【作業終了コメント】
昨年１２月１３日以来、約２ヵ月半ぶりの露天風呂清掃となりま
した。当日は天候も良く、とても穏やかな気候に恵まれ、久しぶ
りの温泉に、朝からワクワク(o^_^o)してました。

目的地までの路面はほぼ乾燥状態！スムーズに走行・・・
しかしながら、現地に着いた途端！露天風呂を見て、がっかり。
一見、綺麗に見えるのだが・・・大量の泡と堆積した藻がびっし
り！(*_*)さすがに２ヶ月以上も放置すると、まさに「荒れ放題」
の露天風呂となっており、「これは・・・時間が掛かるぞぉ〜」
と思いつつも、まずは自分が入ろうとしている位置の足場の藻落
としから。

「すごい！」の一言。厚さ数センチの堆積した藻が、デッキブラ
シの先でつまづく。。。「重たい！」そう思いつつも、こうなっ
たら、中に入ってしまおう！ということで、早速いつも通りに着
替えて、露天内に突入！

まずは、石鹸シャンプーの泡が異常に多かったため、少しだけ掻
き出す作業を開始。ある程度、足場が見えてきた時点から、足場
の藻擦りを始めました。どこの石にも厚くびっしりと、緑色の藻
がへばりついていたために、落とすのが大変かな？って思いまし
たが、堆積している下の方が柔らかく、剥がれ易くなっていたた
めに、実際には通常の作業時間より少々オーバーしたくらいで済
みました。(^^；

問題は、擦り落とした後で浮いてきた藻と、先ほどの「泡」の除
去。量が半端でなく多く、さらに人間が歩くことで底砂利に付着
した藻も浮いてくるので、いくら除去しても追いつきません。
仕方なく、当日は午前１０時から１２時半頃まで藻擦り、その後
午後１時半頃まで除去作業をし、終了となりました。

ここまで石鹸シャンプーの泡が浮遊していると、一人だけで完璧
に綺麗にするまで、３日(週一回×３週)以上かかります。
後は、天候と風向き次第で変わりますが、あまり人間様が使用し
た石鹸シャンプー泡を屈斜路湖に流したくない！そういう思いが
あります。当たり前なのですが、これは明らかな環境破壊なので
す。ここで石鹸シャンプーを使って、髪の毛と身体を洗って、そ
して温泉を汚し、湖を汚す・・・しまいには釧路川の水に溶け込
み、それを水道水(飲み水)として利用している我々の身体の中か
ら汚染される。「温泉」としての考え方しか頭にない者の悪戯、
許せません！

ここは「国立公園」「屈斜路湖」そして「弟子屈町、標茶町、釧
路市民の重要な生活水源」、だからこそ、一人一人が汚さない努
力をして欲しい！そう願って止みません。

いつも同じようなことばかり書いても、悪戯者には殆ど現状が伝
わりません。何としてでも、「石鹸シャンプー使用撲滅！」を推
し進めていかなければなりません。

もし、現地で実際に使用されている方を確認した場合は、一言、
注意していただけるよう、皆様にもお願い申し上げます。m(__)m

それでは、次回まで・・・