京都市立美術館アクセスマップ


京都市美術館と京都国立近代美術館は神宮道を挟んで向かい合って建っています。
アクセスマップも、途中までは同じですが、特に神宮道の交差点からに注目してください。

【東山二条バス停から】
東大路通り南行きのバス停で下車。(北行きのバス停の場合は、東山仁王門前のバス停が少し南側の向かいにある)
バスを降りて、乗っていたバスの進行方向(南)に進む。しばらく歩くと歩道の左寄りに電柱がある。電柱から3メートル程先へ斜めに延びるアース?細い支柱がのびていて危険。かといって車道側を歩いても、障害物がある。

50メートルほど進むと東山仁王門の交差点がある。点字ブロックあり。交差点の車道よりに公衆電話ボックスあり。角はビジョンメガネ。

この交差点を左に曲がって、仁王門通りを東に向かう。仁王門通りの北側を歩いていることになる。少し行くと、車道よりに排気口かと思われる用途不明のレンガ作りのボックスがあり、さらに進むとバス停の点字ブロックがある。(46・特206号系統)

さらに進むと、急に道が左へ歩道の道幅分平行移動しているところにさしかかる。つまり、歩道の左端を行くと、そこが次の歩道の右端になるのだ。まっすぐ進もうとすると車道に出てしまうので、要注意。
さらに東へ進むと、南側は行き止まりの北に向かうT字路に差し掛かる。点字ブロックあり。そのまま東に渡る。交差点北西角は京都水道会館。ここの横断歩道には歩行者用の信号はない。ついでに道の名前も付いていない。

横断歩道を渡り終わると疎水沿いの道になるが、まず行く手を阻むのは鎖である。
アスファルトも切れて、土の感触を足裏に感じる。少し右に振って鎖沿いにさらに東へ進む。(逆に鎖に沿って左にずれると散歩道の入り口がある)
左手の鎖は5メートルほどでなくなる。右手の車道との境には、膝上ぐらいの高さの植え込みが続いている。
所々に桜の木もある。左側には土が少し盛り上げてあり、その向こう側には、疎水沿いの散歩道が平行して走っている。
アスファルトで舗装されているのは、約70センチ程度だろうか。つまり、右に杖をのばせば木立に当たるし左に振れば土の感触が味わえる。
通りの向こう側(南側)には、消防署、能・狂言観世会館がある。

次に水の落ちる音が聞こえてくる。そこが、仁王門橋・・・白川と疎水の合流点だ。特に段差とかはなくて足裏にはフラットな感じである。
そこを通り過ぎるとまもなく、神宮道ノ交差点だ。点字ブロックあり。
横断歩道を進行方向に東へ渡る。
左に曲がって疎水に掛かっている橋を渡る。神宮道を北に進んでいることになる。
橋を渡り終えてそのまま進むと、車道が広がってきているので、歩道からはずれてしまう。←歩道が右にカーブしているためここで右にずれて、建物よりに進路を変えて壁(垣根)沿いに歩く。

ここは、南行きのバス停になっているのだが、なぜか点字ブロックがない。 (向かい側の近代美術館の前の北行きのバス停には点字ブロックがあるのだが)
垣根に沿って10メートルほど進むと美術館の入り口に差しかかる。
垣根が途切れたところからは石の柱(歩道と市美術館の敷地内との境界)と自動車進入防止用の80センチ程の高さのポールが1メートル弱の等間隔で設置されている。ここからが難所だ。点字ブロックの誘導もなければ、チャイムもない。
右前方約30度の角度で進まなければならない。うまくいくとスロープに巡り会う。
左にそれると階段に行き着く。右にずれると建物を覆う植え込みがある。
スロープを登り切ったところに右手に入り口。最初の入り口だけスロープになっている。ドアを通って暫く行くと3段の階段がある。
階段を上がり右手に曲がると受付。

○それにしても、この間いくつかの美術館を訪ねましたが、いずれも歩道から受付までの誘導ブロックがありませんでした。
歩道から、建物の間には広い部分がありますね。そこをうまく通り抜けて受付へたどり着くのがたいへんだと思います。
壁沿いに歩くのは容易いですが、広いところをまっすぐ歩くのはかなり難しいことです。

○注意点:東大路通りの歩道は、車道との境目が10センチほど盛り上がった縁石でできていて、少し狭い。仁王門通りの歩道は、少し広くて、車道との境は、10センチほどの段差になっている。散歩道を歩くのもいいが、ベンチなどがあって歩きにくい。
疎水の向こう岸には桜並木があっていい雰囲気らしい。冬場はいいが、季節によっては、疎水に鼻をつくような匂いを感じるだろう。車いすの場合は、仁王門通りの南側を進む方がよりフラットだ。僕には、今回紹介した道が足裏への刺激があったり、水の音も聞こえてきて、お勧めである。(光島貴之メモ)

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