学校探検、理科室編

 我が家の双子が小学校1年の時、入学してすぐ、学校探検をすることになりました。各教室を子供たちが回って文字を集めます。全部回れば、「がっこうたんけん」という言葉が完成します。PTAの1年生役員だった私も、どこかの教室を担当することになりました。当然理科室を希望。
 打ち合わせでは、理科室の暗幕を使って暗くし、人体模型を持ち出そうとか、わいわい言っていました。でも、理科を好きになってほしいのに怖がらすのはどうかと思い、作ったのがこれです。

 これしか残ってなかったので・・・。これだけでは、何か分かりませんね。理科室の受け持ち文字は、「た」。アルミ箔に「た」の切れ込みがあるのが分かりますか。これ、スライドのつもり。いわゆる幻灯機を作ったのです。
 子供たちに、虫眼鏡を持たせ、スクリーンに「た」の文字を浮かび上がらせる、というものです。
 アルミ箔の両側には、廃品利用のアクリル(だと思う)板。ホームセンターで工具類を買うと、厚紙に薄いアクリルでパッケージしてありますよね。あれです。

虫眼鏡は、直径7センチ程度のもの、スクリーンまでの距離は1.5メートルほど。

スライド部分が2重になっていますが、懐中電灯側は、白のビニール製買い物袋の切れ端、もう一枚が上の写真のアルミ箔です。これを適当な大きさの段ボールの箱に穴をあけて作りました。
スクリーンといってもただの白い紙です。

 当日は、全く反応のない子から、仕掛けを探そうとスクリーンの裏を見る子までいろいろでしたが、まあ、自己満足しています。

 

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