第7号(2002年6月16日・きのとう 仏滅)
正しく知ってる?この数量
「聞き取れ」TOPへ

正しく知ってる?この数量

私たちが普段よく耳にする言葉の中には、数量を表現するにしてはあまりにもあいまいな言葉がたくさんあります。
例えば、料理するときによく使われる「塩少々」の「少々」、物の大きさを表すときの「こぶし大」の「こぶし」。これらがどれだけの量なのか、どれくらいの大きさなのか、みなさんは知っていますか?

恐るべき実状

街頭調査を実施したところ、「塩少々」はほんのひとつまみからスプーン山盛りまで人によって様々な量を示し、「こぶし大」はほぼ全員が自分のこぶしと同じ大きさだと答えました。
結果、各々が自分の主観に基づいて、これくらいだと判断していることが分かります。これでは正しい量や大きさが伝わらず、非常に困ったことになります。

正しい量と大きさ

日本基準値設定委員会によって「少々」と「こぶし」は以下のように定められました。
これでみなさんも正確な「塩少々」と「こぶし大」が分かったのでもう困ることはありませんね。
【塩少々】
塩少々
少々とは、この額の丸1個に山盛りにした量。
(注)丸からはみ出してはいけません。
【こぶし大】
こぶし大
中肉中背の40代のサラリーマン(年収約400万、3日に1回は吉●屋の牛丼が昼食)のこぶし。
(注)これは平成13年の日本人のこぶしの大きさの平均です。

なんだくん 「少々」に「こぶし大」か。
ぼく、ちゃんと憶えられるかなぁ。
どーなちゃん 大丈夫よ。
忘れたときは額に丸のあるサラリーマンを見ればすぐに分かるわ。


※ここに記載された内容はフィクションです。実在の団体・人物とは関係ありません。
(提供:ゲレン堂出版)


←前へ次へ→


[聞き取れTOP][語句篇][会話篇][日刊どーなんだ?]
[このサイトについて][よくある質問と答]

ことばの限界に挑む!「聞き取れ」 Copyright (C)2002 ことばの限界研究会