7つ葉のクローバにちなんで 七草についてのおはなしです。
(05.07.09)
春の七草

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ
・毎年1月7日に「七草粥(ななくさがゆ)」に入れて
食べる習慣がある。(食べると、災いを除け、長寿富貴を得られるらしい。)
・平安時代に「四辻の左大臣」が
「せりなづな 御形はこべら 仏の座
すずなすずしろ これぞ七草」と詠んでから、
春の七草として定着した。
1.芹(せり)−−−−−−−川辺・湿地に生える。
2.薺(なずな)−−−−−−ペンペン草。
3.御形(ごぎょう)−−−−母子草。
4.繁縷(はこべら)−−−−小さい白い花。「はこべ」。
5.仏の座(ほとけのざ)−−正しくは田平子(たびらこ)。
6.菘(すずな)−−−−−−蕪(かぶ)。
7.蘿蔔(すずしろ)−−−−大根。


秋の七草
萩(はぎ) 薄(すすき) 桔梗(ききょう) 撫子(なでしこ) 葛(くず) 藤袴(ふじばかま) 女郎花(おみなえし)

・「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり)
かき数うれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴 朝顔の花」
(山上憶良(やまのうえのおくら)、万葉集・七草の選定者)

・春の七草は「七草がゆ」にして食べるなど、
”食”を楽しむものですが、秋の七草は花を
”見る”ことを楽しむもののようです。

     

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