至極天
(日記バックナンバー)
2004.1.11〜2004.9.4
2004.9.4
純「大雨だぁ〜!ってんで、こんなときに宿直に当たっちまった。
まったく、manaは、運がないっちゅーか、なんとゆーか……
現在、宿直室で、『リング2』を鑑賞中!
でも、何回見ても、ホラーじゃなくて、
能力者の悲劇って思えてしまう。
単に超能力を持って生まれただけなのに、
周りからの迫害にあって……魔女狩りだよな〜。
『リング』で、過去の超能力実験のシーンで、
集まった記者の一人が『インチキだ!』って叫んだら、
他の奴らも認めたくないのか、口々に罵って、
言い出した記者が突然死したら、
今度は、『バケモンだ……』と。
このシーンは、思わず鼻で笑っちまいましたよ。
ああ、そーいえば、manaが劇場で『貞子が可哀想だ』と泣いたら、
一緒に見に行った人に
『頼むから、貞子側で見るのやめて』と言われたなぁ〜(笑)。
そーいや、深田恭子さんが劇中で恐怖死するけど、
そんときの恐怖に歪んだ死に顔っての?
女優魂を感じました!
『リング』の松嶋奈々子さんも、『〜2』の中谷美紀さんも、
そして、『〜0バースデイ』の仲間由紀恵さんも、
み〜んな、良く演じてくれて、凄い思う。
あ、そーだ。小説と映画じゃ、死因が違うんだよな。
映画じゃ、テレビから貞子が出てくる恐怖死だけど、
小説じゃ、テレビに映った百年後の年老いた自分自身を見てのショック死。
↑まだ見てない人用に隠しとく。
見たい人は、ドラックして見てくれな。
もひとつのホラー大作の『呪怨』も別の意味で面白いな。
なにがどーなって、こんな現象が起きるのかは
全然明かされなくって、謎のままだけど、
対象者の記憶、想念を介しての時空間干渉、
テリトリーに侵入した全ての者のみならず、
関係者にいたるまで降りかかる禍呪。
まるで、悪魔の力を人間特有の残酷さで行使しているようだな。
でも、『〜2』じゃ、ちょっと母娘愛みたいなのがあって、
良い話だなぁ〜って思った。
あ、そーだ。
『〜2』を劇場で見に行ったら、
恐怖シーンになると、『臭っ!』って叫ぶ馬鹿がいてな。
雰囲気、台無し!
まぢ、祟りてぇ〜(オイオイ/笑)。
と、ここまで、ホラーな話続いたんで、ひとつ……
臨兵闘者皆陣列前行!
天台九字の加護を我らに与え給え!
急急如律令! 勅!
んじゃ、またな!」
2004.1.11
純「よっ! ひさしぶり! 今年もよろしくな。
つ〜か、去年一年、日記更新してないって事実に
さっき気付いて、愕然としたところだ(笑)。
て、笑うとこじゃないよな。
日記じゃなくて、年記だな〜、これじゃさ。
まあ、書く話題も去年は、少なかったんだけどな。
んでは、新年の日記の一発目!
『ほんとにあったコワイはなし』
行ってみよう!
これは、ボクが本当に体験した話です。
夜も遅くなり、さて寝ようかと布団に潜りました。
次第に睡魔が降りてきて、ボクは、すぅ〜っと眠りへと入っていきました。
そのとき、全身を冷たい電流とでも言うのでしょうか? そんな感じのものが走り、ボクは、身動きが取れなくなりました。
金縛りです。
目を閉じてでも、胸の上に何かがいるのが感じられます。
ボクは、無理矢理身体を起こして、
「ふざけんなっ、この野郎っ!」
と叫びながら、目の前の何もないはずの空間をぶん殴りました。
いつもなら、金縛りにあったとしても、収まるまで待っているのですが、寝入りばなを邪魔されて、ボクは、完全にキレていたのです。
拳は空を切り、何かしらの手ごたえはあるものの、まだ、何かがいるのが感じられました。
無性に腹が立ち、小さく舌打ちをして、ボクは、言いました。
「ちっ。
―アグロン・テタグラム・ヴァイテオン
スティム・ラマトン・エロハレス
レトラグ・サムマトン・クリオラン
エンティオン・エクシスティエン
ソテル・エムマヌエル・サバオト・マドナ・アーメン
エロイム・エッサイム・エロイム・エッサイム
我は、求め、訴えたり
ソロモンの鎖骨に縛されし
七十二柱の王たちよ
我の眠りを邪魔せしものを
討て 討て 討て!―」
最後の言葉とともに、全身に気合を入れました。
すると、目の前の見えない何かが弱くなりました。
でも、まだいます。
「―我が前方にラファエル
我が後方にガブリエル
我が右手にミカエル
我が左手にウリエル
我が四囲に五芒星、炎を上げたり
光柱に六芒星、輝きたり―」
今度は、別の言葉を紡ぎます。
そして、右手の人差し指と中指を立てて刀印を結び、それを頭上に掲げ、そこに光の玉をイメージします。
次に、刀印を額に持って行き、
「―アテー―」
次に、刀印を胸まで下ろし、
「―マルクト―」
次に、刀印を左肩に、
「―ヴェ・ゲブラー―」
次に、刀印を右肩に持っていき、十字を切り、
「―ヴェ・デドゥラー―」
胸の前で、手を合わせ、左手で刀の部分である2本の指を包み込み、
「―ル・オーラム・エイメン
この光の中、すべての魔を……」
と、ここで、部屋が真っ暗なのを思い出し、変えて、
「……え〜っと、とにかく、清めを―」
しんっと、部屋があらゆる意味で静かになり、ボクは、眠ることができました。後日、知人にこの話をしたところ、
「お前が一番怖い」
との感想をもらいました。ちなみに、唱えた呪文は、
最初のは『ソロモンの鍵』と呼ばれる72柱の魔王を使役すると言われているもの。
次のは、『カバラ十字』と言われるユダヤ密教の浄化の呪文。
良い子は、真似しちゃいけないよ!あとあと、この話は、100%真実です。
―了―」
とゆ〜わけで、甲信越在住、PN.manaからの投稿だ。
つーか、こいつしか投稿しないんだがな。
まだまだ、あるそうだから、そのうちまた公開すんぜ」