エルツヴァーユ
人気No.1ランキング 結果発表

エリル

「みんな〜、おっひさ〜! エリルでやんすぅ!!
 や〜く、1ヶ月間に渡って行われたエルツ人気投票の結果発表、『コングラチュレーション』に続いて司会をやらせてもらう事になりましたぁ。
 これもエリルの人望ってヤツね。
 やっぱ、エリルが1位? きゃ〜、嬉し過ぎぃ〜!
 因みに投票結果は2月23日、PM18:00までのHP上の結果にアンケート葉書の『好きなキャラクター』の項目の回答と、エリル達個人がそれぞれ一票ずつ持ってる投票権を加算したものでぇ〜す。
 じゃ、ホントは1位のエリルの発表に行きたいトコロをグッと押さえて、10位、またの名を最下位のダメダメさんを発表しちゃいましょ〜」

第10位 総投票数45票獲得 ラインドウェル・レインリクス

エリル

「きゃはははは、大笑いでぇす。
 え〜、残念ですが、第10位のライさんはお亡くなりになられましたので、コメントはいただけません」

ライ

「オイッ」

エリル

「続編があったとしても出られねぇとか言ってたけど、これで完っ璧に出る望み絶たれちゃったわね」

ライ

「オォイッ!」

エリル

「ひあっ!
 な、何でアナタ生きてんのよ!」

ライ

「てめぇ、ストーリーモードで死んだからって、完全抹殺しようとすんなよ!
 大体『コングラチュレーション』にだって出てたじゃねぇか!?」

エリル

「あ〜、そーいえばそうだったわね。
 じゃ、スカっとコメント出して、とっとと消えてくださ〜い」

ライ

「明らかに10位を馬鹿にした対応じゃねぇか・・・」

エリル

「い〜から、い〜から、コメントコメント」

ライ

「だな」

エリル

「は? 何ソレ?」

ライ

「知らねぇな? 今はこれがハヤリなんだよ」

エリル

「う〜、相っ変わらずわかんないヤツゥ〜。
 あ、そだそだ。アナタ、誰に投票したの?」

ライ

「あ? オレは投票なんかしちゃいねぇぜ。
 んな、かったり〜コトしてられっか」

エリル

「え〜、勿体無い。
 それだったら、エリルに投票してくれたら良かったのに〜!
 ま、入れてくれなくてもエリルは1位だけど」

ライ

「ケッ、言ってな。結果が楽しみだぜ」

エリル

「何よぉ、含みあるわねぇ。じゃ、そっちで座ってて。
 次で〜す。第9位はぁー!」

第9位 総投票数48票獲得 アルティ・アル・ラーゼル

エリル

「第9位は48票獲得のアルティ・アル・ら〜、・・・ぜる。
 ・・・アルぅ!?
 ウソでしょ〜! 第9位ぃ!?
 しかも、あのパンクバカと3票しか変わらないなんて・・・。
 はぁ、・・・何だかすっごく情けない」

アル

「エ、エリルさぁ。凄く出て行き辛いんだけど・・・」

エリル

「アルぅ・・・。第9位だってさ。
 ちょっと見損なったかも・・・」

アル

「えっと、ご、ごめん。向上委員会の皆さんも、すみませんでした。
 せっかく、応援してもらったのに・・・。
 サスペンダーとか付けてたら、もっと順位上がってくれたかな・・・」

エリル

「そ、それはキワキワだと思うからやめた方がいいって・・・。
 でぇも、9位かぁ。
 ま、いっか。考え様によっては、アルはエリル独占って事だもんね。
 前向きに考えよ。
 でさ、アルぅ。一つ聞きたかったんだけど、アルはエリルに投票してくれたわよね。
 これからは僕が守ってあげるから、って言ってくれたもんね?」

