アニメ
フリクリ(FLCL)
GAINAXが贈る全6巻の青春群像風(笑)ロボットアニメーション。
アニキの元彼女に想いを寄せる無気力達観小学生『ナンダバ・ナオ太』くんとべスパ(原チャリ)に乗って、ギターを振り回す自称宇宙人『ハルハラ・ハル子』が主人公。
光域宇宙警察フラタニティVS宇宙海賊アトムスクVS宇宙の医療機器メーカーMM(メディカルメカニカ)の三つ巴を裏設定に、思春期の少年少女の不安定な揺らぎや、大人になろうとする心や大人になることへの反発心が見事に描かれていました。
特筆すべきは、ナオ太くんの頭からイロイロ出てくることかな? 角だったり、ネコ耳だったり、ロボットだったり。それも、みぃ〜んな、ハル子にギターで殴られたのが原因。そして、ハル子の狙いは、ナオ太くんが頭から出したテレビ頭のロボットが赤く染まった時に発現する海賊王アトムスクの力。最終回で、その力を他人に奪われかけたときのキレっぷりは、とってもカッコ良かったっす!
全体を通して言えるのは、見事な遊び心と世の中をナナメに舐めて、でも、一生懸命生きてるハル子と、だんだん、それに染まっていくナオ太くんの成長(?)振り。
あと、もぉ〜ラストのラストで、ナオ太くんが上目遣いでハル子に一言、「好き」のあとに自分からキスには、言われた瞬間のハル子の照れ顔とともに、脳天直撃な可愛さでした!
こんな解説じゃ、訳わかんないかもですが、ホントーに格好良い作品です!