ラインドウェル・レインリクス
アルバテル
邪眼によって身体機能が麻痺した相手の足首を掴み、二度地面に叩き付けた後、空中で斬撃を加えて三度、地面に叩きつける技。
攻撃中は常に麻痺症状が継続し、相手は防御姿勢を取る事すらできない。
アルバテルとはギリシャの魔導書の名称。アルベルツス
シャハルによる連続打撃技。
攻撃を受けた相手は、その傷口から体内の生気をシャハルに吸収される。
アルベルツスとはドイツの神学者、「アルベルツス・マグナス(マグナスは姓にあらず)」が書き残したとされる魔導書、「アルベルツス・パルウス・ルキ・リベルス」の略称。ウェルム
シャハルの持つ空間歪曲能力を用いて、任意の場所同士を3次元空間上、無理矢理に歪曲させる事で結び付け、物理距離的には離れている相手の頭部に瘴気弾による零距離射撃を行う技(空間歪曲自体は、便宜的「空間を裂く」と呼称する)。
ウェルムとは、エジプトにて書き記された「グリモリウム・ウェルム(別称:真のグリモワール)」と呼ばれる魔導書の略称である。コキュートス
地獄の最下層であり、「氷地獄」の別名を持つ。更に「カイーナ」、「アンティノラ」、「トロメア」、「ジュデッカ」の四層に分類され、謀反を起こしたルシフェル以下、堕天使達が閉じ込められた場所と言われている(幽祢がシャハルを「コキュートスの女」と称したのも、そこに起因する)。
邪眼
ある種の人間が生まれ持つという、見つめるだけで相手に災いをもたらす事のできる能力。
その力は術者の恨みや妬みといったマイナスの感情を糧とし、効果は石化、麻痺、恐怖等多岐にわたる。シャハル
正しくはシャヘル。
カナン人の生み出した伝承に登場する双子の一人であり、「明けの明星」神の事を指す。
「宵の明星」神であり、双子の片割れでもある「シャレム」の栄光に嫉妬し、クーデターを起こすが失敗、天界から地上へと追放されてしまう(その様子が「ルシフェル堕天」の伝承の基盤になったとされる)。「Daybreaker」
第1話「GREED」
VSエリル・プローズ
第2話「ARROGANCE」
VSガリィ・'バニッシュ'グレッグマン
第3話「JUDGMENT」
VSラインドウェル・レインリクス(虚身)
第4話「FETA」
VS天法院 慧矢
第5話「SELF」
VS斎月 セツナ
第6話「BALANCE」
VSアルティ・アル・ラーゼル
第7話「REVERSE」
VS姫野 翠
第8話「LOSS」
VS完全懲悪ダンザイバー
第9話「S」
VS幽祢
最終話「REpledge」
VSイハドゥルカプレーン
何らかの生命体の存在する空間の呼称。
主に人間を含む生命体の存在する空間をマテリアルプレーン、それらの生命体の魂、加えて精神体が存在する空間をアストラルプレーンと大別する。ヘブンフォール
相手の首を後頭部から掴みジャンプ、顔面から地面に叩き付ける投げ技。
叩き付けられる相手の状態が、天界から追い落とされる堕天使ルシフェルに酷似するとされ、その名が付けられた。魔王シャハル
全ての悪魔の頂点に立つ、「神」に対する最大の敵対者。
サタン、もしくはルシフェル(あるいはルシファー)とも呼ばれ、サタンとは「敵対者」、ルシフェルとは「光をもたらす者」との意味を持つ。
その素性については各種の説があるが、一般的には、かつては神にもっとも信頼された大天使であったが、己の傲慢さ故に神への反乱を起こし、彼に荷担した天使達と共に地獄へと突き落とされ、「堕天使」になったとされる。
但しここでは、他に多くの異説がある事を付け加えておく。魔王シャハル・パーソナルデータ
年齢 不明(一説には約7000歳)
誕生日 不明
出身 コキュートス