アル

「え、ご、ごめん。ぼ、僕、つい自分に・・・。
 得票率10%から脱出したくて。
 せっかくエリルは僕に入れてくれたのに・・・」

エリル

「え? エリルも自分に・・・」

アル

「・・・」

エリル

「・・・」

アル

「エ、エリルってさ・・・」

エリル

「えーっ、しゅ、祝電が届いてま〜す!
 送り主はブライン・ザァル・デラインさ〜ん。
 アルの先生だよね〜」

アル

「絶対ごまかされてるけど、そうだね」

エリル

「じゃ、紹介します。
 『アル江。今回の順位、大変遺憾に感じます。貴方には魔導の他にも教える事があるようです。
  しかし、今回の人気投票に私が登録されてないのには納得がいきません。まぁ、絶大な人気を誇る私ですから、登録された時点で結果は火を見るよりも・・・』
 って、何コレ・・・」

アル

「先生。全然祝電でもなんでもないです・・・」

エリル

「なぁんか、かちんと来るよねぇ。
 え〜い、こんなの捨て捨て。
 んじゃ、アル、居辛いとは思うけどそっちで座っててね。
 と、その前に何か一言」

アル

「僕の力って、こんなものなの・・・?
 こ、これで落ちたかな、エリル?」

エリル

「はふぅ。ごめんね、慣れない事させて。・・・次の人、発表ですぅ」

第8位 総投票数49票獲得 ガリィ・‘バニッシュ’グレッグマン

エリル

「ウッソでしょー! 何でこんなオヂサンがアルより上なのよ〜!?
 誰が入れたっていうのよぉ!
 しかも、49票っ! オヂサンに入れた49人、名乗り出るコト!
 1人1人、理由聞いて問い詰めてやる!」

ガリィ

「ハッハーッ! 呼び出しがないんで、勝手に出て来ちまったぜ。
 みんな、俺様がガリィ・‘バニッシュ’グレッグマンだ!」

エリル

「ま、まさに勝手に出て来たわね。
 ねぇ、何でオヂサンにこんなに票集まったの?
 ゼッタイ納得できないぃ」

ガリィ

「ふふん。わかんねぇかな?
 何てったって、俺様は爆裂するナイスガイだからな」

エリル

「わかんないわよ。
 ひょっとして、サヤカさんがアンケート葉書送りまくったとか?」

ガリィ

「馬鹿言ってんじゃないぜ。
 しっかし、こんなに人気があんのも困りモンだぜ。
 サヤカのヤツに妬かれちまうぜ」

エリル

「勝手に言っててよ、もお。
 で、オヂサンは誰に入れたの。
 やっぱ、自分?」

ガリィ

「勘弁勘弁、誰かさんじゃあるまいし。
 ホントんトコは、サヤカに入れたかったんだが、生憎と登録されてねぇからな。
 新米のアンチャンに入れさせて貰ったぜ。
 アイツぁ、結構骨が有りそうだったからな」

エリル

「えーっ! あのヒーロー馬鹿に!!
 この世は分かんない事だらけッス〜。
 これ以上話してるとシナプス断絶しそうなんで、早いトコ、コメント出して、アッチで待ってくださ〜い」

ガリィ

「おうっ! 投票してくれた奴等、アリガトよ。
 ま、何か困った時は俺様に連絡しな。
 格安で相談に応じてやるぜ! じゃあな!」

エリル

「発表する度に頭クラクラしちゃうなぁ?
 辛すぎだよ〜。
 じゃあ、第7位はぁ〜?」

第7位 総投票数62票獲得 姫野 翠

エリル

「第7位は姫野 翠さんで〜す。
 どっおぞ〜」

「いよっ、みんなひっさしぶり。
 最終的には第7位。
 元祖○向上委員会のアタシとしちゃ、チト不本意な結果だけど、こればっかは仕方ないね」

エリル

「はやや〜。翠さんってやっぱマトモ〜。
 出てきてくれると、ノリが普通になるもんねぇ。
 その普通さが人気の低さの原因かな?」

「う。人気に低さって・・・。
 ほっといてくれよ。
 でもねぇ、確かに普通だよねぇ。
 もうチョイ、テレテレな選択ポーズ、多い方が良かったかねぇ。
 その方が順位も上がってたかもしんないし」

エリル

「甘い甘い、ノンノンノンってやつ!
 ガサツ系の女の子が、不器用なりに変わってく方がグッと来るってモンよ。
 って、話がズレズレじゃない。
 因みに、翠さんは誰に投票したの?」

