☆ 8月16日(火) 晴れ のち 曇り


【本日の作業内容】
水面浮遊の藻掬い作業、脱衣場のくもの巣除去、
露天風呂足場の藻落し・除去等。

【作業終了コメント】
釧路を朝8時半に出発、同9時40分頃到着。今日は今のところ
誰も来ていない!?やはり盆の16日とあってか、少々ひっそり
としていましたが・・・すぐにライダー、レンタカーでの来湯客
が続々と訪れ、すっかり露天風呂内での作業開始が遅れてしまい
ました。(^^;でも、今回は水面に浮遊する藻がちょっと多かった
ため、先に外側から藻を掬うことにしました。

おっとっと、ちょっとその前に・・・一言。
湯浴みされる皆様へ注意事項です。(^^;

最近、藻を掬ったまま、網を綺麗に濯がず、所定の位置に戻さず
で、露天風呂周辺に散乱・放置されていく方がいらっしゃるよう
です。

必ず使用後は、温泉が湖へ向かって流れ出てる場所にて網を
綺麗に濯いでから、男子脱衣所外壁に打ち込んである釘の部分
に、網の柄の部分(青い針金の輪っかになってる箇所)を掛けて
ください!

と、いうことで、一度網を綺麗に濯ぎ、所定の位置に戻したわけ
ですが・・・オートバイでお越しになられたカップルの男性が、
「お手伝いします!その網を貸してください!」とおっしゃって
いただき、集中していた藻をかなり掬って流していただきました。
ご旅行中でお疲れのところ、本当に感謝します!(^^)
ありがとうございました。m(^^)m

その後、露天風呂内へ入り、メインとなる男子脱衣場前の足場
より、半時計周りで擦り始め、全部で18箇所と一部岩盤部分
を午後12時20分、擦り落し、大まかな清掃は終了しました。

【イエローカード!!】
今回の清掃中、“My 桶”を手に持ったオジサンが来湯。
ちょっと怪しかったので、岩をデッキブラシで擦りながらチラッ、
チラッと動向を確認しながら作業していると・・・
屈斜路湖側に流れ出ている箇所へ移動して、石に湯を掛け、その
石に腰掛けた途端、躊躇うことなく「シャンプー液」を片手に、
落とし始めました!その時点で僕は、「ここ、シャンプー・石鹸
禁止ですよ!!」って警告。結局そのオジサンは洗うことを諦め
少し湯浴みをした後、帰って行きました。その昔、「地元の人が
石鹸使用してる」との話題を書き込みしましたが、そのオジサン
が乗ってた車は道外ナンバーでした。

「本州の野天風呂では石鹸・シャンプー使うの当たり前なの?」
って、問いただしたいところです!!
結果、やはり湖には泡が発生、浮遊し、取り除くのに苦労させら
れました。

もう一度皆様に再認識していただくために、ここに書きます!

私達、釧路・標茶・弟子屈に住む人間は、ここ「屈斜路湖」の水
を「生活用水」として利用してます。もちろん、そのまま煮沸も
せず、水道水を実際に口にして飲んでます。最近、この水が汚染
されてるようで、今まで身体に変調がなかったのに、その飲み水
で、実際お腹をこわすようになりました。だからこれ以上、水源
である「屈斜路湖」を汚して欲しくないわけです!!

ちなみに、北海道の水道水は、どこの地域でも、そのまま飲めま
す(^^!!今だったらきっと、釧路の水よりも、札幌豊平川の水の
方が美味しいかもしれません。

ひとりひとりの「汚さない」という努力や気持ちが、ここ「阿寒
摩周国立公園」を保全するのに大切なことだと考えます。

池の湯露天風呂2005/08/16

【スナップの説明】
@今日の池の湯露天風呂。
A少々、藻が浮かんでいる。
Bいつも集中して藻が滞っている箇所。
Cこのように道具を片付けないで放置していく
客が多い。
D脱衣場の清掃をしていると・・・
ホウキの柄にとまったキリギリスの仲間
「ツユムシ(?)」。若い緑がとっても綺麗。(^^)


↓ 各スナップにマウスを当ててね〜(^^)♪ ↓
画面右上に大きく画像が表示されます。
@
A
B
C
D