みやぎ「赤旗」自然・山愛好会

 アルプスへの挑戦を

 「会」の紹介に、アルプスなどに挑戦しているグループもあると紹介さ
れています。

 この数年、メンバーは少しの入れ替えがありますが、2009年は、横尾泊で槍ヶ岳に難り、槍ヶ岳山荘泊から横尾に下り、涸沢泊で奥穂高岳に登り、重太郎新道経由で上高地泊。2010年は、涸沢泊で奥穂高、涸沢岳、北穂高山荘泊のミニ縦走。2011年は、槍沢ロッジ泊でヒュッテ大槍経由・東鎌尾根から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳と3、000mのミニ縦走など実行している。(登山記は、2011年)

 初めての参加者は一応に東北の山々との山様の違い、急峻さ、スケールの大きさに感動させられる。

 仙台を夜の新幹線で出発し、23時の新宿発の夜行パス・さわやか信州号で上高地に。晴れた日の上高地から横尾までの奥上高地までは、色々な表情を見せてくれて楽しいひと時だ。夜行バス泊入れて4泊5日です。

 どこのアルプス山荘も昼食込みで10.000円のようです。

 東北の飯豊山、朝日連峰は勿論、ぜひ、当会員が自身の登山力に見合うアルプス挑戦を試みられる事を。目標を持ち曰頃の身体づくりへの努力は、月例会等の山行を楽しいものにする事につながると思います。


槍ヶ岳から南岳へ

 9月22日、新幹線で新宿へ、夜行バスで上高地に6時着。ゆったりと槍沢ロッジ泊。風呂で汗と疲れをとる。

 
天狗池で逆さ槍を見ることができ、ヒュッテ大槍経由の東鎌尾根コースから、台風一過の真っ青の空に
そぴえ立つ槍ヶ岳や360度の山岳風景に大満足。

坊主岩小屋からの急角度のコースを登った甲斐が

あった。3時間待ちの長蛇の列に頂上は断念した。

 
朝食は、早く並んで済ませ、大喰岳、中岳経由で南岳に。小屋の先から去年見えなかった大キレットを展望した。
 西尾根の南岳新道を下って槍平小屋で一服して、飛騨沢沿いのきつい山道をひたすら白出沢出合まで下り、新穂嵩温泉までは、右俣林道で歩きやすいが、最後の長丁場で足に大きな負担がかかった。温泉
入り口で待っていてくれたペンションの車に。


 
登ってきた槍を見ながらの朝食、コーヒータイムに満足して、帰仙した。

(仙台 三浦一次 71才)