「ガ、ガサツ系って。そこまでじゃないと思うけど・・・。
 そうそう、投票はユキに入れといたよ。
 他に入れる様なヤツもいないしね。自分に入れるのもガラじゃないし」

エリル

「ま、まぁ、自分に入れるのも悪くないと思うけど・・・、うん」

「何どもってんだい?」

エリル

「何でもない何でもない!
 え〜っと、翠さん。
 皆さんに一言、どぞっ!」

「そうだねぇ。っと、投票してくれたみんな、アンガトね。
 これからも回り込みまくって、阿修羅、バンバン使っとくれ!
 以上、翠ちゃんでしたっ!
 へへ、ちゃんだってさ。照れるね」

エリル

「何一人で照れてるかなぁ?
 そいじゃあ、次でぇす!」

第6位 総投票数90票獲得 天法院 慧矢

エリル

「第6位は、天法院 慧矢さぁん。
 ま、これは分かんないことないかな。
 でわ、慧矢さぁん、どぞっ」

慧矢

「こんばんは、慧矢です。
 皆さんのお陰で第6位の座を勝ち得る事ができました。
 最大の感謝の意をこめて、ありがとうございます」

エリル

「コングラの時同様、下手よねぇ。
 みんな、騙されてるって〜。
 でも、アナタって、変に安定してたわよねぇ」

慧矢

「そうなんですよ。
 HP上ではどんなにランキングの変動があっても、常に5位。
 上にも行かなければ、下にも行かない。
 不思議な物です」

エリル

「ほんとよね。相変わらず、生きてるかハッキリしない癖に」

慧矢

「フフ、馬鹿な事を。
 この6位という結果があれば、生きてるとしない訳にはいかないでしょう。
 ハハハ、これでもう下手に出る必要はありません。
 地に戻らせて貰います。
 皆さん、もう私を応援しなくてもいいですよ。
 いや、むしろ応援など邪魔以外の何物でもありませんね」

エリル

「こ、この男わ・・・。
 とりあえず聞いとくわよ。
 アナタは誰に票入れたの?」

慧矢

「答える義理もありませんが、特別に教えてあげましょう。
 ズバリ、緋水佳です」

エリル

「は?」

慧矢

「聞こえませんでしたか?
 緋水佳ですよ」

エリル

「も、もういいです。
 それじゃ、一言お願いします」

慧矢

「特に話す事などありません。では、失礼」

エリル

「ほら〜、みんな。結局、あんな男なのよ。
 その分、エリルに入れとけば良かったって思わな〜い?
 あの性格がいい、トカ言ってる場合じゃないのよぉ。
 はあぁ〜、疲れるなぁ、このコーナー。
 頑張れぇ、エリルぅ。
 ・・・第5位はぁ」

第5位 総投票数96票獲得 エリル・プローズ

エリル

「はい、5位の方は投票数96票獲得のエリル・プローズさ〜ん。
 とっとと出てきて下さ〜い。
 って、アレ・・・」

 

(熟考の間・・・)

 

エリル

「え〜〜〜っ! 何それーっ!
 絶対ウソよ、こんなの!
 エリルがイチバン光ってるって言ってくれた人や、便箋とかラミカまで作ってくれる人達だっているのに、信じらんな〜い!
 バグよ、バグ!
 人気がなきゃ、司会の役目なんか回ってこない筈なのに〜。
 はっ、ひょっとしてエリルってただの便利なヤツ・・・。
 うう、全然萌え萌えじゃないじゃない・・・。さてはアイツ、知ってたな〜。
 そうだ、エリル、最初は登録ミスで入ってなかったもん!
 流石のエリルもスタートダッシュが遅れちゃったらねぇ。
 それじゃ仕方ないっかぁ。
 うん、そうそう、それに決まり!!
 残念、あそこでちゃんと登録されてたら・・・。
 ううう、何だか虚しい。
 やっぱり、セツナちゃんにあげたカンパンが印象悪かったのかなぁ・・・。
 あ〜あ、やる気ナッシングっス〜。
 まぁ、5位だからいっかぁ。
 気は取り直せないケド、第4位はぁっぴょ〜」

