2010年の夢日記

06/14

タイ ~怒りのアフガン~

食卓に座ったら、親父が「生きた鯛を買ってきた」と言って大きな鯛がピチピチ跳ねるお皿を出してきた。…のはいいんだけど。

「鯛って足あったっけ?」
「さぁ? 食べられれば何でもいいんじゃない」

よく見たらエラと尾ひれのあたりに足が生えていた。爪と肉球も付いてる。けど、しょせん魚だからヌルヌルしてて触る気がしない。

ま、いいか。さっそく活け造りにしようと包丁を手に持つと鯛はムクッと起き上がり、4本足で逃げていった。

待てよ僕の晩飯!

そう叫びながら追いかけること数日。僕はベトナムか何処かのよくわからないジャングルにいた。ツタをかけわけながら進んでいくと目の前に逃げた鯛が弓矢を持って立っていた。鏃が僕を向いている。前足で器用に矢をつがえてビュンビュン撃ってくる。

僕の頭上をかすめたそれは、たまたま通りかかった軍用ヘリを撃ち落とすほどの威力だった。

鯛ってホントは恐い生き物なんだ、と思った。

02/20

マリオカート!

転勤族から解放されて故里の大地に降り立った。久しぶりの故里はいいもんだなぁ。 感慨にふけっていると…。

ビュンッ! すごい速さの何かが背後から前方へ駆け抜けていった。

巻き起こった風で髪が前へなびく。僕はスキンヘッドなのになぜか髪がなびいている。駆け抜けていった何かが、遙か前方の曲がり角を曲がっていく姿がチラッと見えた。

「マリ…オ?」

間違いない。マリオだ。カートに乗っていた。

ビュンッビュンッビュンッ!

すぐあとにルイージ、ヨッシー、ピーチ姫が疾走していった。なんだ。どうなってるんだ。 そのとき、近くを通りかかった通行人の声が聞こえてきた。

「マリオだ。またレースしてるよ」
「俺、こないだ、交差点で信号無視してきたマリオとぶつかりかけちゃったよ」
「レースするのはいいけど信号くらい守って欲しいよね」

マリオたちは街の嫌われ者だった。

02/16

いざ出張

会社から出張するよう指示されたのでランスを担いで出張先へ向かう。出張先はすんごい田舎だった。会社までの通勤経路にボルボロスとディアブロスモンスターハンターというゲームに出てくるモンスターの名前。が密集してて吹っ飛ばされまくって乙った。何度もBCモンスターハンターのゲーム開始地点。振り出し。に戻されたので会社に遅刻。

出張先の周知メールで「蚊」の太郎くんの指名手配写真が送付されてきた。へぇ、指名手配犯とかいるんだ。物騒だな。

ふと横をみると太郎くんがいた。僕の血を吸ってる。ペチッっと潰したら、腹の中から小さい太郎くんがいっぱい出てきた。

蜘蛛かよ。蚊の子供はボウフラだろ! とかツッコまない。夢なんだから。

小太郎くんを退治するため、急いでバルサンを炊こうとしたがtwitterのフォロワーさんが欲しいっていうからバルサンをあげた。

01/01

初夢

環境汚染で人類が住めなくなった地球を捨て、移民先の惑星を探す長い航海に出て数年。調査のために立ち寄った惑星で、我々はイチゴのショートケーキを拾った。

それが悪夢の始まりだった。

逃げ場のない宇宙船で、次々とケーキに食われていくクルーたち。そして今、僕とケーキの壮絶な戦いが始まる。