池の平
白樺林に囲まれた明るくて、健康的な高原の温泉地。大正11年の開湯
と同時に会社、学校の寮や別荘地として開け、昭和5年には日本に本格的
なスキー技術を披露し、伝えた世界的トップスキーヤー、シュナイダー氏が
レッスンをしたそうです。
いもり池
高原の風が、ひっそりと輝くいもり池に、さざ波をえがいてゆきます。耳を澄ま
せば小鳥のさえずり、水面には妙高山のシルエット。早朝、ミルク色した靄の
流れる頃が特に素敵です。池の周辺には、全長1.2kmのしらかば遊歩道が
続き、気軽に散策が楽しめます。池の西側に群生する水芭蕉が咲くのは、
5月上旬頃。カンバスに絵を描く人姿も見え、いかにも高原と言う雰囲気が
たっぷりと味わえます。
写真:妙高山といもり池
妙高高原ビジターセンター
「妙高高原が火山活動などによって出来上がった様子や、そこに定着して
生まれ育ち、変化してきた動植物や人類の歴史を広く正しく知ってもらうため
に」設立されたというこのビジターセンターは、パネル、VTR、写真、鳥の声の
録音テープなどがあり、大人から子供まで、楽しく自然を知ることができます。
夏休み中には朝6時から約1時間、職員やボランティアの方が、いもり池を
中心に鳥や花について色々と教えてくれるそうです。
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