身長・体重 不明・不明
BWH 不明
血液型 不明
趣味 不明
好きな食べ物 不明
好きなもの 不明(一説には知識)
嫌いなもの 不明(一説には無知、服従、悪魔ベリアル)魔刃シャハル
真紅の刀身を持つ、魔王シャハルの分身。使用する者の魂を喰らい、魔王が現世へ現れる為の依代を作る媒体である(この際、依代に求められるのは、肉体・精神的能力に有らず、飽くまで器としての適合性のみである)。
柄には黒体と呼ばれる物体が埋め込まれており、黒が全ての色を吸収するのと同様、柄が空間に滞留する霊力を吸収して刃により方向づける性質を持っている。ラインドウェル・レインリクス
メタル系ミュージシャン志望の西洋オカルトマニアであり、邪眼の持ち主。
数年前、故郷で両親を惨殺して逃亡。
鬱っ気があり、それを紛わす為にアッパー系ドラッグを多用するといった内部破滅傾向のある性格をしている。
立証されてないものも含め数々の犯罪に手を染めており、現在は無職。
とあるアンティークショップへ盗みに入った際、魔刃シャハルを手に入れる。
ドラッグを趣味とするが、人を殺す瞬間の方が恍惚感を得られる。
天法院の使命の元、シャハルを封印しようとした「緋水佳」以下数名と戦い、シャハルにより「緋水佳」の魂を喰らっている。
ライオン、豹、狼といったルシフェルの象徴とされる動物らと同様、名の頭文字に「L」を、姓には「王」を指し示す「RIX」を持つ事からも、シャハルがこの世に実象する為の器としては最適な存在であった。ラインドウェル・レインリクス・パーソナルデータ
コピー 暁の媒体者
年齢 20歳
誕生日 3月 5日
出身 英国
身長・体重 185p・65s
BWH 78 58 68
血液型 A型
趣味 ドラッグ、ギター演奏
好きな食べ物 エスカルゴ
好きなもの 人を殺す瞬間、メタルロック、オカルト
嫌いなもの 束縛ラジエル
胸の逆五芒星から物理的に配列して実体化させた瘴気を照射する技。
これに接触した相手は心理・肉体面に変調をきたし、一定時間体の自由を奪われる。
因みにラジエルとは、同名の天使がアダムの為に記した魔導書と言われている。リクス
=RIX。
元々は「王」を指す言葉であり、過去、王位継承者あるいは王になりえる血筋の者以外は姓の語尾にそれを持つ事を許されなかった。
紀元前のケルトの王、「ウェルキンゲトリクス」の語尾もそれである。リド・ゲイド
変形逆七芒星(ヘプタグラム)に捕らえた的を爆砕する技。
シャハルの軌跡により相手の周囲に変形逆七芒星の呪術文様式魔力フィールドを展開し、捕縛(斬撃時に周囲が闇に閉ざされるのは、シャハルから発せられる余剰気味の空間滞留密度が高い為)。
自らの胸の逆五芒星にシャハルを突き刺す事で地獄とのゲートを開き、そこに存在する高純粋の破壊エネルギーにより捕縛した対象物を完全破壊する。
変形逆七芒星の辺それぞれは高慢、貪欲、好色、怨念、大食、怠惰、羨望の7大罪を表している(七大罪を司る悪魔は諸説あるが、ここではルシファー、ベヒモス、ベルフェゴール、アラストル、モロク、リリス、ベルゼブブとする)。
また、数字の「7」は完全性を意味し、この技の破壊力を端的に表している。レメゲドン
シャハルを媒介に眼前の空間に地獄の陰炎を呼び出し、相手を攻撃する技。
レメゲドンとは、別名「ソロモンの小さな鍵」と呼ばれ、その名の通り、古代イスラエルの王「ソロモン」が記した魔導書である(実際には17世紀頃の作品とされる)。ルナティックファング
相手の背後から跳躍し、後頭部に膝をあてた状態のまま、顔面から地面に叩きつける技。
プロレスリングの荒技、「カーフ・ブランディング(仔牛の焼き印押し)」と呼ばれる技に酷似。