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京大ブリッジクラブのボックス(部室)に代々伝わるノートから,面白い話を転載します。著作権は京大ブリッジクラブにあり,無断転載を禁じます。

目次

1.読み物 6NTの悲劇


6NTの悲劇

このようなハンドがあるとしよう。試合形式は Match Point。

432
AKQ754
63
52
O.L.8
AKQJ10
62
AQ4
AQ3

さて、South のコントラクトと、その時に考えるであろうプレイは...

7NT======ハートは3−2に決まっとる。うりゃー(7メイク)
7S,7H==7NTに負けるが仕方ないか。やっぱりハートは3−2だ!!(7メイク)
6NT======このコントラクトでTOPになる為には...ハートは4−1だよ〜
      ハートを1回ホールドして...ありゃ3−2だ!!(6メイク)
6S,6H おお!!7NT,7S,7H,6NT全てに劣るコントラクト!!
      これはせめて6NTに勝つために7メイクしかね〜
      ハートをたたいて3−2だ!(7メイク)
RESULTS
Cont. make MP 注)6Sはハートをたたいて DOWN する時に DOWN 数で
7NT,7Sに勝っているのでハートをたたくプレイが存在する。
6Hはたたけば、ほぼメイクする。
7NT 7made 80%
7S/7H 7made 60%
6NT 6made 20%(ボトム)
6S/6H 7made 40%