第4位 総投票数135票獲得 イハドゥルカ

エリル

「第4位はイハちゃんでぇす。
 どうぞ!」

イハドゥルカ

「だから、イハちゃんと呼ぶなと言っておろう!
 ふぅ、これでよいのだな?」

エリル

「うんうん。イハちゃんもこなれてきたねぇ。
 でも、イハちゃん、惜しかったねぇ。
 もう少し頑張れば、ベスト3に入ってたのに。
 やっぱ、その人気は最巨乳に集中してるのかな?」

イハドゥルカ

「フン、凡婦に似つかわしき浅慮だな。
 胸の大きさだけであれば、ベスト3は、あの賞金稼ぎと私と貴様で独占だ。
 私が4位をキープしているのも全ては、あの気品漂うアクビにあるのだ」

エリル

「え〜、で、イハちゃんは誰に投票したのカナ?」

イハドゥルカ

「・・・貴様、黙殺したな。
 まぁ、良いわ。今の私は気分が良い。
 その問いに、答えようぞ。
 私が投票したのは、幽祢だ」

エリル

「いが〜いっ! 何でぇ?
 カクちゃんの事、嫌いじゃなかったのぉ?」

イハドゥルカ

「フフ、事象を普遍の物としか認識できず、流変する真実に矛盾する要素を持つ多重観点からの推察を行えぬとは・・・」

エリル

「せんせ〜、言ってる意味が分かりませ〜ん。
 ひょっとして単に、物事は色んな角度から見なきゃダメダメって事を、ちょっと気取って言ってみたんですかぁ?」

イハドゥルカ

「貴様、分かって愚弄しているのではないか・・・?」

エリル

「え〜、気のせい気のせい。
 じゃ、一言お願い」

イハドゥルカ

「・・・コホン。
 みんな〜、イハちゃんで〜す。
 人気投票、4位になれるなんて、イハ、びっくりぃ。
 これも、みんなのお陰で〜す。これからもイハの事、応援してねぇ。
 イハから、あなただけにオ・ネ・ガ・イ」

エリル

「あー、慣れた慣れた。
 人間の適応能力って偉大よねぇ。
 でも、『オ・ネ・ガ・イ』はちょっと辛かったかな・・・。
 やっぱり『・』で区切られると・・・。
 ところで、イハちゃんって、どのキャラクターが本当なの?」

イハドゥルカ

「(ニヤリ)」

エリル

「ニ、ニヤリって。まさか、さっきのが地トカ・・・?
 こ、怖くなってきたので、次の人呼びま〜す。
 じゃ、いよいよベスト3の発表です。
 第3位は〜」

第3位 総投票数271票獲得 完全懲悪ダンザイバー

エリル

「第3位は完全懲悪ダンザイバーさ〜ん。
 どうぞ! ・・・って、出てこないわね。
 ダンザイバーさ〜ん、どこっすかぁ?」

「俺はここだっ!」

(カメラ3連続ズームアップ)

