Insurance Information Institute)によれば、1998年、アメリカの自動車保険料率は25年ぶりに低下(2.8%)した。
1999年には、さらに低下する可能性がある(IIIは 4.5%と見込んでいる)。
料率低下は、景気の後退していた1973年以来。

低下の原因は競争の過熱・ドライバーの熟練・車の安全性など

一方、1台あたりの平均自動車保険料単価は逆に若干(0.5%)上昇した。
これは、好調な新車の販売を反映して、保険に占める新車の構成比が高まったため。

以下は1台あたり平均保険料(NAICによる)
1999年(予測) $702
1998年(実績) $709
1997年(実績) $706

note:bf990512.htm, autorate.htm

−−−コメント−−−

料率低下は周知の事実であったが、全米平均で低下したというのが公になったのは、初めてなのかもしれない。


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