使い方・・・私の場合・・・

といっても、これらを知るきっかけになったお世話になっているお店の
方からのうけあいが基本なんですが、珪酸塩白土のパウダーを水に溶い
たものを暫く放置した上澄みで500倍の竹酢液を作ります。そこにク
ララなどの摘出液を500倍になるように入れ、インドセンダンからの
液を300倍になるように入れた混合液を噴霧器を使い植物にたっぷり
と、土にも散布するって感じです・・・。
平たく言うと、5リットルの水に珪酸を5グラム程溶かし、その上澄み
液に竹酢液10cc、クララ液を10cc、ニーム液を17cc混合し
た液体って事です。

竹酢液・・・炭を作る時に
出る煙を採取し、冷やして
蒸留して作ります。木炭を
作る時に採取する物は木酢
液で、これは竹炭の時に採
取した物です。基本的には
どちらも同じ効用・成分で
すが、竹炭の方が殺菌度が
高いといわれています。

OUT

肥料はこんな感じに与えています。鉢の淵や条間に施肥し(白い粒がそれで
す)、肥やけで根が傷まないようにしています。といっても、邪魔にならず
施肥しやすい所を求めた結果なんですが・・・(笑)。通常はこれに土を被
せています。
これは後になって知ったのですが、園芸研究家の上岡誉富(うえおかたかよ
し)氏の考案した「条溝施肥」という方法とほぼ同じで、肥やけしにくくじ
わじわ養分が浸透するといった方法ということで、アドリブながらにもあな
がち間違ってはいなかったと立証されたしだいです(喜)。

さて、今度は肥料です。肥料は基本的に普通濃度有機化成肥料を使っています。化成肥
料の手軽さと、有機肥料のやさしさを併せ持ったタイプの物で、夏季には20〜25日
毎に土10リットルに対し10グラムほどの割合で与えます。また、液肥は7〜10日
くらいの間隔でで、1000倍の濃度で与えます。どれも毒性が低く純度が高い信頼で
きる物と思っています。

防虫・抗菌に一役かっているアイテム。300〜1000倍に薄めて散布します。液体はどれも
植物由来のもの、言い換えれば漢方やハーブといったものなので、散布時にマスクも手袋も要り
ません。勿論、残留性も副作用もなくペットや蜂、ミミズにもなんら障害はありません。また、
天然由来のため有機成分やミネラルも豊富で、土壌を健康な状態にしてくれます。ただ、農薬で
はないので、即効性はありませんし、100%病害虫がなくなるといったことはありませんが、
効果はかなり期待できますよ。

5−5−5−1(苦土)の液
肥。コラーゲン、アミノ酸、
微量要素を含み、連作生育障
害軽減が期待できる。
種苗メーカーオリジナル。

NPKが12−8−8に微量
要素、有機入りのIB有機化
成。50日間、じわじわ安定
して効力
を発揮。
こちらも、ペットボトルに移
してあります。

キハダ・クララ・ダイオウ・
クズ・コガネバナ・カンゾウ
・ショウガ・ミカン・ナツメ
・トウキ・センキュウ・トウ
ガラシ・ニッケイ・ニンニク
・センダンからなる液体。
漢方的な生薬なので、環境に
もやさしく避虫・病気対策に
効果的です。

インドセンダン(ニーム)の
仁から採取した物で、避虫や
摂食障害の効果があると言わ
れています。また、抗菌効果
も期待できます。

珪酸塩白土・・・天然のミ
ネラル成分が豊富で、土壌
改善に効果を発揮します。
また、小粒〜粉末の物は土
に混ぜ込み、片栗粉ほどの
超細粉タイプは水で溶いて
スプレーしたり、挿し木の
切り口に付け、保護します。
静菌・浄化作用に富んでい
ます。

NPKが9−12−9で有
機20%の微量要素入り。
原料に尿素を使用していな
いのでガス発生の心配もな
く、ハウスでも使用できる
タイプの物。あまり長時間
空気に触れていると窒素分
が分解されてしまうので、
ペットボトルに移してあり
ます。