エリル

「はっ、何故かあんな高いトコに。
 って、周りも採掘現場みたいになってるし」

「トゥーッ!!」

エリル

「あっ、飛び降りた。
 ってコトはぁ!」

「零着ぅっ!」

エリル

「・・・やっぱり」

ダンザイバー

「完全! 懲悪っ!! ダン、ザイバーッ!!!」

エリル

「あのさぁ、同じネタ使うのやめよぉ。
 イハちゃんのはお約束だけど・・・」

ダンザイバー

「冷たいねぇ。ま、気にしないさ。
 これが第3位の余裕ってヤツだな」

エリル

「う〜、ストレス溜まるなぁ。
 じゃ、とっとと誰に入れたか教えて下さい」

ダンザイバー

「決まってんだろ。
 俺が投票できるのは、熱く燃える正義の魂を持つ男。
 悪を倒す為ならば、自らの命さえ惜しくない。そんな奴だけさ」

エリル

「つまり、自分に入れたって言いたい訳・・・?」

ダンザイバー

「おっと、それを聞くのはヤボってもんだぜ?」

エリル

「トホホな感じ・・・。
 それでは、一言お願いです。
 簡潔に。版権関係に気を付けて」

ダンザイバー

「分かってるって。みんな、応援ありがとうな!」

エリル

「え、終わり・・・?」

ダンザイバー

「ああ。簡潔だろ?」

エリル

「極端すぎるわよっ!」

ダンザイバー

「しっかたねぇな。それじゃ、・・・ん?
 ワリぃ、緊急連絡だ。・・・どうした、ユリィ?
 何っ、クライオスが幼稚園のバスを乗っ取ったぁっ!?
 フフフ、一日千秋の思いで待っていたこのパターン。
 でかした、イ、イヤ、卑怯だぞ、クライオス!
 よっしゃぁ、今行くぜっ!!」

エリル

「・・・何か幸せそう。
 それじゃ、何事も無かったかの様に第2位の発表!」

第2位 総投票数302票獲得 幽祢

エリル

「第2位は投票数302票獲得したカクちゃんで〜す。
 どぞどぞ〜」

幽祢

「はぁ〜い、こんばんは。
 幽祢です(チリ〜ン)」

エリル

「残念ねぇ〜。
 HP上では2票差でトップだったのに。
 アンケート葉書の集計さえなかったらねぇ。
 カクちゃん優勝で原稿書き上げてたKenzyさんも泣いてたよ」

幽祢

「うん、ちょっと残念。
 でも、2位でも嬉しいかな」

エリル

「余裕ね、カクちゃん。
 上位入賞はやっぱり、選択ポーズが決めてかなぁ」

幽祢

「えへへ、特に8番目がね」

エリル

「あのポーズでコロっといっちゃった人も多いもんねぇ。
 開発者の友達もアンケート葉書の好きなキャラクターの欄、カクちゃんの名前書いてたっていうし」

幽祢

「嬉しいな。
 でもね、ゴメンナサイ。
 わたしはあの人だけの物なの」

エリル

「ところで、イハちゃんと同じで、カクちゃんもそれが地じゃないんだよね」

幽祢

「う〜ん、わたし子供だから分かんない」

エリル

「10010歳のクセにぃ。
 でさ、カクちゃんは誰に投票したの?」

幽祢

「わたしが投票するのはリアしかいないわ」

エリル

「また、こんなの・・・。
 そんな無効票入れるんだったら・・・」

幽祢

「無効票でもいいの。
 これはリアへのわたしの気持ちの確認・・・」

エリル

「さ、さいですか。
 うう、もし、その一票が入っていれば・・・。
 ま、終わった事を嘆いてても仕方ないわ。
 じゃ、最後に一言お願いね」

幽祢

「皆さん、応援ありがとうございました。
 これからもエルツを色々と応援して下さい」

エリル

「お〜! 何か大人な発言。子供だけど・・・」

幽祢

「それと、わたしからみんなへのお願い。
 みんなにまた会いたいから・・・。
 ね、指きりしよ」

エリル

「また、これで差がガガーンと広がった感じ・・・。
 以上、カクちゃんでしたぁ。
 さ、発表を残すは第1位のみ。
 総投票数1406票の頂点に立つのはいったい誰でしょうか?
 ってもう一人しか残ってないけど・・・。
 栄えあるかもしんない『第1回封~領域エルツヴァーユ キャラクター人気投票』第1位は!」

第1位 総投票数308票獲得 斎月 セツナ

エリル

「第1位はパンモロ、もといパンチラプリンセス、斎月 セツナちゃ〜ん。
 どっおぞ〜!」

セツナ

「あの、エリルさん。
 パンチラプリンセスって、いったい?
 せっかく1位なのに、そんな呼び方・・・」

エリル

「まぁ、気にしない気にしない」

セツナ

「気にします!
 私だって見せたくて見せてる訳じゃないのに・・・」

華麟

「セツナ、ごめんなさい。
 私にもう少し力があれば・・・」

エリル

「い、いや、力があったからって、どうにもならないと思うけど・・・。
 でも、華麟ちゃんもブルマ履いてたわよねぇ」

華麟

「あ、あれは・・・」

エリル

「あれで、ファンの心、ゲットゲットって感じだしね」

華麟

「あれはデザイナーの方のノリで・・・」

セツナ

「エ、エリルさん。
 話が逸れてる様な・・・」

エリル

「そ、そうだね。
 でもさぁ、3ケタ獲得かぁ。
 いいなぁ。やっぱ、パンチラかな?
 見せたくないんならアンスコ履けば・・・」

セツナ

「エ、エリルさん・・・」

エリル

「う、嘘、嘘っ!
 そんな泣きそうな顔しないでよ。
 じゃ、じゃあさ、セツナちゃん、一言お願いね」

セツナ

「グスッ。・・・皆さん、応援ありがとうございました」

華麟

「ありがとうございました」

セツナ

「華麟と二人、凄く感謝してます。
 エリルさんにカンパン貰った時は、お婆ちゃんがお花畑で手招きしてたんですけど、今こうして生きていられるのも皆さんのお陰です」

エリル

「け、けっこー根に持ってた?」

セツナ

「いいえ、そんな事ないですよ。ね、華麟」

華麟

「はい。全然気にしてません」

エリル

「うう、ゼッタイ気にしてる。
 悪気はなかったのに・・・。
 ま、それはおいといて、セツナちゃんが票を入れた人、教えてよ」

セツナ

「私は、やっぱり翠姉さんに投票させてもらいました」

華麟

「え、私じゃないんですか? セツナ・・・」

セツナ

「だ、だって、華麟って登録されてなかったし・・・」

華麟

「そんな、セツナ・・・」

セツナ

「ゴメンね、華麟。でもね、でもね・・・」

エリル

「しっかたないよ、華麟ちゃん。
 アンケート葉書じゃ、華麟ちゃんがお気に入りって意見もあったしさ。
 無効票だけど・・・」

セツナ

「そ、そうだ。エリルさん、1位の賞品って何なんですか?
 ね、華麟。それ、半分っこにしよ」

エリル

「え? エリルはそんなものあるって聞いてないけど・・・。
 何もないんじゃない?」

セツナ

「何もないんですか?
 せっかく1位なのに・・・?」

エリル

「う〜ん、有るとしたら続編に出られるってことぐらいじゃない?
 続編、あるか分かんないけど」

セツナ

「そ、そんな・・・。
 じゃ、エリルさんは出られるかどうか、微妙なトコなんですね?」

エリル

「くぅっ! 痛いトコロを・・・。
 でも、全ては神のみぞ知るってトコよ。
 それじゃあ、そろそろお別れの時間です。
 全員で協力してくれたみんなにお別れを言っちゃおう!
 あの熱血バカはどっかに行っちゃたけど」

ダンザイバー

「俺はここにいるぜ!」

エリル

「え、何で? 闘いに行ったんじゃ・・・?」

ダンザイバー

「事件は解決。それに予算の都合上、戦闘シーンは短いんだよ」

エリル

「予算って何の・・・。
 ま、いっか。全員揃ったって事で・・・」

全員

「せ〜の、」

セツナonly

「ありがとうございました〜。あれ・・・?」

エリル

「あ〜あ、司会なんてやってらんな〜い」

ガリィ

「さ〜て、今日のメシは何かねぇ」

ライ

「チッ、やっぱアン時、ヤっちまっとけばよかった」

「ユキ。いくらなんでも1位ってのはねぇ・・・」

ダンザイバー

「わざわざ戻ってくる必要なかったな」

慧矢

「・・・」

イハドゥルカ

「欠片の分際で・・・。身の程をわきまえろ」

幽祢

「はあぁ。HPだけだったら優勝だったのになぁ・・・」

アル

「じゃ、エリル。行こうよ」

エリル

「うん。あ、エリル達帰るから、ちゃんとオチつけといてよ」

 

セツナ

「どうしよう、華麟。
 私、オチなんて・・・」

華麟

「知りません。セツナが自分で考えてください」

セツナ

「・・・華麟。ひょっとして、登録されてなかったからスネてるの?」

華麟

「(図星)・・・セツナ、いままでありがとうございました」

セツナ

「ど、どこ行くのよ、かり〜ん」

〜幕〜

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